October 24, 2014

L'écume des jours #302

ldj141024mj01.JPG

ldj141024mj02.JPG

ldj141024mj03.JPG

ldj141024mj04.JPG
© photo by hiromi suzuki

Kamikitazawa Setagaya-ku, Tokyo

投稿者 orangepeel : 04:43 PM | コメント (0)

June 26, 2014

Ms. cried - ミズクライド ( information XIII )

mscried140626mj.jpg
Ms. cried
77 poems by hiromi suzuki

photographs by ichigo yamamoto

如月出版 刊

ISBN978-4-901850-42-1

delta140626mj.jpg
δ- Delta NUMERO 37 Juin 2014

北園克衛「VOU」のメンバーでいらした田名部信氏 主宰の国際的前衛詩誌「δ」37号にて書評を頂戴しました。

_____ ... 詩人は, ことばの見えない清流で, 現代人の日常生活の軽さを洗い出し, その断片と断片のあいだの透明なガラス状の光と意想外な連鎖を楽しんでいるように思われる. かつて水の流れに沿って生活していた女たちが, その水で野菜を洗い, 日々の生活をそれぞれの思いで刷新していたように. だから, 軽さは軽薄さではない. たぶんそれは, ひとの身体の中に生まれつきセットされた生きる技法から生まれる緑の風なのである. 詩人は, その緑の風のことばでできたジャズピアノを弾いているのだ. 聴いて楽しもう. ....
山本一語の写真は, 詩への詩画風の応答ではなく詩の double (分身)である.
77 という数字は, ひょっとするとボルヘスの「七つの夜」に想を得ているのかもしれない. _____

田名部信 「δ」37号 p.45より (一部引用させていただきました)

「δ(デルタ)」新刊・バックナンバーは、書肆啓祐堂 で購入できるとのことです。

投稿者 orangepeel : 06:27 PM | コメント (0)

May 27, 2014

サロペット船長

*以下のテキストは画像となっております。クリックすると拡大で読めます。

captainsalopette140527mj.jpg



© prose poetry by hiromi suzuki, 2014

投稿者 orangepeel : 11:23 AM | コメント (0)

May 20, 2014

私はまだここにいる

*以下のテキストは画像となっております。クリックすると拡大で読めます。

imhere140520mj.jpg



© prose poetry by hiromi suzuki, 2014

投稿者 orangepeel : 09:16 AM | コメント (0)

May 06, 2014

地下鉄の駅で

*以下のテキストは画像となっております。クリックすると拡大で読めます。

inastationofthemetro140506mj.jpg



© prose poetry by hiromi suzuki, 2014

投稿者 orangepeel : 10:01 AM | コメント (0)

April 15, 2014

無花果の宿

*以下のテキストは画像となっております。クリックすると拡大で読めます。

fig140415mj.jpg



© prose poetry by hiromi suzuki, 2014

投稿者 orangepeel : 10:06 AM | コメント (0)

April 01, 2014

gui #101

4月1日発行、詩誌『gui』101号に、詩とアートワーク4頁を連載しております。

gui101mj01.jpg

gui101mj02.jpg

gui101mj03.jpg

gui101mj04.jpg
poetry & watercolour paintings : hiromi suzuki, 鈴木博美

*北園克衛『VOU』の血脈を継ぐ詩人・アーティストとご一緒させていただいております。

投稿者 orangepeel : 09:09 PM | コメント (0)

March 25, 2014

ドカン夫人

*以下のテキストは画像となっております。クリックすると拡大で読めます。



mrsdokan140325mj.jpg



© prose poetry by hiromi suzuki, 2014

投稿者 orangepeel : 11:49 AM | コメント (0)

March 11, 2014

L'écume des jours #275

ldj140311mj01.jpg

ldj140311mj02.jpg

ldj140311mj03.jpg

ldj140311mj04.jpg

ldj140311mj05.jpg

ldj140311mj06.jpg

ldj140311mj07.jpg
© photo by orangepeel

Yazawagawa River

Todoroki Setagaya-ku, Tokyo

投稿者 orangepeel : 10:25 PM | コメント (0)

March 07, 2014

L'écume des jours #274

ldj140307mj01.jpg

ldj140307mj02.jpg

ldj140307mj03.jpg

ldj140307mj04.jpg

ldj140307mj05.jpg

ldj140307mj06.jpg

ldj140307mj07.jpg

ldj140307mj08.jpg

ldj140307mj09.jpg

ldj140307mj10.jpg

ldj140307mj11.jpg
© photo by orangepeel

Sumida River

Machiya Arakawa-ku, Tokyo

*上から8枚目の写真は、尾竹橋通り沿い荒川区町屋7丁目に残る石橋。
 よく見ると、「荒木田橋 昭和六年十二月」と記されている。
 江川堀の名残り。
 戦前には、そこに生活の水が流れていた。

投稿者 orangepeel : 08:47 PM | コメント (0)

January 29, 2014

Ms. cried - ミズクライド ( information )

reyforet140129mj.jpg
© photograph : Rey Foret

Ms. cried in Berlin.

ドイツ在住の写真家・アーティスト、Rey Foret 氏より
‘Ms. cried’ をご購入くださったとのメッセージをいただきました。

Thank you very much* Mr. Rey Foret

投稿者 orangepeel : 07:01 PM | コメント (0)

January 16, 2014

L'écume des jours #269

ldj140116mj01.jpg

ldj140116mj02.jpg

ldj140116mj03.jpg

ldj140116mj04.jpg

ldj140116mj05.jpg

ldj140116mj06.jpg

ldj140116mj07.jpg

ldj140116mj08.jpg

ldj140116mj09.jpg

ldj140116mj10.jpg

ldj140116mj11.jpg

ldj140116mj12.jpg

ldj140116mj13.jpg

ldj140116mj14.jpg

ldj140116mj15.jpg

ldj140116mj16.jpg

ldj140116mj17.jpg

ldj140116mj18.jpg
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 11:51 PM | コメント (0)

January 13, 2014

Ms. cried - ミズクライド ( information )

mscried140113mj.jpg
‘Ms. cried’
77 poems by hiromi suzuki

photographs by ichigo yamamoto

北沢川文化遺産保存の会でフィールドワークをご一緒させていただいた、
きむらけん氏(文化探査者、ノンフィクション作家、童話作家。北沢川文化遺産保存の会幹事)より、
ブログ「東京荏原都市物語資料館」にて『Ms. cried』を紹介いただきました。
謹んで感謝申し上げます。

_____ イラストレーター鈴木博美さんの詩集『Ms.cried』
昨年2013年暮れに上梓された。彼は我等の古い仲間である。水路系の人だ。
詩集タイトルも後書きに、「武蔵野台地伝承の地『水食らい』に着想を得た」と。

言葉は表象だ。現実の約束事巧みに借りながらうんとこしょっとこと自分の世界に引き込む、軽妙な面白さがある。鈴木さんの詩を読んで、私はそんなことを感じた。発行所、如月出版 価本体二、〇〇〇円+

from 東京荏原都市物語資料館 「下北沢X新聞(2479)〜花袋の玉川電車に乗る〜」 (January 10, 2014)

投稿者 orangepeel : 05:30 PM | コメント (0)

Bill Brandt

billbrandt1401mj.jpg
Bill Brandt (3 May 1904 – 20 December 1983) was an influential British photographer and photojournalist known for his high-contrast images of British society and his distorted nudes and landscapes.
from

“Born in Hamburg, Germany, son of a British father and German mother, Brandt grew up during World War I, during which his father, who had lived in Germany since the age of five, was interned for six months by the Germans as a British citizen. Brandt later disowned his German heritage and would claim he was born in South London. Shortly after the war, he contracted tuberculosis and spent much of his youth in a sanatorium in Davos, Switzerland. He traveled to Vienna to undertake a course of treatment for tuberculosis by psychoanalysis. He was, in any case, pronounced cured and was taken under the wing of socialite Eugenie Schwarzwald. When Ezra Pound visited the Schwarzwald residence, Brandt made his portrait. In appreciation, Pound allegedly offered Brandt an introduction to Man Ray, in whose Paris studio Brandt would assist in 1930.”
from en.wikipedia

投稿者 orangepeel : 05:20 PM | コメント (0)

December 21, 2013

Ms. cried - ミズクライド ( information )

mscried131221mj01.JPG

mscried131221mj02.JPG

mscried131221mj03.JPG

mscried131221mj04.JPG

mscried131221mj05.JPG

mscried131221mj06.JPG

mscried131221mj07.JPG
© photo by orangepeel

渋谷東急 BunkamuraB1 NADiff modern にて、

‘Ms. cried’
77 poems by hiromi suzuki
photographs by ichigo yamamoto

2014 hiromi suzuki illustration CALENDAR

販売していただいております。

*クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

投稿者 orangepeel : 07:50 PM | コメント (0)

December 20, 2013

L'écume des jours #267

ldj131220mj01.JPG

ldj131220mj02.JPG

ldj131220mj03.JPG

ldj131220mj04.JPG

ldj131220mj05.JPG

ldj131220mj06.JPG
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 08:22 PM | コメント (0)

December 19, 2013

Ms. cried - ミズクライド ( information )

mscried131219mj.jpg
‘Ms. cried’
77 poems by hiromi suzuki

photographs by ichigo yamamoto

仕事を終えて買い物にでたある夕暮れ、薄暗がりの狭い路地に古びた石橋を見つけました。
かつて渋谷区内に流れていた川の名残りです。
都内の「川」は、1964年の東京オリンピックにあわせ一斉に地下に追いやられてしまったのでした。
カメラや古地図、史料を片手に、東京の失われた川や街の中にひっそりと息づく泉をめぐる、
ちいさな旅が週末のたのしみになっていったのは 15、6年くらい前だったでしょうか。

本詩集タイトル『Ms. cried』 - ミズクライド - は、雨水をすべて吸い込んでしまうという
武蔵野台地伝承の地「水食らい土」に着想を得ました。
その語感は、私には丘陵に城をかまえる、眠りの女王を思わせます。
地中奥深く、礫の砦を築きあげ、眠りつづけるミズクライド。
ケルトや北欧では、ひとびとの「見えないもの」への想いから詩や神話が生まれたように、
私の詩作は、足元にひそむ「水」への想いから始まったように思います。

1999年〜2000年『ユリイカ』に掲載された作品を含め、長年書き続けてきた詩から77篇を編みました。
ひとつひとつの詩は作った年代がアトランダムですが、
日常からひろいあげた物語をモノクロームのオムニバス映画のように構成してみました。

‘Ms. cried - ミズクライド’ あとがき より


77 poems by hiromi suzuki 『Ms. Cried』 (如月出版) は、全国の書店様・Amazonにてお買い求め頂けます。

投稿者 orangepeel : 05:01 PM | コメント (0)

December 15, 2013

L'écume des jours #266

ldj131215mj01.JPG

ldj131215mj02.JPG

ldj131215mj03.JPG

ldj131215mj04.JPG

ldj131215mj05.JPG

ldj131215mj06.JPG
© photo by orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 06:10 PM | コメント (0)

December 13, 2013

Ms. cried - ミズクライド ( information)

mscried131213mj01.jpg
‘Ms. cried’
77 poems by hiromi suzuki

photographs by ichigo yamamoto

詩にはどれもE.E.カミングスやブローティガン、サリンジャーと同等の感慨を持ち、
山本一語氏の写真は、どれも詩を映して滲みいってくるようで、
トータルで、”もののかなたを見ずクラウド”、
私には、雲の行方を眺めているような詩集になっていて、
とても耽美で美しい本だと思いました。

音楽家・著述家 渚十吾氏よりいただいたメッセージ。

そして、また

詩と写真、英国の”dakota suite”の一連の音楽を思い出しました。_____

とも。

ありがとうございます。

dakota suite


I see your tears


an almost silent life

投稿者 orangepeel : 07:38 PM | コメント (0)

December 04, 2013

Ms. cried - ミズクライド ( information)

mscried131204mj01.jpg
‘Ms. cried’ - introduction

mscried131204mj02.jpg
‘Ms. cried’ - déjà-vu

mscried131204mj03.jpg
Ms. cried @ 戸田書店静岡本店様

mscried131204mj04.jpg
Ms. cried @ 水曜文庫様

mscried131204mj05.jpg
Ms. cried @ 丸善ジュンク堂 新静岡店様

_____ 北園克衛「VOU」の血脈を受け継ぐ詩誌「gui」同人であり、1999-2000年入沢康夫氏選により「ユリイカ」に掲載された鈴木博美の記念すべき集大成詩集。雨水が幻のように吸い込まれ、地中深く眠る武蔵野伝承の地「水食らい土」から着想した表題作を含め、独特の感性で綴られた作品群に、「gui」同人、山本一語の静謐な写真とのコラボレーションが深い余韻を伝える新感覚の詩集。_____

新刊!「Ms. cried - ミズクライド」 hiromi suzuki/著 北園克衛の流れを汲む詩 from 如月出版 (2013.12.03 Tuesday )

77 poems by hiromi suzuki 『Ms. Cried』 (如月出版) は、全国の書店様にてお取り扱いとなっております。
また、お近くの書店様からのお取り寄せもできます。

ISBN-10: 4901850423
ISBN-13: 978-4901850421

*Ms. cried - 77 poems (@mscried) on twitter もご覧くださいませ。

投稿者 orangepeel : 11:16 PM | コメント (0)

November 27, 2013

Ms. cried - ミズクライド ( information)

mscried131127mj.JPG
Ms. cried @ 池袋LIBRO 様

77 poems by hiromi suzuki 『Ms. Cried』 (如月出版) は、全国の書店様・Amazonにてお買い求め頂けます。


書評を頂きました。謹んで感謝申し上げます。

■ 静岡市葵区鷹匠 水曜文庫 様 新刊「Ms cried」のご案内 (November 25, 2013 )

■ 中野新橋 古書 猫額洞 様 鈴木博美・山本一語「Ms.cried(ミズクライド)」 (November 27, 2013 )


*Ms. cried - 77 poems (@mscried) on twitter でもinformationを発信しております。ぜひご覧くださいませ。

投稿者 orangepeel : 11:35 PM | コメント (0)

November 18, 2013

‘Ms. cried’ 77 poems by hiromi suzuki

mscried131118teasermj.jpg

‘Ms. cried’
77 poems by hiromi suzuki

photographs by ichigo yamamoto

kisaragi publishing, 2013.11.22 on sale

ISBN978-4-901850-42-1

投稿者 orangepeel : 07:38 PM | コメント (2)

November 03, 2013

Štirje pesniki iz Slovenje

slovenija131103mj01.jpg

連休中日、神保町古書市にて『ザ・リバー』 (ヘンリー・D・ソロー, 1993 宝島社)と『思ひ出』 (北原白秋, 1967 柳河版)を購入。

たのしみにしていた「スロベニアからの4人の詩人」朗読会 (明治大学アカデミーコモン)へ。
モチーフになっていた“葡萄の樹”への質問に、「キリスト教以前の宗教の象徴。真実・大切なものを意味しています」とのこと。
ケルトや北欧の世界樹とおなじ概念なのかしら、とおもい、
いただいた詩の冊子をあらためて読み返しながら、
スロベニアの詩人の、自然への畏怖・畏敬からの内省を感じ取りました。

野村喜和夫氏の“不老川”を拝聴。
武蔵野台地の果て、逃げ水の里に育った10代の私にとって、
不老川は、空っ風を顔に受けながら自転車こいでやっとたどりついた《水》の風景だった。
不老川。
スロベニアの詩人によって「furo river」と翻訳されたのが不思議だった。
furo =flow。
冬には干上がってしまうという不老川が、「ひそかに息づき流れ続ける川」として鮮やかによみがえった。
狭山市堀兼の小流は川越で新河岸川に合流し東京湾へ。そして世界の大洋へ。

投稿者 orangepeel : 10:26 PM | コメント (0)

November 02, 2013

川 KAWA=FLOW

masaoyamamoto131102mj01.jpg

masaoyamamoto131102mj02.jpg

masaoyamamoto131102mj03.jpg

masaoyamamoto131102mj04.jpg

masaoyamamoto131102mj05.jpg

masaoyamamoto131102mj06.jpg

masaoyamamoto131102mj07.jpg

masaoyamamoto131102mj08.jpg

masaoyamamoto131102mj09.jpg

masaoyamamoto131102mj10.jpg

masaoyamamoto131102mj11.jpg

masaoyamamoto131102mj12.jpg

masaoyamamoto131102mj13.jpg

masaoyamamoto131102mj14.jpg

masaoyamamoto131102mj15.jpg

KAWA=FLOW

フラジャイルでポエティックな写真。

from Masao Yamamoto / 山本昌男

投稿者 orangepeel : 04:11 PM | コメント (0)

September 19, 2013

L'écume des jours #263

ldj130919mj01.JPG

ldj130919mj02.JPG

ldj130919mj03.JPG

ldj130919mj04.JPG

ldj130919mj05.JPG
© photo by orangepeel @Tamagawa Aqueduct sasazuka shibuya-ku, tokyo

“私のすむ地元、笹塚では、駅前で玉川上水が一部開渠となって、
せせらぎが顔をのぞかせています。
春から夏にかけては、水量も増え、土手際でせりを摘む人もいます。
この水、実は、羽村から来ているものではなく、どこからともなく湧きだしているそう。”

『ミズクライド』

投稿者 orangepeel : 02:50 PM | コメント (0)

September 01, 2013

Canal

canal130901mj.jpg
Erie Canal

投稿者 orangepeel : 05:58 PM | コメント (0)

August 27, 2013

from my collage logbook : blackwater 4

frommycollagelogbook130827mj01.jpg

frommycollagelogbook130827mj02.jpg
© hiromi suzuki, 2013

collage on charcoal and watercolour.

from my collage logbook

投稿者 orangepeel : 05:01 PM | コメント (0)

August 20, 2013

from my collage logbook : blackwater 3

frommycollagelogbook130820mj01.jpg

frommycollagelogbook130820mj02.jpg
© hiromi suzuki, 2013

collage on charcoal and watercolour.

from my collage logbook

投稿者 orangepeel : 02:13 PM | コメント (0)

August 17, 2013

It is the story of the falling rain

kewbridge130817mj03.jpg
'The Self-playing Instrument of Water' by Alice Oswald



2011年6月に倫敦キュー・ブリッジを訪れた際、テムズ川西岸の大々的な再開発に気付いた。
かつて浄水場があったところで、現在、未来都市にむけて、アーティストとのプロジェクトがすすんでいるそう。
錆びついた下水管がペンタグラムデザインのハリー・ピアースによってタイプフェイスに再生され、
T.S.エリオット賞詩人アリス・オズワルドの“水”の詩が、160mの舗道に刻印された。

文字と言葉が、
川から空へ、
そしてまた人々の足元の生活へふりそそぐ、
“水”の物語のパイプとなる。





kewbridge130817mj02.jpg
“a lost typeface brought back to life to tell a tale of water, from the river to sky, a rusty pipe and back again.”

kewbridge130817mj01.jpg
Kew Bridge West in the 1800s

from Pentagram Design





photo by orangepeel @ Kew Bridge, 2011

kewbridge130817mj04.jpg

投稿者 orangepeel : 06:26 PM | コメント (0)

August 13, 2013

from my collage logbook : blackwater 2

frommycollagelogbook130813mj01.jpg

frommycollagelogbook130813mj02.jpg
© hiromi suzuki, 2013

collage on charcoal and watercolour.

from my collage logbook

投稿者 orangepeel : 04:52 PM | コメント (0)

August 11, 2013

Creek

sarahgillespie130811mj.jpg
Charcoal and sepia ink on 650gsm Arches paper. 103cm X 153cm

from Sarah Gillespie - Artist:

投稿者 orangepeel : 11:51 PM | コメント (0)

August 06, 2013

from my collage logbook : blackwater 1

frommycollagelogbook130806mj01.jpg

frommycollagelogbook130806mj02.jpg
© hiromi suzuki, 2013

collage on charcoal and watercolour.

from my collage logbook

投稿者 orangepeel : 07:56 PM | コメント (0)

August 05, 2013

Ms.cried 1

8月1日発行、詩誌『gui』99号に、詩とスクリーンプリント4頁の連載 “Ms.cried 1” を書いております。

gui130805mj.jpg
screen print : 鈴木博美, Hiromi Suzuki

*北園克衛『VOU』の血脈を継ぐ詩人・アーティストとご一緒させていただいております。

投稿者 orangepeel : 05:38 PM | コメント (0)

August 01, 2013

cabin on the river

cabinontheriver130801mj01.jpg

cabinontheriver130801mj02.jpg

cabinontheriver130801mj03.jpg
Cabin on the Salloompt River in Bella Coola, British Columbia, Canada.

from Solitude in the Great Bear Rainforest via Cabin porn

投稿者 orangepeel : 07:14 PM | コメント (0)

July 31, 2013

gui #99

gui99130731mj.jpg
gui vol.35 no.99, August 2013

表紙:高橋昭八郎


=======

● 詩誌『gui』99号より、詩とスクリーンプリントの連載、“Ms.cried”を書いております。

=======

Ms.cried―ミズクライドは、「水喰らい土」と書きます。
武蔵野台地には、厚い火山灰の関東ローム層の下に礫層があり、
雨水がすべてそこに吸い込まれてしまうという伝説の土地があります。
こちらのエッセイも、ぜひ、ご覧くださいませ。

投稿者 orangepeel : 09:11 PM | コメント (0)

July 28, 2013

L'écume des jours #255

ldj130728mj01.JPG

ldj130728mj02.JPG

ldj130728mj03.JPG

ldj130728mj04.JPG

ldj130728mj05.JPG

ldj130728mj06.JPG

ldj130728mj07.JPG

ldj130728mj08.JPG
© photo by orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 05:52 PM | コメント (0)

July 26, 2013

Charles Clifford

charlesclifford130726mj.jpg
Obras del Canal de Isabel II: Acueducto de la Sima, Charles Clifford, 1855.

_____ Clifford, known mostly for his daguerreotype, calotype and wet plate collodion images of scenes from around Spain, he was, together with the French photographer, Jean Laurent, one of the leading photographers of his day in Spain. _____
Charles Clifford (en.wikipedia)

投稿者 orangepeel : 08:30 PM | コメント (0)

July 18, 2013

L'écume des jours #254

ldj130718mj01.JPG

ldj130718mj02.JPG

ldj130718mj03.JPG

ldj130718mj04.JPG

ldj130718mj05.JPG
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 08:38 PM | コメント (0)

July 12, 2013

L'écume des jours #252

ldj130712mj01.JPG

ldj130712mj02.JPG

ldj130712mj03.JPG

ldj130712mj04.JPG

ldj130712mj05.JPG
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 09:57 PM | コメント (0)

June 30, 2013

ephemera / Bridges

bridges130630mj01.jpg

bridges130630mj02.jpg

bridges130630mj03.jpg

bridges130630mj04.jpg
© ephemera collection of orangepeel

Drawn by P. Nicholson.
Engraved by Wilson Lowry.

Published as the Act directs, April 1st. 1805: by Hurst, Rees & Orme, Paternoster Row. London

投稿者 orangepeel : 07:04 PM | コメント (0)

June 23, 2013

L'écume des jours #247

ldj130623mj01.JPG

ldj130623mj02.JPG

ldj130623mj03.JPG

ldj130623mj04.JPG

ldj130623mj05.JPG

ldj130623mj06.JPG
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 07:56 PM | コメント (0)

June 07, 2013

Une Petite Maison 1923

unepetitemaison130607mj01.jpg

『小さな家 1923』 ル・コルビュジェ 著 / 森田 一敏 訳 (集文社, 1980)

 ‘レマン湖にあるこの地方では、ぶどう畑がひな段のように重なっている。ぶどう畑を支えているこれらの擁壁をつぎつぎと直線状に加えていくと、その長さはなんと3万kmにも及ぶ(これは地球の外周の4分の3にも達する)。ぶどうの栽培者たちは、この事業の遠大さを果して知っているのだろうか。少なくとも、これは百年以上も昔の仕業であって、ひょっとしたら、1千年を経ているかもしれない。
 この小さな家は、長年にわたって働き続けた私の両親の老後の安らぎの日々を想定したものでる。’

「ある小さな家」 ( p.5)

という書き出しではじまる、“小さな家”を描いた“小さな本”である。
たった60屬虜拂垢げ箸世、11mにおよぶ窓や天井のトップライトからの採光、
各部屋をカーテンだけで仕切った、機能的な家(ル・コルビュジェ曰く“住む機械”)の。

魅力を感じたのは、湖の岸辺から、わずか4mのところに築かれた壁だ。
人のスケールにあわせてくりぬかれた四角いのぞき穴からは、絵画のような湖面を臨むことができる。
また、以下の写真ページにあるように、壁に囲われたこの小さな空間は、庭でありつつ、緑あふれるリビングルームでもある。

unepetitemaison130607mj02.JPG
(p.24)

unepetitemaison130607mj03.JPG
(p.25)

unepetitemaison130607mj04.JPG
桐の木だけが残された (p.50)

ところで、あるときある一定の場所に床から天井までクラックが入ってしまうトラブルに見舞われる。
経年劣化による住宅につきものの、“家の百日咳”だ。
考えてみれば、この地方は百年以上にもわたって築堤された埋立地であった。
原因は地下水位の上昇だった。

‘地下水は生きているのだ’
「住宅も、また百日咳にかかる」 (p.57)

 ‘この建物の西の端にある防水した小さな酒蔵が、度重なる地下水の“高水位面”に浮ぶ格好の小舟となっていたことにふと思い当たり、ことのほか驚かされた。したがってちょうど水面に浮んだ小舟のような酒蔵は、今は亡きあのアルキメデスによる重大な発見である浮力を受けて、上方へと押し上げられていたのである。こうした場合には、敷地の条件をよく知らなければならない(管理局は年に1度、沿岸の住民に必要な補修ができるようにと、ジュネーブにあるローヌ川の水門を開く。これによって湖の高さ<水位>は80cmも低下する)’
「住宅も、また百日咳にかかる」 (p.59)

レマン湖畔の小さな家は、
レマン湖に浮ぶ小さな船でもある。

と、想像をめぐらせてみて、
わたしたちは、
地上にありながら、
生きた地下水にたゆたう
小さきものであることを実感する。

1945年の、ル・コルビュジェのデッサン。さらり。

unepetitemaison130607mj05.JPG
「1945年のデッサン」 (p.70-71)


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 05:30 PM | コメント (0)

June 03, 2013

カレワラ神話と日本神話

kalevala130603mj.jpg
『カレワラ神話と日本神話』 小泉 保 著 (NHKブックス, 1999)

_____ 北欧フィンランドに伝わる美しい叙事詩カレワラと古事記、日本書紀等の日本神話に共通するモチーフを抽出する。宇宙卵、課題婚、呪的逃走、再生、宇宙樹、異族女房、天体解放、児童神、兄妹相姦等々。これらのモチーフをさらにギリシア、中国、ロシア等、広くユーラシアの神話と比較し、その起源と系統的関係を確かめて、日本神話とカレワラ神話を読み直す。また両者の構造を比較し、神々や英雄たちの三機能の共通性を発見する。比較神話学の死角をつく好著。_____
内容(「BOOK」データベースより)

「竹取物語」や「桃太郎」などの日本に古くから伝わる民話と、世界にひろがる神話との共通項を比較している。
ここでは、“世界樹”に関するエピソードの覚書を。

‘『旧約聖書』に伝えられているエデンの楽園には知恵のリンゴの木が生えていると一般に思われているが、実は生命の樹と善悪を知る樹の二本が植えられていたのである。創世記第二章九節は、
  神が「(エデンの)園の中に生命の樹および善悪を知る樹を生ぜしめ給えり。」
と述べている。
 生命の樹(Tree of Life)すなわち「宇宙樹(Cosmic Tree)は世界中の神話や説話において、樹となり山となり。あるいは柱となって、さまざまに形を変えながらわれわれの頭上にそびえている。宇宙樹は天上、地上、下界を貫くもので、その葉は天空を覆い、その根は奈落の底に及んでいる。
 宇宙樹の代表は北欧神話に出てくる巨大なとねりこの木ユグドラシルであろう。
  「とねりこユグドラシルの下からは、三方に三つの根が出ている。一つの根の下にはヘル(死者の国の女神)が住み、もう一つの根の下に霜の巨人らが、三つ目の根の下には人間たちが住む。」
と『エッダ』は説明している。
 さて、日本神話では、宇宙樹はどのような形をとっているのであろうか。’

『カレワラ神話と日本神話』 第九章 宇宙樹〜槻の木と樫の木 (p.185-186)

‘イザナギとイザナミ二神の国生み神話の場面で、イザナギは次のように提案している。
 「然らば吾と汝とこの天の御柱を行き廻り逢いて、みとのまぐはひを為む。」
「みとのまぐはひ」とは性行為のことであるが、「天の御柱」はどうも宇宙樹のシンボルのように思える。そこで、男神が右から、女神が左から柱を回って出会ったところで、「あなにやし、えをとこ。」「あなにやし、えをとめを。」と声をかけ合って契りを結び、国生みの偉業を成し遂げている。
 この「天の御柱」には、世界樹=宇宙樹の概念が投影していると、小野明子は考えている・・・
(中略)
さて、宇宙樹の候補として、巨大な槻の木の話が『古事記』に出てくる。これは長谷の「百枝槻」にまつわるエピソードである。百枝槻とは枝の茂ったケヤキの木であるという。’

第九章 宇宙樹〜槻の木と樫の木 「天の御柱」 (p.186)

‘『新カレワラ』第二章には大きな樫の木の記述がある。次は、一八七二年にA・A・ボレニウス(Borenius)が奥カレリアで採録した原詩である。

 ラップ人がトゥルヤからやって来て
 草を燃やして灰にした
 北から風が吹いてきた
 それが灰を持ち去った
 比べようもない木が生えた
 枝は茂っていた
 葉が伸びていた。
 太陽が輝くのを
 月が照るのを妨げた。
 それで寒さが穀物を襲った
 水の魚も恐れをなした

樫の木は大空まで枝を伸ばし、葉を茂らせている。

 伐り倒す人が求められた
 海から男が立ち上がった
 親指ほどの長さで
 指三本の高さだった
 四つの削り石で
 七つの油砥石で
 八つの玉石で。
 木に斧を当てた
 平刃で樫の木を
 斧から火が出た
 木切れが樫から飛んだ

 さて樫の木は倒された
 ポホヨイネンの川を横切って。

宇宙樹とおぼしき樫の大木を伐り倒したのは小男である。
エストニアの叙事詩『カレビポエグ』にも同じような樫の木が出現する。
(中略)
 ハルパによると、アルタイの伝説では、「大地のへその上、万物の中心に、地上の樹の中で最も高い樅の巨木がそびえていて、その梢は最高神パイ・ユルゲンの住まいへ届いている」。つまり天と地を結んでいると述べている。これこそ宇宙樹の基本条件である。’

第九章 宇宙樹〜槻の木と樫の木 「大きな樫の木」 (p.189-191)

 ‘・・・宇宙樹と生命の樹およびこれから派生する聖なる神話的事物を次のような関係にまとめることができると思う。

     【  宇宙樹       =       生命の樹  】
         ↓                    ↓
     宇宙柱(天の御柱)           生命の泉             
         ↓                    ↓
     宇宙塔(バベルの塔)          生命の河      
         ↓                    ↓
        宇宙山                 生命の水 
  

 すなわち、生命の樹は活力を与える樹液を流出する宇宙樹ということになろう。また、宇宙樹から枝葉を取り払えば宇宙柱となり、宇宙柱の代用となる塔を人工で築けば宇宙塔になる。この代表がバベルの塔である。’
第九章 宇宙樹〜槻の木と樫の木 「宇宙樹と生命の樹」 (p.194)


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 08:44 PM | コメント (0)

June 02, 2013

L'écume des jours #241

ldj130602mj01.JPG

ldj130602mj02.JPG

ldj130602mj03.JPG

ldj130602mj04.JPG

ldj130602mj05.JPG

ldj130602mj06.JPG

ldj130602mj07.JPG
© photo by orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 06:06 PM | コメント (0)

June 01, 2013

The Lily Pond

rudolfeickemeyer130601mj.jpg
from

“The Lily Pond” Rudolph Eickemeyer (American, 1862-1932)
Date: 1916 Medium: Gelatin silver print tonedLocation: Museum of Fine Arts, Boston

投稿者 orangepeel : 05:15 PM | コメント (0)

May 31, 2013

water,water, everywhere

On 3rd October people of all ages will take part in the 19th annual National Poetry Day,
inspired by the theme 'water, water, everywhere'.

“without water we die, without poetry we cannot fully live”

National Poetry Day 2013 - Oct 3rd - water,water, everywhere

投稿者 orangepeel : 07:07 PM | コメント (0)

Canal & River Trust

canalrivertrust130531mj01.jpg
Feakes Lock, River Stort By Maxine Webber

canalrivertrust130531mj02.jpg
By Danen Appasamy

canalrivertrust130531mj03.jpg
By Danen Appasamy

from Canal & River Trust, Photo Competition - Gallery

投稿者 orangepeel : 07:00 PM | コメント (0)

May 25, 2013

L'écume des jours #239

ldj130525mj01.JPG

ldj130525mj02.JPG

ldj130525mj03.JPG

ldj130525mj04.JPG

ldj130525mj05.JPG

ldj130525mj06.JPG

ldj130525mj07.JPG

ldj130525mj08.JPG

ldj130525mj09.JPG

ldj130525mj10.JPG

ldj130525mj11.JPG

ldj130525mj12.JPG

ldj130525mj13.JPG

ldj130525mj14.JPG

ldj130525mj15.JPG

ldj130525mj16.JPG

ldj130525mj17.JPG
© photo by orangepeel

中野区弥生町の暗渠をひさしぶりにひっそりと散策。
古書 猫額洞とCOFFEE JAZZ GENIUSの休日。

*The book I bought today. ERNST HAECKEL “ART FORMS IN NATURE” (DOVER BOOKS).

投稿者 orangepeel : 10:58 PM | コメント (0)

May 20, 2013

the Waterways Museum

waterwaysmuseum130520mj.jpg
the Waterways Museum - Ellsmere Port and Eric Gaskell's exhibition from Canal Poetry

投稿者 orangepeel : 08:37 PM | コメント (0)

May 17, 2013

L'écume des jours #236

ldj130517mj01.JPG

ldj130517mj02.JPG

ldj130517mj03.JPG

ldj130517mj04.JPG

ldj130517mj05.JPG

ldj130517mj06.JPG

ldj130517mj07.JPG

ldj130517mj08.JPG

ldj130517mj09.JPG

ldj130517mj10.JPG
© photo by orangepeel

投稿者 orangepeel : 10:23 PM | コメント (0)

April 21, 2013

L'écume des jours #225

ldj130421mj01.JPG

ldj130421mj02.JPG

ldj130421mj03.JPG

ldj130421mj04.JPG
© orangepeel

Tamagawa Aqueduct under the Daitabashi Station. Setagaya-ku, Tokyo.
The name of the place “Daitabashi” comes from Daidarabotchi ( “Giant” in Japanese mythology).

投稿者 orangepeel : 05:43 PM | コメント (0)

April 11, 2013

L'écume des jours #223

ldj130411mj01.JPG

ldj130411mj02.JPG

ldj130411mj03.JPG

ldj130411mj04.JPG

ldj130411mj05.JPG

ldj130411mj06.JPG

ldj130411mj07.JPG

ldj130411mj08.JPG

ldj130411mj09.JPG

ldj130411mj10.JPG

ldj130411mj11.JPG

ldj130411mj12.JPG

ldj130411mj13.JPG

ldj130411mj14.JPG

ldj130411mj15.JPG
© photo by orangepeel

*Siv Cedering (February 5, 1939 – November 17, 2007) was an award-winning Swedish-American poet, writer, and artist. She occasionally published as Siv Cedering Fox.

投稿者 orangepeel : 06:28 PM | コメント (0)

March 22, 2013

L'ecume des jours #220

ldj130322mj01.JPG

ldj130322mj02.JPG

ldj130322mj03.JPG

ldj130322mj04.JPG

ldj130322mj05.JPG
© orangepeel

「美味しそう」と撮影した一番上の写真が、wikiの菜蕗の画像とほぼ同じでびっくり。

フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名:Petasites japonicus)

_____ 日本原産で、北海道、本州、四国、九州及び沖縄県に分布し、北は樺太から朝鮮半島や中国大陸でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。また、幻覚作用の報告されている種もある。 _____
フキ

ちなみに、

_____ コロポックル(アイヌ語: コㇿポックㇽ korpokkur)は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。
アイヌの小人伝説は広く北海道や南千島や樺太に流布しており、名称もこのコロポックル・コロボックルのほかに、トィチセウンクルやトィチセコッチャカムィやトンチ(これらはみな「竪穴に住む人」の意)などと呼ばれることもある。 _____

コロポックル

*今日(3月22日)は、『世界水の日』 World Water Day。

投稿者 orangepeel : 09:06 PM | コメント (0)

March 17, 2013

L'ecume des jours #219

ldj130317mj01.JPG

ldj130317mj02.JPG

ldj130317mj03.JPG

ldj130317mj04.JPG

ldj130317mj05.JPG

ldj130317mj06.JPG

ldj130317mj07.JPG

ldj130317mj08.JPG

ldj130317mj09.JPG

ldj130317mj10.JPG

ldj130317mj11.JPG

ldj130317mj12.JPG
© orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 07:23 PM | コメント (0)

March 09, 2013

L'ecume des jours #216

ldj130309mj01.JPG

ldj130309mj02.JPG

ldj130309mj03.JPG

ldj130309mj04.JPG

ldj130309mj05.JPG

ldj130309mj06.JPG

ldj130309mj07.JPG

ldj130309mj08.JPG
© photo by orangepeel @ Shibuya Folk and Literary Shirane Memorial Museum

上の写真は、昭和の住宅を模した展示室にあった、とある家族のアルバム。

shirane130309mj.jpg
『企画展 「独歩・花袋・国男」-丘の上の青春-』 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

- 文学史上、多大な功績を残した、国木田独歩・田山花袋・柳田国男は渋谷の地で文学を語り合う時代がありました。渋谷区制施行80周年・柳田国男没後50周年を記念する本展では、3人の交流を紹介いたします -
企画展 「独歩・花袋・国男」-丘の上の青春- 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 平成24年12月8日(土)〜3月24日(日)

私は、小・中・高と校歌の歌詞に「武蔵野」が謳われていた、
まさに武蔵野の原点・三富新田(所沢市中富・下富)で十代を過ごしたが、
新興住宅街だったので実感がなかった。

東京も武蔵野だ。

むしろ、国木田独歩先生(!)のように、例えば渋谷・世田谷を拠点に
武蔵野の原風景(雑木林や川の名残りなど)を幻視しながら散策するのが面白い。
川や土地の記憶をさぐって、現在の自身の立ち位置を確認する作業。

‘必ずしも道玄坂といはず、又た白金といはず、つまり東京市街の一端、或は甲州街道となり、或は青梅道(あをめみち)となり、或は世田ケ谷街道となりて、郊外の林地田圃に突入する処の、市街ともつかず宿駅ともつかず、一種の生活と一種の自然とを配合して一種の光景を呈し居る場処を描写することが、頗る自分の詩興を喚び起すも妙ではないか。なぜ斯様(かやう)な場処が我等の感を惹くだらうか。自分は一言にして答へることが出来る。即ち斯様な町外れの光景は何となく人をして社会といふものゝ縮図でも見るやうな思をなさしむからであろう。言葉を換えて言へば、田舎の人にも都会の人にも感興を起こさしむるやうな物語、小さな物語、而も哀れの深い物語、或は抱腹するやうな物語が二つ三つ其処らの軒先に隠れて居さうに思はれるからであらう。’
国木田独歩 『武蔵野』 第9章から抜粋

独歩のポエジーに対して、柳田國男からみた武蔵野は、クールだ。

‘国木田が愛して居た村境の楢の木林なども、実は近世の人作もあって武蔵野の残影ではなかつたのである。’

柳田國男の直筆調査カードの展示をみると、葉書サイズにカットしたメモに気付いたことを綴り、
テーマごとに厚紙ではさみ、麻の紐でくるんでまとめていた。
なるほど、フィールドワークの際には嵩張る面倒のないように、鉛筆と紙片を数枚、ポケットに持ち歩いていたのだろう。

ところで、柳田國男のロマンティストぶりをかいまみた。
田山花袋と同人であった歌塾で、民俗学者らしい(らしからぬ?)抒情詩をうたっている。

‘利根川の夜舟の中に逢見つる 香取少女はいかにしつらん’
柳田國男 「戀のうたの中に」

投稿者 orangepeel : 08:58 PM | コメント (0)

February 26, 2013

The Eraser

theeraser130226mj01.jpg
from D&AD‏ (@dandad) on twitter

stanleydonwood130226mj001.jpg

stanleydonwood130226mj002.jpg
“L O N D O N S B U R N I N G” printed by Stanley Donwood

stanleydonwood130226mj003.jpg
“Fleet Street Apocalypse” printed by Stanley Donwood


Thom Yorke - The Eraser

*Fleet Street is a street in the City of London named after the River Fleet, London's largest underground river. ( en.wikipedia)

投稿者 orangepeel : 03:32 PM | コメント (0)

February 17, 2013

L'ecume des jours #213

ldj130217mj01.JPG

ldj130217mj02.JPG

ldj130217mj03.JPG

ldj130217mj04.JPG

ldj130217mj05.JPG

ldj130217mj06.JPG

ldj130217mj07.JPG

ldj130217mj08.JPG
© orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 06:55 PM | コメント (0)

February 01, 2013

ephemera / The IMPERIAL OF LONDON VIEWS

london130201mj01.jpg

london130201mj02.jpg

london130201mj03.jpg

london130201mj04.jpg

london130201mj05.jpg

london130201mj06.jpg

london130201mj07.jpg

london130201mj08.jpg

london130201mj09.jpg

london130201mj10.jpg
© ephemera collection of orangepeel

The IMPERIAL OF LONDON VIEWS

Published by
Eyre & Spottiswoode Ltd.

投稿者 orangepeel : 07:27 PM | コメント (0)

January 21, 2013

District and Circle

heaney130120mj.jpg
『郊外線と環状線』 シェイマス・ ヒーニー 著 / 村田 辰夫, 坂本 完春, 杉野 徹, 薬師川 虹一 訳 (国文社,2010)

_____ アイルランドの詩人の最新第12詩集。2006年度T.S.エリオット賞受賞作品。今日の現代詩の輝く一端を示す珠玉の訳詩集。 _____
内容(「BOOK」データベースより)

『郊外線と環状線』は、ロンドンの地下鉄のことである。
タイトル詩「郊外線と環状線」は2005年5月7日に起こったロンドン同時爆破事件を描いている。
午前9時前の通勤時間とかさなって、56人が死亡したテロ事件で、
大破されたダブルデッカーの、テレビニューズ映像が記憶にあたらしい。
アルカイダによる犯行とされている。

アイルランドには、ふるくは18世紀末にまでさかのぼって、全アイルランドを統一する活動がある。
IRA(アイルランド独立闘争を行ってきた武装組織)によるテロは英国にまでおよび、
20年くらい前ロンドンに渡航した際、地下鉄駅がよく封鎖されていた。

アイルランドの詩人、 シェイマス・ ヒーニーの詩には、暴力に抗うでも屈するでもない、
身近な死や幼少期の思い出など、淡々としたベルファストの日常が描かれている。
あるいは、今日や明日への《望郷》と表現したらいいだろうか。

あの頃 モユッラは
サルヤナギの木陰の下を
黒ずんで舐めるように 速く
ひんやりと 流れていた

まさに庭仕事からちょうど
帰ってきた時 君の頬や
君の衣服 君の動きから
漂うひんやり感

モユッラは自分の流れを知り尽くしていた
砂利の浅瀬がそこここにあるのも
いつくもの淀みの水面が
落ちた花粉で曇っていたのも

    *

だが それがどうしたのだ
おや 誰かが泣いたのかな
泣きたいのなら 泣かせておこう
モユッラのためにそうしておけばいい

川の石 川の渦 川の小石に
川藻で滑らかに流れたり
濁った音を立てさせておけばいい
まるでモユッラの名とそれに呼びかける水音が

ぶつかって濁ってしまい
川の澄んだ母音に
大きな変化を起こし
モヨラからモユッラに変えたみたいではないか

     *

乳熱にかかって汚濁した川
排水管の口から
こぼれ出る泡
旋回病の目まいのようにくるくる回る浮遊物・・・

僕は 土手の上で 裸足のまま
うっとりと くるぶしまで草に埋まって
あの頃 川の様子を何から何まで眼に収め
愛おしく思っていた

川辺の清らかな 見目麗しい姿の
サルヤナギやハンノキに飛び散った
朽ちた果物のような腐敗物 水のように透明な初乳
乳製の作業場での飛び散る飛沫までも
 
     *

ある晴れやかな午後にでも
僕の代わりに 是非 君にこの川に足を
踏み入れて欲しい だがその前に 君は
まず 胸までのゴムの胴長を身につけ

胸まで川に入って 上流へと歩いて欲しい
川の一番深い たゆたう流れに足場を固めようと
足元を掬われたり 踏みとどまったり
流れに逆らったり 水を搔き分けたり

さらに挑んだりしながら
その水源と 川の中の君の正体を
さぐって欲しい どちらも
引き下がりはしないだろうけれどね


               — 「モユッラ川」 Moyulla (p.91-94)


「ヘブン」という詩がある。ヘブンは、アイスランド(アイルランドではなく)の南東部にある地名である。
アイスランドは大陸から離れた孤島であり、国土のほとんどが氷河だ。
シェイマス・ ヒーニーは、ヘブンに、凍てつく“水”の息吹をみる。


三枚舌の氷河が溶け始めた
丸い巨岩のような白子が三角州の低地に迫ってきて
水深何マイルもの 毛脚の長い絨毯のような氷が

動き始めれば どうすればいいのだ と人々は訊ねる
僕は上空から畝のように隆起し 岩のように揺るぎないその氷河を見た
死んでもいない 灰色の粉で覆われた大地の白皮 永劫の襟首

僕が怖いのは 人の吐く息で曇った飛行機の窓さえ凍てつき
凍てついた表土から滲み出る水や
口からこぼれる温かい素敵な言葉の一つさえ

急速冷凍するのには十分な寒さと勘違いしてしまうこと


               — 「ヘブン」 Höfn (p.83-84)


ケルト神話には、巨石を苦もなく扱う巨人族の言い伝えがある。
そして、無人島だったアイスランドにも巨人の足あとをもたらした。
自然への畏怖とあこがれが、現代の詩人によって、また神話として語り継がれるのだろう。



=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 10:02 PM | コメント (0)

January 10, 2013

Pimlico Playground

pImlicoplayground130110mj01.jpg

pImlicoplayground130110mj02.jpg
《Pimlico Playground : 1970s》 from Retronaut

“..... Needless to say, this particular feature (death trap?) is no longer there. (Yes, I popped round to check).”
- Jason Hazeley

pimlico130111mj.png
*pimlico は2011年6月に、倫敦の暗渠Tyburn Streamのフィールドワークで訪れたことがある。
テムズ川とGrosvenor Canalに囲まれている、テムズに架かるVauxhall橋ちかく。
東京でいえば、浮間舟渡のような中州の町か。
「ピムリコ」も「ヴォクソール」も不思議な響き。

投稿者 orangepeel : 05:57 PM | コメント (0)

January 03, 2013

河骨川

kouhonegawa130103mj.jpg
『河骨川』 高野公彦歌集 (コスモス叢書, 2012)

_____ 河骨川は、東京・渋谷区を流れてゐる小川である。小学校唱歌に「春の小川」といふのがあるが、あの唄のモデルとなつた小さな川である。(中略)子供のころ歌った「春の小川」の素朴なイメージが脳裡に浮かび上がつて、私を哀しい気分にさせる。滅びたものを惜しむ心で、その川の名を歌集名とした。 _____
帯 - (本書「あとがき」より)

暗渠は哀しい。
かつての“小川”は、空を仰ぎ、陽をきらめかせ、雨とたわむれ、こどもたちにほほえみをゆらしていた。

しかし、、暗渠には、浪漫があります。

私が暗渠に目覚めたのは、笹塚にある神田川支流跡。
狭い路地は民家の裏側に沿っているので、夕暮れの散策では、お勝手口から夕餉の支度の湯気が漂い、
「足元のかつての川は、あの人の住む街につながって、やがて東京湾へ、そして大洋に辿り着くのだな」と感慨に耽りました。
河骨川のフィールドワークに関しては、以前このようなフリーペーパーをつくってました(最大に拡大すると読めます)。
続きは、中野新橋 古書猫額洞さんにあります。
リンクの暗渠フリーペーパーにある「旧デビス邸」は、その後渋谷区が買い取り、
現在の某アパレルメーカー社長宅になる前に、一度だけ、大山町内会で一般公開が行われました。
湧水跡らしき池を発見!という幸運に恵まれたことを思い出します。
『河骨』と題した詩をつくったこともありました。

以上のようなことを、twitter上で、詩人・田中庸介氏とやりとりさせていただき、河骨川をモチーフにした歌集があることを知りました。
さっそく、高野公彦歌集 『河骨川』を取り寄せた次第です。

春の風は芯寒きかな人の死をしらすメールが飛んでるやうな
『河骨川』 「むそぢまりよつ」 (p.27)

地下駅の体液かすか洩れてゐるごとき水音、壁の中より
「むそぢまりよつ」 (p.29)

乙女子のシャツの裾からへそ見えてカルマン渦の子渦と思ふ
「殺され死し鶏」 (p.42)

笑む自販機、しゃべる自販機、ものおもふ自販機、道の八十隈に立つ
「八十隈に」 (p.51)

未使用のまま海にフルほそき雨うろくづ族を浄めてゆかむ
「金風」 (p.60)

くくりたる新聞下げて歩むときかなしきまでに紙は樹の重さ
「どんぐり」 (p.71)

わが生に小さききらめききらめきを与へて腕の秒針すすむ
「どんぐり」 (p.73)

吊橋の揺るるは橋のゆたかなる弾力と思ひ宙を歩めり
「とかげ」 (p.101)

降り初めてまだ落ちてこぬ冬ぞらの雨を思へりきららなす雨
「歳月の尾」 (p.1139)

壜に挿す白バラ一花かしぎつつあり死者のゐる泉下を指して
「生命の水」 (p.115)

<生命の水>飲みて眠りてあかときに飲む浄き水、素のオー・ド・ヴィ
「生命の水」 (p.118)

歩みきてしやがむ童女に笑みにけむ河骨川のかうほねの花
「河骨川」 (p.185)

新緑の光に触れずしんしんと渋谷地下ゆく河骨川は
「河骨川」 (p.186)

夕茜あはきなかぞらを河骨川はさらさら行くよ
「河骨川」 (p.187)

をりふしに矢印ありて矢印に従ひ都市をわれ流れゆく
「まむし草」 (p.231)

暗渠に立つとき、ふと死を想う。
水辺には、境界があるような。

ちなみに、‘乙女子のシャツの裾からへそ見えてカルマン渦の子渦と思ふ’のカルマン渦とは、
「流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のこと」wiki
以前、北沢川暗渠のフィールドワークで知りました
青空にそびえる鉄塔と、夕暮れどきの雀たちが気まぐれにさえずる電線をながめながら、ふと五線譜を連想しましたが、
じっさい、風がふきぬけていく際の周波数が送電線の太さによって変化するとのことです。

田中庸介氏は、《暗渠は仮面をかぶった河》とtwitterで表現されました。
アスファルトの仮面の下には、生活者の顔が。
時を見つめてきた地下水脈は、現在の私たちの立ち位置を教えてくれます。

*(「春の小川」の作詞者・高野辰之と、歌集『河骨川』の歌人・高野公彦氏は血縁関係にはないそう)



=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 11:30 PM | コメント (0)

December 19, 2012

An Unfortunate Woman: A Journey

richardbrautigan121219mj.jpg
『不運な女』 リチャード・ブローティガン 著 / 藤本和子 訳 (新潮社, 2005)

_____ サンフランシスコ、カナダ、バークレー、アラスカ、ハワイ、シカゴ…『アメリカの鱒釣り』から20年、47歳の孤独な男が、死んだ女友だちの不運に寄り添いながら旅をする。日本製のノートに書きつけられた、過ぎゆく時間をみつめる旅。84年のピストル自殺から長い時を経て、ひとり娘が遺品のなかから発見した宝石のような小品。ブローティガン最後の贈り物を、『鱒釣り』ほかの名訳で知られる藤本和子訳で。 _____
内容(「BOOK」データベースより)

「不運な女」とは、ガンと闘って世を去った友人か、埃まみれの古い家で縊死した女だろうか。
冒頭のどこか空疎なシーンに、不運が象徴されているのだろうか。

 ‘ホノルルの静かな交差点のど真ん中に、新品の女物の靴がひとつ転がっているのをわたしは発見した。革のダイヤモンドのごとく輝いていた茶色の靴だ。その靴が自動車事故の痕跡を意味する残片のひとつであるとか、そこをパレードが通っていったというような証拠はなかったから、それがそこに転がっているような、瞭然たる理由は想像できなかった。その靴にまつわる事情が知られることは決してないだろう。
 靴には相棒がいなかったことはもういっただろうか、いや、もちろんいってない。その靴はひとりぼっちで、孤独で、なんだか気味が悪いくらいだった。片方だけの靴を見つけ、もう片方がそのあたりにないと、ひとはなぜ落ち着きを失うのか。そして探す。もう片方はどこへいっちまった?このあたりのどこかに、きっとある。’
『不運な女』 (p.11)

あるいは、ギリシャ神話『アウリスのイーピゲネイア』に描かれる悲劇の王女だとしたら、
ブローティガンと父娘の葛藤のあった、アイアンシのことか。
いや、不運な女とは、旅をつづけ、体温に焦がれ、手探りでつかのまの恋をくりかえす流離人、
リチャード・ブローティガンの「心」そのものなのではないだろうか。
訳者あとがきに、友人トマス・マグエンの言葉がある。

 ‘親友だった、トマス・マグエンは「この魅力的な作品は非常におどけているが、とても感動的だ。引力の影響をうけないブローティガンの非凡な心の動き、するどいコミカルな洞察、まったく瑣末な場所や場面を描いて、それらに命をあたえる力が発揮されている。『不運な女』はもっとも独創的だった作家を、うずくような痛みと悲しみのなかにしのばせる」と書いた。ブローティガンは死ぬ前にマグエンに骨壺のような陶器をあずけていた。かれの娘アイアンシはそれに父親の骨灰をおさめ、いまもカリフォルニア州サンタ・ローザの自宅においている。’
「訳者あとがき」 (p.148-149)

私はいま、クリスマスソングでにぎわう笹塚駅前のハンバーガーショップでこれを読んでいる。
ここは故郷であり、旅先である。
ノスタルジーが、むこうの空にそびえる都庁の足下の路地にある。
かつて代々幡村の水路であった私の足下の路地に流れる。
ブローティガンの言葉が、落葉のように頁からこぼれおちる。

リチャード・ブローティガンは、クリークの作家だ。
道を見失った登山者のように、沢の行き先を想う。
それは、生の果てではなく、「生」そのものなのではないだろうか。

 ‘ほどなくクリークを流れて自己を表現することになっている雪を見ていたのだ。雪はいったいみずからの運命について、つまりメキシコ湾へ旅することを、わずかでも分かっているのだろうか。このクリークはこの先すぐにパイン・クリークになり、それからイエローストーンリヴァーの一部になり、やがてミズーリ川に合流する。そのあとはミシシッピー川とも関わりをもつことになり、ナチェズを通りすぎて流れていく。そしてやがてはクレオール料理のにおいが、すでに馴れ親しんだ水っぽい鼻の穴まで漂ってくることになる。そういうことを承知しているのか。’
『不運な女』 (p.139)

ブローティガン『東京モンタナ急行』のなかの「この川のごとき安き旅を」という散文をおもいだす。

‘ゆうべ、この南モンタナの牧場の家の台所の扉を叩くものがあった。ここはイエローストーン川の近くだが、川はやがてミズーリ河に合流し、それから先へ行くとミシシッピー河に合流して、その後とうとう終の住処メキシコ湾に注ぐのだが、それはまたなんと、ここの山々やこの台所の扉やゆうべの扉を叩く音から、はるか遠く離れていることか。’
『東京モンタナ急行』 リチャード・ブローティガン 著 / 藤本和子 訳 (晶文社, 1982)

そして、奇しくもまた、ノーマン・メイラーが『聖書物語』で、救いを《水》に擬えている。
偶然のフレーズを引いて、ひとまずの旅を終えることにする。

‘いまやわたしは、はっきりと思い出すことができた。少年のわたしは、学識深い長老たちに向ってこういっていたのだ。神様の言葉ははじめ水のなかに住んでいました。それはちょうどわたしたちの言葉を運ぶ息が、寒い冬の朝に白い雲のようになって口から出てくるのと同じなのです。でも、雲はまた雨も運んできます。だから神様の言葉も、わたしたちの息にふくまれる水のなかに住んでいるのです。だから、わたしたちは神様のものなのです。なぜなら、すべての水は神様のものなのですから。ちょうどすべての川が流れていって海にたどりつくように。’
『聖書物語』 ノーマン・メイラー 著 / 斎藤健一訳 (ハルキ文庫, 1997)




=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 03:42 PM | コメント (0)

December 13, 2012

L'Homme de la pampa

supervielle121213mj.jpg
『火山を運ぶ男』 ジュール・シュペルヴィエル 著 / 嶋岡晨 訳 (月刊ペン社〈妖精文庫〉, 1980)

装丁:奥村靫正

_____ ... 南米の大草原(パンパ)をわがものとしている五十男、大地主(エスタンシエロ)のグイアナミルは、人生への倦怠をまぎらわせるため、人工的に火山を構築するが、新聞でたたかれる。生まれた国への愛想づかし。グアナミルは、火山を解体し、パリに運ぶことを思いつく。「未来」と名付けられていた火山は、気をきかして、自ら小さな雛形になり、グアナミルの旅行鞄にもぐりこむ。そうして、かれらはついにパリに着き、いよいよ大事業にとりかかかろうとするのだが・・・・・(あとは読んでのお楽しみ!)。
 〈火山〉とは、何だろうか。野生的で情熱的な人間、人間のなかの永遠の夢であり愛であろう。あらゆる現実を突き破り飛び越えて、生命の非現実的な力は、火を噴き、時間と空間の制約を無視して、どこまでも自由にみずからを主張し表現しつづける。それは、ポエジーそのものでもあった。 _____
『火山を運ぶ男』 解説 (p.187)

神保町古書店街の軒先ワゴンで、(まさに)幻の妖精文庫を廉価で手に入れたなかの一冊。

南米の大草原に退屈し人工火山をつくった男グアナミルは、「未来」と名付けたそれを鞄に、
はるかパリへと船路につくが、絵はがきのようなオペラ座や凱旋門やエッフェル塔にも退屈するのであった。
船上で出会ったうつくしい人魚の幻影をもとめて、パリの花街(仏蘭西でもそういうのかしら?)をさまようグアナミルは、滑稽であり、孤独である。
火山どころか、みずからが巨人化していく。
さみしさのかたわらに犬を連れるが、
‘左目に自分の憂愁を託し、右目には冒険心を委ねた’ (p.159) ため、スパニエルは盲目になってしまった。

ここで、火を噴く山につきものの“巨人”というキーワードに惹かれる。
グアナミルは「くたびれた伝説」と哂う。

‘「せめてドミノの札みたいに、国をかきまぜることができたら!」とリーヌはいった、羅針盤と鉛筆をつかって、テーブルの片隅で、位相を測りながら。「南米のパタゴニアを少し北の方に、グリーンランドは東の方に、ずらせましょう。南極と北極とに、キャベツ椰子の並木道を作るの。何百世紀もかけて、考えてもおそろしいほどの忍耐力をもってしても、川がすべておなじ源から流れ出て、正確におなじ場所で海に注ぎ、すがたを変えてひとつの海水になるなんて、許されていいことかしら。風景を新しいものに作り変えなくては!何度いなかを散歩しても、水のひろがりぐあいはこれでいい、などと思ったことはありませんわ。必要なのは、ラマルチーヌの『湖』なんですもの」’ (p.115)
と、人魚によく似たパリの女は、男を焦らしたのだった。

ところで、船上から大洋に消えた「足のついた」セイレーンは幻だったのか。

 ‘すると、人魚の色は、サフランいろから、ヴァレンシア産オレンジのいろに、「緑岬(カップ・ヴェール)」のエメラルドいろに、純粋なオパールのいろに、と変わった。
 いろが変わるたびに、船長とグアナミルは、懇願した。
「マドモアゼル。どうかそのままでいてください。それ以上おきれいになることは、ありますまい。とてもすてきですよ」
「完璧ですよ。天使の部分と悪魔の部分とが、切取り線を入れたままくっついてる、そんなぐあいに、ぴたりとはまってますよ」
 だが、少しずつ人魚は白くなった。以前からずっとそうだったかと思えるほど、すばらしい、自然な白さだ。’ (p.92)

いや、あれは現実で、それが“ポエジー”なのだ。


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 07:30 PM | コメント (0)

November 13, 2012

L'ecume des jours #203

ldj121113mj01.JPG

ldj121113mj02.JPG

ldj121113mj03.JPG

ldj121113mj04.JPG

ldj121113mj05.JPG

ldj121113mj09.JPG

ldj121113mj07.JPG

ldj121113mj08.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 11:24 PM | コメント (0)

September 27, 2012

L'ecume des jours #196

ldj120927mj01.JPG

ldj120927mj02.JPG

ldj120927mj03.JPG

ldj120927mj04.JPG

ldj120927mj05.JPG

ldj120927mj06.JPG

ldj120927mj07.JPG

ldj120927mj08.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 08:44 PM | コメント (0)

July 29, 2012

妖精と妖怪

soraan120729mj.png

ミニシンポジウム@そら庵 vol.3「妖精と妖怪」

- 鶴岡真弓(美術文明史家)×畑中章宏(著述家・編集者) 
「 『遠野物語』の民俗学者・柳田国男が没して50年になるこの機会に、人間の心性の奥底から生まれた古今東西の妖精と妖怪に心を傾けてみる」 ケルト美術がご専門の鶴岡真弓さんと『日本の神様』『柳田国男と今和次郎−災害に向き合う民俗学』などの著書がある著述家の畑中章宏さんによるトークイベントです-

隅田川べりのブックカフェ・そら庵にて、鶴岡真弓氏と畑中章宏氏の貴重なシンポジウムを体験いたしました。
この日は畑中さんの最新刊『災害と妖怪』の出版記念イベントでもありました。

W.B.イェイツの詩『The Celtic Twilight』に表現されているように、
この世とあの世の空間と時間にトワイライト・ゾーンがあり
妖精や妖怪は生者と死者との境界でキラキラしい生をreviveしてくれる“Good People”である、と。
北欧神話のオーディンも日本のひとつ目小僧も、片目であることが、トワイライトの心を教えてくれる。
ユーラシア大陸の西と東、妖精も妖怪も実は近しい、親和性(神話性ではなく)のある身近な境界にいる。
たとえば、すぐそばの隅田川にも....

などなど、内容が濃密で、走り書きしたメモからまとめることができません...
また、鶴岡先生や畑中先生と直接お話させていただくことができた幸運でした☆
(畑中先生とはtwitterで何度かやりとりさせていただいておりました。このような機会を頂戴し感謝いたします)

投稿者 orangepeel : 11:40 PM | コメント (0)

July 23, 2012

ephemera / The Ochanomizu Bridge Tokyo, Japan

ochanomizu120723mj01.jpg

ochanomizu120723mj02.jpg
© ephemera collection of orangepeel

投稿者 orangepeel : 03:43 PM | コメント (0)

July 01, 2012

the bookshop boat

bookshopboat120701mj.jpg
from Bookshelf Porn via Bookshelf Porn‏(@bookshelfporn) on twitter

投稿者 orangepeel : 11:53 PM | コメント (0)

May 31, 2012

GRAND UNION CANAL

grandunioncanal120531mj.jpg
© BILL BRANDT

GRAND UNION CANAL, PADDINGTON, CIRCA 1938

投稿者 orangepeel : 09:09 AM | コメント (0)

May 26, 2012

A Simplified Map of London

newsimplifiedmapoflondon120526mj.jpg
from Strange Maps

投稿者 orangepeel : 09:09 PM | コメント (0)

May 20, 2012

L'ecume des jours #174

ldj120520mj01.JPG

ldj120520mj02.JPG

ldj120520mj03.JPG

ldj120520mj04.JPG

ldj120520mj05.JPG

ldj120520mj06.JPG

ldj120520mj07.JPG

ldj120520mj08.JPG

ldj120520mj09.JPG

ldj120520mj10.JPG

ldj120520mj11.JPG

ldj120520mj12.JPG

ldj120520mj13.JPG

ldj120520mj14.JPG

ldj120520mj15.JPG

ldj120520mj16.JPG

ldj120520mj17.JPG

ldj120520mj18.JPG

ldj120520mj19.JPG

ldj120520mj20.JPG

ldj120520mj21.JPG

ldj120520mj22.JPG

ldj120520mj23.JPG

ldj120520mj24.JPG

ldj120520mj25.JPG

ldj120520mj26.JPG

ldj120520mj27.JPG
© orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 09:18 PM | コメント (0)

May 19, 2012

ephemera / festiwal sztuki dni krakowa 1955

krakowa120519mj01.jpg

krakowa120519mj04.jpg

krakowa120519mj05.jpg

krakowa120519mj03.jpg
© ephemera collection of orangepeel

ポーランド南部にある都市、クラクフの市街地はヴィスワ川両岸にひろがっている。
中世よりユダヤ人コミュニティーが存在し、毎年7月初旬に大規模なユダヤ文化祭が開催され、
ユダヤ教徒もキリスト教徒もみな集まって歌ったり踊ったり食べたり飲んだりと、和気あいあいの賑わいとなる。- from

投稿者 orangepeel : 10:10 PM | コメント (0)

May 14, 2012

L'ecume des jours #172

ldj120514mj01.JPG

ldj120514mj02.JPG

ldj120514mj03.JPG

ldj120514mj04.JPG

ldj120514mj05.JPG

ldj120514mj06.JPG

ldj120514mj07.JPG

ldj120514mj08.JPG

ldj120514mj09.JPG

ldj120514mj10.JPG

ldj120514mj11.JPG

ldj120514mj12.JPG

ldj120514mj13.JPG

ldj120514mj14.JPG

ldj120514mj15.JPG

ldj120514mj16.JPG

ldj120514mj17.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 06:49 PM | コメント (0)

April 28, 2012

L'ecume des jours #169

ldj120428mj01.JPG

ldj120428mj02.JPG

ldj120428mj04.JPG

ldj120428mj05.JPG

ldj120428mj06.JPG

ldj120428mj07.JPG

ldj120428mj08.JPG

ldj120428mj09.JPG

ldj120428mj10.JPG

ldj120428mj11.JPG

ldj120428mj12.JPG

ldj120428mj13.JPG

ldj120428mj14.JPG

ldj120428mj15.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 08:28 PM | コメント (0)

April 26, 2012

narrowboat

narrowboa120426mj01.jpg

narrowboa120426mj02.jpg

narrowboa120426mj03.jpg

narrowboa120426mj04.jpg

narrowboa120426mj05.jpg

narrowboa120426mj06.jpg

narrowboa120426mj07.jpg
from The Poetic via The Poetic‏ (@ThePoeticZine) on twitter

投稿者 orangepeel : 05:44 PM | コメント (0)

April 17, 2012

April 15, 2012

L'ecume des jours #167

ldj120415mj01.JPG

ldj120415mj02.JPG

ldj120415mj03.JPG

ldj120415mj04.JPG

ldj120415mj05.JPG

ldj120415mj06.JPG

ldj120415mj07.JPG

ldj120415mj08.JPG

ldj120415mj09.JPG

ldj120415mj10.JPG

ldj120415mj11.JPG

ldj120415mj12.JPG

ldj120415mj13.JPG

ldj120415mj14.JPG

ldj120415mj16.JPG

ldj120415mj17.JPG
© orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 03:12 PM | コメント (2)

April 12, 2012

L'ecume des jours #166

ldj12041201mj01.JPG

ldj12041201mj02.JPG

ldj12041201mj03.JPG

ldj12041201mj04.JPG

ldj12041201mj05.JPG

ldj12041201mj06.JPG

ldj12041201mj07.JPG

ldj12041201mj08.JPG

ldj12041201mj09.JPG

ldj12041201mj10.JPG

ldj12041201mj11.JPG

ldj12041201mj12.JPG

ldj12041201mj13.JPG

ldj12041201mj14.JPG

ldj12041201mj15.JPG

ldj12041201mj16.JPG

ldj12041201mj17.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 11:00 PM | コメント (0)

April 05, 2012

L'ecume des jours #164

ldj120405mj01.JPG

ldj120405mj02.JPG

ldj120405mj03.JPG

ldj120405mj04.JPG

ldj120405mj05.JPG

ldj120405mj06.JPG

ldj120405mj07.JPG

ldj120405mj08.JPG

ldj120405mj09.JPG

ldj120405mj10.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 06:07 PM | コメント (0)

April 01, 2012

L'ecume des jours #163

ldj120401mj01.JPG

ldj120401mj02.JPG

ldj120401mj03.JPG

ldj120401mj04.JPG

ldj120401mj05.JPG

ldj120401mj06.JPG

ldj120401mj07.JPG

ldj120401mj08.JPG

ldj120401mj09.JPG

ldj120401mj10.JPG

ldj120401mj11.JPG

ldj120401mj12.JPG

ldj120401mj13.JPG

ldj120401mj14.JPG

ldj120401mj15.JPG

ldj120401mj16.JPG

ldj120401mj17.JPG

ldj120401mj18.JPG

ldj120401mj19.JPG

ldj120401mj20.JPG

ldj120401mj21.JPG
© orangepeel

brocante.

投稿者 orangepeel : 02:56 PM | コメント (0)

March 27, 2012

L'ecume des jours #159

ldj120327mj01.JPG

ldj120327mj02.JPG

ldj120327mj03.JPG

ldj120327mj04.JPG

ldj120327mj05.JPG

ldj120327mj06.JPG

ldj120327mj07.JPG

ldj120327mj08.JPG

ldj120327mj09.JPG

ldj120327mj10.JPG

ldj120327mj11.JPG

ldj120327mj12.JPG

ldj120327mj13.JPG

ldj120327mj14.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 04:34 PM | コメント (0)

March 22, 2012

L'ecume des jours #157

ldj120322mj01.JPG

ldj120322mj02.JPG

ldj120322mj03.JPG

ldj120322mj04.JPG

ldj120322mj05.JPG

ldj120322mj06.JPG

ldj120322mj07.JPG

ldj120322mj08.JPG

ldj120322mj09.JPG

ldj120322mj10.JPG

ldj120322mj11.JPG

ldj120322mj12.JPG

ldj120322mj13.JPG

ldj120322mj14.JPG

ldj120322mj15.JPG

ldj120322mj16.JPG

ldj120322mj17.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 10:20 PM | コメント (0)

March 20, 2012

The Daffodils -水仙-

静かな日に
音がして春

- 春は漠然の
窓の中の手のようである -

と e.e.カミングスは書いた

こぬか雨が

季節の変わり目をじらす
沢の岩かげから羊歯が緑をかがやかせる

窓をたたいて

大河を迂回した側溝に咲く 水仙が
ラッパをにぎやかす 無言のしぐさ

指が語るさびしさは 私だ

ガラス窓のむこうには
鏡のように私がいる


thedaffodils120320mj.jpg

© words & collage by orangepeel


forbidden to copy poetry and collage without permission
(詩とコラージュの無断転用・転載は固く禁じます)

投稿者 orangepeel : 09:33 PM | コメント (0)

March 07, 2012

L'ecume des jours #151

ldj120307mj01.JPG

ldj120307mj02.JPG

ldj120307mj03.JPG

ldj120307mj04.JPG

ldj120307mj05.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 04:10 PM | コメント (0)

February 07, 2012

The Land of Giants

pylon120207mj01.png

pylon120207mj02.png

pylon120207mj03.png
Icelandic High-Voltage Electrical Pylon

北欧神話の巨人を模した送電線鉄塔。

from Choi + Shine

投稿者 orangepeel : 06:19 AM | コメント (2)

January 23, 2012

Troll Sign

troll120123mj.jpg
Troll Sign, Nordic Village Bridge Shanty

from Walker Blogs via printmakingblog (Printmaking Journal) on twitter

投稿者 orangepeel : 10:11 PM | コメント (0)

December 07, 2011

L'ecume des jours #140

ldj11120nmj01.JPG

ldj11120nmj02.JPG

ldj11120nmj03.JPG

ldj11120nmj04.JPG

ldj11120nmj05.JPG

ldj11120nmj06.JPG

ldj11120nmj07.JPG

ldj11120nmj08.JPG

ldj11120nmj09.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 11:08 PM | コメント (0)

October 31, 2011

L'ecume des jours #138

ldj111031mj01.JPG

ldj111031mj02.JPG

ldj111031mj03.JPG

ldj111031mj04.JPG

ldj111031mj05.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 09:52 PM | コメント (0)

October 29, 2011

L'ecume des jours #136

ldj111029mj01.JPG

ldj111029mj02.JPG

ldj111029mj03.JPG

ldj111029mj04.JPG

ldj111029mj05.JPG

ldj111029mj06.JPG

ldj111029mj07.JPG

ldj111029mj08.JPG

ldj111029mj09.JPG

ldj111029mj10.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 09:26 PM | コメント (0)

October 20, 2011

L'ecume des jours #133

ldj111020mj01.JPG

ldj111020mj02.JPG

ldj111020mj03.JPG

ldj111020mj04.JPG

ldj111020mj05.JPG

ldj111020mj06.JPG

ldj111020mj08.JPG

ldj111020mj09.JPG

ldj111020mj10.JPG

ldj111020mj11.JPG

ldj111020mj12.JPG

ldj111020mj13.JPG

ldj111020mj14.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 08:08 PM | コメント (0)

October 14, 2011

Broken Hands


Broken Hands - Brother

from EdwynCollinsEdwyn Collins on twitter

投稿者 orangepeel : 09:45 PM | コメント (0)

October 11, 2011

沼地の楽しさ

イエローストーンでもバターシーパークでも八幡山でもいいんだ
沼地の楽しさ
湧き出る水の楽しさ

明日、リチャード・ブローティガンに電話して
秘密の喫茶店で愉快な天候の会話をするつもり


*沼地の楽しさがたえない。目覚めている間中じくじくと流れ、
わたしの現実認識に鰐のごとく食らいついて、
澱んだ水にもそれなりの知性があり、その枠内で考えてやって、
ヒマラヤの空に変えようとしさえしなければ、
それはノーベル賞受賞者みたいに賢いのだ、と教えてくれる。

危険な蛇どもは、ですと?
ナイフやフォークにして使うのさ。
とりえとてない食事も、それで俄然おもしろくなる。
ハンバーグステーキが死活の問題になるのであるから。

蚊ですと?
やつらは空中を飛ぶ血に飢えたエアコンにすぎない。
血に対する利己心を棄ててしまえば、蚊など問題じゃない。

流砂ね?
これは恋人にかける電話みたいなものだと思うのさ。
秘密の天候について愉快な会話をして、
沼地の楽しさを思わせる喫茶店で来週会おうねと約束するのさ。


* リチャード・ブローティガン 《沼地の楽しさ》/ 藤本和子 訳

poetry111011mj.jpg

© poetry & illustrations by orangepeel


forbidden to copy poetry and illustrations without permission
(詩とイラストレーションの無断転用・転載は固く禁じます)

投稿者 orangepeel : 08:13 PM | コメント (8)

September 23, 2011

Troll

troll110923mj01.jpg
from

troll110923mj02.jpg
from

投稿者 orangepeel : 10:01 PM | コメント (0)

September 21, 2011

L'ecume des jours #123

ldj110921mj01.JPG

ldj110921mj02.JPG

ldj110921mj03.JPG

ldj110921mj04.JPG

ldj110921mj05.JPG

ldj110921mj06.JPG

ldj110921mj07.JPG

ldj110921mj08.JPG

ldj110921mj09.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 04:29 PM | コメント (0)

September 18, 2011

secret fountain


movie by leosophia (orangepeel & chocochips)
撮影日:2010年10月15日 @general pond

投稿者 orangepeel : 10:56 PM | コメント (0)

August 20, 2011

季刊 Collegio

collegio110820mj.jpg
『季刊 Collegio』 第45号 2011年 夏号 ―3・11特集― (株式会社 之潮コレジオ 刊)

『季刊 Collegio』 古地図を中心に、〈場所の記憶〉をたどる・・・
- Topographic Memory ・ 場所と記憶 - 
の定期購読をはじめました。

第45号・2011年 夏号は3・11特集。

「コラム・江戸の崖 東京の崖 番外」から、興味深い記事を引用させていただきます。

 ‘フクシマがチェルノブイリを超えることは当初から明らかでした。
 それはチェルノブイリの原子炉が1機(4号炉)だけの事故でしかも大規模な放射性物質の漏出があったのは4月26日から5月6日(1986年*注 orangepeel)までの10日間のみですから、1、2、3号機が「メルトスルー」し、4号機も傾き、くわえてそれぞれ使用済核燃料プールに厖大な量の核燃料をかかえたままの状態で4ヶ月(8月20日現在5ヶ月*注 orangepeel)過ぎてなお放射性物質を大気と水中に漏出しつづけ、収束の目途が立っていないフクシマの事態は、海外ではレベル7×3機+レベル3×1機の計24レベルであると言われるほど、桁はずれの人災なのです。
 これに対し、「50年前の放射能地図」などと称して、原水爆実験用のほうが被曝が強いと主張する向きもあるけれど、原爆と原発では、使用核そのものの量単位においてキログラムとトンのレベル差がある。
 技術力と安全神話に、「チェルノブイリとはわけがちがう」と慢心していた人が、今虚心に照らしてみなければならないのは、四半世紀前にウクライナでおきた、「それまでの」最悪の事故結果とその規模、そして影響範囲なのです。
 前置きが長くなってしまいましたが、日本列島上今日ほど「地図」が意識された時代は、第二次世界大戦期を除いてはなかったといっていいでしょう。
(中略)
 人間が生きるのに、息をしなけいわけにはいかない、水を飲まないわけにはいかない。食物を摂らないわけにはいかない。日本列島の東半分にあって、一時ではなく、長い年月にわたって、四六時中放射性物質とつきあっていかなければならなくなった私たちにとって、「地図」的思考は文字通り必須のものとなりました。チェルノブイリとフクシマ、ウクライナと日本は、常に「同一の縮尺」で参照されるべきものとなったのです。’
『季刊 Collegio』 第45号 「コラム・江戸の崖 東京の崖 番外」 芳賀 啓 (p.77)

現在、地表・大気・海洋への汚染のみを問題にされているところに加えて、
河川・湧水・暗渠に興味をもってきた私は、水道局管轄の水道水だけでなく
農業用水や地下水・上水道に影響のある伏流水の汚染を提起したい。
放射性物質が地中奥深くしみこめば、大地にひろがる‘水’はやがてダメになってしまうのではないか。


先日、地質にお詳しいとおもわれる東京地学協会に、直接電話してうかがってみたのですが、
「そんな“SF”みたいなことは、ありえません」とやんわり一蹴されました。
こちらは、素人なものですからね。。。

ちなみに、かつて、ジェネラル・エレクトリック社の広報担当だった、小説家カート・ヴォネガットは、
“SF作家”というレッテルを嫌い、「現代の作家が、科学技術に無知であることはおかしい」と主張していたとのこと。


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 03:14 AM | コメント (0)

August 18, 2011

ephemera / river boat

boat110818mj.jpg
© ephemera collection of orangepeel

投稿者 orangepeel : 09:32 PM | コメント (0)

August 04, 2011

Boat Babies - ABC

boatbabies110804mj01.jpg

boatbabies110804mj02.jpg

boatbabies110804mj03.jpg
“Boat Babies - ABC”

a Bert & Betty book
written and illustrated
by Marion Kelly

Published by Braunston Boaters Publishing, 2005

投稿者 orangepeel : 04:35 PM | コメント (0)

August 03, 2011

Boat Babies - 123

boatbabies110803mj01.jpg

boatbabies110803mj02.jpg

boatbabies110803mj03.jpg
“Boat Babies - 123”

a Bert & Betty book
written and illustrated
by Marion Kelly

Published by Braunston Boaters Publishing, 2005

英国の運河を背景に、バート&べティ夫妻人形(!)が活躍の
ポストカードサイズ、ちいさな写真絵本です。ロンドン・カナル・ミュージアムにて購入。

投稿者 orangepeel : 04:58 PM | コメント (0)

ephemera / CANALS OF LONDON

canal110803mj01.jpg

canal110803mj02.jpg

canal110803mj03.jpg

canal110803mj04.jpg
© ephemera collection of orangepeel

Historical Canal Map, First published 1996

投稿者 orangepeel : 04:24 PM | コメント (0)

July 17, 2011

London old canal map

canal110717mj01.jpg

canal110717mj02.jpg

canal110717mj03.jpg

canal110717mj04.jpg

canal110717mj05.jpg

canal110717mj06.jpg

canal110717mj07.jpg
© photo by orangepeel @ London Canal Museum

投稿者 orangepeel : 05:59 PM | コメント (0)

July 16, 2011

geopolitical map

geopolitical110716mj01.jpg
Geopolitical – Map – Europe – Plan du Paris 1590

geopolitical110716mj02.jpg
Geopolitical – Map – Europe – Plan du Paris 1657

geopolitical110716mj03.jpg
Geopolitical – Map – Europe – Paris Exposition 1900

“Vintage image library for downloading, printing or just looking at:
Vintage Printable via CrankyPressman (Keith & Jamie Berger) on twitter

投稿者 orangepeel : 05:32 PM | コメント (2)

June 26, 2011

Eel Pie Island

eelpie110626mj.jpg
Richmond upon Thames

ORDNANCE SURVEY
GUIDE TO THE
RIVER THAMES

First published in 1983 by
Nicholson
© Text, Nicholson 1994

ロンドン郊外テムズ上流を手元の地図でながめると、
左下に、“Eel Pie Island” という愉快な名前の中洲。
ここは見逃した!

中綴じリング左ページの上にある“Brentford Ait”は、
野鳥が棲息する樹木が、鬱蒼と生い茂った島だった。

投稿者 orangepeel : 10:44 PM | コメント (0)

June 19, 2011

Tyburn Stream

tyburn110619mj01.JPG

tyburn110619mj02.JPG

tyburn110619mj03.JPG

tyburn110619mj04.JPG

tyburn110619mj05.JPG

tyburn110619mj06.JPG

tyburn110619mj07.JPG

tyburn110619mj08.JPG

tyburn110619mj09.JPG

tyburn110619mj10.JPG

tyburn110619mj11.JPG

tyburn110619mj12.JPG

tyburn110619mj13.JPG

tyburn110619mj14.JPG

tyburn110619mj15.JPG
© orangepeel

@dSquib (Alexander Hayman ) on twitter にて教えていただいたロンドンの暗渠、Tyburn Stream

タクシーの運転手さんも街のガイドさんもホテルのコンシエルジュも知ったかぶりしましたが、実はわかってませんでした(笑)。
そうですよね、たとえば日本のお巡りさんに「神田川支流笹塚暗渠はどこですか」って訊くようなものです。
地図にはない、‘道ならぬ道’なのですから。

上から6枚目までは、ピムリコ(Pimlico)駅とテムズにかかるヴォクソール橋(Vauxhall Bridge)の間に、それらしき川の名残。
集合住宅の物干し場になっていて、哀愁の生活感です。
下9枚は、オックスフォード・ストリート(Oxford Street)とボンド・ストリート(Bond Street)の、
渋谷のような賑やかな交差点をちょこっと入った、現在地下工事中の裏路地。
wikipediaに表記されている骨董マーケットですが、日曜日でお休みでした。。。

地下運河をのぞいてみたかった。

rivertyburn110619mj.jpg
form wikipedia ‘Tyburn Stream’

投稿者 orangepeel : 11:26 PM | コメント (0)

Battersea Park

battersea110619mj01.JPG

battersea110619mj02.JPG

battersea110619mj03.JPG

battersea110619mj04.JPG

battersea110619mj05.JPG

battersea110619mj06.JPG

battersea110619mj07.JPG

battersea110619mj08.JPG

battersea110619mj09.JPG

battersea110619mj10.JPG

battersea110619mj11.JPG

battersea110619mj12.JPG

battersea110619mj13.JPG

battersea110619mj14.JPG

battersea110619mj15.JPG

battersea110619mj16.JPG

battersea110619mj17.JPG
© orangepeel

Battersea Park, River Thames

Battersea Lake には、清冽な水がふつふつと湧き出ていました。

テムズにかかる工事中の橋には‘Weak Bridge’とありましたが、冗談かな。
いえ、おそるおそる渡ってみたら、グラグラと揺れました。。。

投稿者 orangepeel : 07:03 PM | コメント (0)

June 18, 2011

Brentford Locks

grandjunction canal110618mj01.JPG

grandjunction canal110618mj02.JPG

grandjunction canal110618mj03.JPG

grandjunction canal110618mj04.JPG

grandjunction canal110618mj05.JPG

grandjunction canal110618mj06.JPG

grandjunction canal110618mj07.JPG

grandjunction canal110618mj08.JPG

grandjunction canal110618mj09.JPG

grandjunction canal110618mj10.JPG

grandjunction canal110618mj11.JPG

grandjunction canal110618mj12.JPG

grandjunction canal110618mj13.JPG

grandjunction canal110618mj14.JPG

grandjunction canal110618mj15.JPG

grandjunction canal110618mj16.JPG

grandjunction canal110618mj17.JPG
© orangepeel

Brentford Locks (Grand Union Canal), River Thames at Brentford,

投稿者 orangepeel : 11:57 PM | コメント (0)

Kew Bridge

kewbridge110618mj01.JPG

kewbridge110618mj02.JPG

kewbridge110618mj03.JPG

kewbridge110618mj04.JPG

kewbridge110618mj05.JPG

kewbridge110618mj06.JPG

kewbridge110618mj07.JPG

kewbridge110618mj08.JPG

kewbridge110618mj09.JPG

kewbridge110618mj10.JPG

kewbridge110618mj11.JPG

kewbridge110618mj12.JPG

kewbridge110618mj13.JPG

kewbridge110618mj14.JPG

kewbridge110618mj15.JPG

kewbridge110618mj16.JPG

kewbridge110618mj17.JPG

kewbridge110618mj18.JPG

kewbridge110618mj19.JPG
© orangepeel

Kew Bridge, River Thames

ひさしぶりに緑と風のにおいを吸いました。
驟雨のあとのテムズ上流で大河の流れに沿ってあるくと人間的な感覚が戻りました

投稿者 orangepeel : 10:39 PM | コメント (0)

June 17, 2011

Regent's Canal

regentscanal110617kings01.JPG

regentscanal110617kings02.JPG

regentscanal110617kings03.JPG

regentscanal110617kings04.JPG

regentscanal110617kings05.JPG

regentscanal110617kings06.JPG

regentscanal110617kings07.JPG

regentscanal110617kings08.JPG

regentscanal110617kings09.JPG

regentscanal110617kings10.JPG

regentscanal110617kings11.JPG

regentscanal110617kings12.JPG

regentscanal110617kings13.JPG

regentscanal110617kings14.JPG

regentscanal110617kings15.JPG

regentscanal110617kings16.JPG

regentscanal110617kings17.JPG

regentscanal110617kings18.JPG

regentscanal110617kings19.JPG

regentscanal110617kings20.JPG

regentscanal110617kings21.JPG

regentscanal110617kings22.JPG

regentscanal110617kings23.JPG

regentscanal110617kings24.JPG

regentscanal110617kings25.JPG

regentscanal110617kings26.JPG

regentscanal110617kings27.JPG

regentscanal110617kings28.JPG
King's Cross © orangepeel

regentscanal110617camden01.JPG

regentscanal110617camden02.JPG

regentscanal110617camden03.JPG

regentscanal110617camden04.JPG

regentscanal110617camden05.JPG

regentscanal110617camden06.JPG

regentscanal110617camden07.JPG

regentscanal110617camden08.JPG

regentscanal110617camden09.JPG

regentscanal110617camden10.JPG
Camden Town © orangepeel

Regent's Canal (King's Cross〜Camden Town)

偶然、canal museumというちいさな運河の博物館と guardian 編集部を見つけました。

キングス・クロスは駅や産業遺産を取り壊し中。
古きよきロンドンのイメージから、クリエイティヴな街へ変わっているようです。

投稿者 orangepeel : 11:01 PM | コメント (0)

May 09, 2011

Tyburn stream

tyburn110509mj01.jpg
Tyburn stream

“The Tyburn is a stream in London, which runs underground from South Hampstead through St. James's Park to meet the River Thames at Pimlico near Vauxhall Bridge. It is not to be confused with the Tyburn Brook which is a tributary of the River Westbourne.

Before it was covered over, the Tyburn arose from the confluence of two tributary streams from the hills of Hampstead. At what is now St. James's Park, it split into three branches, two of which formed Thorney Island on which Westminster Abbey was built. The Tyburn is now completely enclosed and flows through underground conduits for its entire length, including one underneath Buckingham Palace. Marylebone Lane (W1) follows the course of the Tyburn on what was its left bank through Marylebone village.

From its source at the Shepherd's Well near Fitzjohns Avenue in Hampstead it flowed south through Swiss Cottage down to Regent's Park. In the park, in contrast to the River Fleet, another underground river, the Tyburn is carried in an aqueduct over the Regent's Canal.

The Tyburn gave its name to the village of Tyburn, originally a manor of Marylebone, which was recorded in Domesday Book and which stood approximately at the west end of what is now Oxford Street. It also gave its name to the predecessors of Oxford Street and Park Lane, which were formerly called Tyburn Road and Tyburn Lane respectively.

An antique shop near the junction of Bond Street and Oxford Street claims that a body of water which can be seen in an open conduit in the basement of its premises is part of the Tyburn.[2] That the stream is clean or flows through the basement of the shop is unlikely since the stream is now connected into the London sewerage system. ”
from Tyburn stream via dSquib (Alexander Hayman) on twiter

PC攻撃でブログ更新ができなかった間、ちいさなワイヤレスでtwitterをのぞいておりました。
なぜか英米のひとびとの中で、ロンドン地下世界が話題になっていて、
日本を舞台にした小説『ニューロマンサー』で知られる作家、ウィリアム・ギブスン氏のtweetにずうずうしく割り込み、
(私が暗渠好きなどとは国外の方はご存知ないはずなのに)偶然、教えていただいたのが Tyburn stream です。

“Tyburn stream”は、テムズ川とリージェンツ・カナルを結ぶ小流が地下化したロンドンの暗渠。
現在、一部がアンティークショップの並ぶ商店街になっているそうです。



regents110509mj.jpg
© photo by hiromi suzuki,1994 from my photo gallery on TrekEarth

上の写真は、1994年旅でアイスクリーム屋のテラスから撮影したリージェンツ運河。
「リトルベニス」とよばれていて小船が観光客をまっていました。
そうか、ここからあの街この街の足元を流れて倫敦の大河テムズへ。
そして、ドーヴァー海峡をこえて大陸へ。

やがて水は私たちのすむ東京へ、
と想いを馳せてみるのです。

投稿者 orangepeel : 11:09 AM | コメント (1)

日本の川・世界の川

kawaosirujiten110509mj.jpg
『川を知る事典―日本の川・世界の川』 鈴木 理生著(日本実業出版社刊、2003)

___ 北海道・東北の川の名前に始まる「カワ」の考察は、日本人の川に対する意識、川にまつわる歴史・文化などを経て、地球上の川を巡って、そこに住む人々との関わりへと深まっていく。都市史研究の第一人者が壮大なスケールで綴る、“川と人間”の有様。 ___
内容(「BOOK」データベースより)

チェルノブイリ原発事故を上回る放射能汚染があった。

今年はじめに買った川好き・暗渠好き必読の一冊、鈴木理生 著『川を知る事典-日本の川・世界の川』(日本実業出版社、2003)のp.226「北極海の汚染」シベリア川に関する記述にある。東西冷戦が終わるまで34年間、所在が明らかにされなかったロシア核秘密都市。 核弾頭用プルトニウム生産工場の原子炉がある秘密基地である。
ロシア、オビ川の支流、トム川流域の都市「トムスク7」では、30年間、3500万立方mもの放射性原液を地中に注入していた。周辺一帯は奇妙な静けさに支配されていた。1000年もたてば放射能も減衰するだろう、という見解だった。
シベリアとウラルの間に流れるエニセイ川流域の都市「クラスノヤルスク26」の放射能総量は、チェルノブイリの1億キューリを上回る1億2千キューリという。「秘密都市につけられたナンバーをみただけでも、そうした施設は半端ではないことが察せられる」(『川を知る事典』、p.228)

鈴木理生氏は『川を知る事典-日本の川・世界の川』で、東西冷戦終結以前のロシア核秘密基地について、
「さらにこの問題は、川(水)の毛細血管現象と放射能汚染が無関係であるのか」としめくくっています。

投稿者 orangepeel : 10:04 AM | コメント (0)

April 17, 2011

Greenwich Foot Tunnel

greenwich110417mj.jpg
from


from Jona Lewie Greenwich Foot Tunnel

The Greenwich foot tunnel is a pedestrian tunnel crossing beneath the River Thames in East London, linking Greenwich (London Borough of Greenwich) in the south with the Isle of Dogs (London Borough of Tower Hamlets) to the north. The tunnel is currently undergoing refurbishment and the works should be complete by June 2011’

投稿者 orangepeel : 10:28 PM | コメント (0)

March 07, 2011

L'ecume des jours #86

ldj110307mj01.JPG

ldj110307mj02.JPG

ldj110307mj03.JPG

ldj110307mj04.JPG

ldj110307mj05.JPG

ldj110307mj06.JPG

ldj110307mj07.JPG

ldj110307mj08.JPG
© orangepeel

ビルやマンションに囲まれた渋谷区幡ヶ谷・清岸寺は、法界山という古くからある「山」である。
井戸はいまも現役で、地下から汲み上げられる水は冬はあたたかく夏はつめたい。
こんな近所の地中に脈々と生きる水があるなんて、と驚く。
そのうち枯渇して空洞になってしまうでしょう、と墓参客がいう。

投稿者 orangepeel : 07:44 PM | コメント (0)

February 22, 2011

stolen kisses

うっすらと暗渠につもった雪に
ぼんやりと川の幻影がうかびあがります

いっぽう
伏流水をあつめていた樹木が伐採された
ちいさな森の池は枯れていくのでしょう
逃げ水の武蔵野台地の果てに育った私は
東京の地下にねむる水に想いをはせます

この狭い路地がながれとなって
あのひとの住む街へつながって

鉢植えのかげから黒猫が
ピンクの舌をみせて啼きます

‘mew!’


stolenkisses110222mj.jpg

© poetry & collage by orangepeel

forbidden to copy poetry and collage without permission
(詩とコラージュの無断転用・転載は固く禁じます)


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 09:37 AM | コメント (0)

February 20, 2011

L'ecume des jours #84

ldj110219mj01.JPG

ldj110219mj02.JPG

ldj110219mj03.JPG

ldj110219mj04.JPG

ldj110219mj07.JPG
© orangepeel @ 酒呑地蔵遷座祝, shibuya-ku, tokyo

投稿者 orangepeel : 12:17 PM | コメント (0)

February 17, 2011

L'ecume des jours #83

ldj110217mj01.JPG

ldj110217mj02.JPG

ldj110217mj03.JPG

ldj110217mj04.JPG

ldj110217mj05.JPG

ldj110217mj06.JPG

ldj110217mj07.JPG

ldj110217mj08.JPG

ldj110217mj09.JPG

ldj110217mj10.JPG

ldj110217mj11.JPG

ldj110217mj12.JPG

ldj110217mj13.JPG

ldj110217mj14.JPG

ldj110217mj15.JPG

ldj110217mj16.JPG

ldj110217mj17.JPG
© orangepeel

投稿者 orangepeel : 06:46 PM | コメント (0)

January 26, 2011

Småtrollen och den stora översvämningen

suomi110126mj01.jpg

suomi110126mj02.jpg

suomi110126mj03.jpg

suomi110126mj04.jpg

suomi110126mj05.jpg

suomi110126mj06.jpg

suomi110126mj07.jpg

suomi110126mj08.jpg

suomi110126mj09.jpg

suomi110126mj10.jpg

suomi110126mj11.jpg
© orangepeel, January 26, 2011

‘「気をつけて。雪はつめたいのよ!」
 ママが声をかけました。
 ところが、ムーミントロールは、両手ですくいあげようとして、それが雪ではなくてアイスクリームだということに気づきました。足の下できしきしとくずれるみどり色の草は、こまかいつぶの、ねじり砂糖でできています。野原のあちらこちらで、色とりどりの小川が、ふつふつと小さな声でつぶやきながら、黄色の砂の上を流れています。
 「みどり色のレモネードだ!」’

『小さなトロールと大きな洪水』 トーべ=ヤンソン/作・絵 冨原眞弓/訳 (講談社 刊, 1999) p.38

‘「おいしくてあたたかいおかゆの池はありませんか?」
と、たずねました。
「きのどくだが、そういうものはないんだよ。ホイップクリームやマーマレードの池ならあるんだがね。」’

『小さなトロールと大きな洪水』 p.64

‘しばらくいくうちに、水がひいたばかりの草のあいだに、なにか光るものがよこたわっているのを見つけました。
「ぜったいダイヤモンドだ!」’

『小さなトロールと大きな洪水』 p.100


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 11:13 PM | コメント (0)

January 25, 2011

それぞれの東京

kawamoto110125mj01.jpg

kawamoto110125mj02.jpg

kawamoto110125mj03.jpg

kawamoto110125mj04.jpg

kawamoto110125mj05.jpg

kawamoto110125mj06.jpg

kawamoto110125mj07.jpg
『それぞれの東京-昭和の町に生きた作家たち』 川本三郎 著 (淡交社 刊, 2011)

川本三郎 講演会
2011年1月25日:三省堂書店 神保町本店・8階 特設会場

上は会場にてサインをいただいた新刊『それぞれの東京』。

以下、走り書きしたメモをメモ。

●川本氏は、東京をテーマにした本を10冊以上だしている。

●1980年ころから、都市論が盛んになった。

●かつては、「東京砂漠」という言葉にあるように、地方vs.東京という視点で語られた。

●奥野建男が文学の中の風景を論じた。原っぱから東京をみる。

●「ぴあ」やインターネットがない大学生のころ、川本氏は映画館を漂流した。映画館が街の入り口だった。

●週刊朝日の記者時代、東京漂流記を書いたのが、きっかけ。山谷を取材。

●氏は、渋谷の参宮橋出身。かつて、代々木山谷とよばれたところ。古い町名は、小学校・交差点・交番に残っている。

●東京は、きのう愛したものが、きょうはなくなっている、‘普請中’の町。
 関東大震災〜東京オリンピック〜バブル、と、つねに街はかわっている。

●世界の大都市、パリ・ニューヨーク・ロンドンなどとちがって、100年以上のビルはない。

●永井荷風は、西洋留学中にあたらしいものより古いものに目をむけた。
 “文明とは、古くさいことをいうのだ” (!)

●普請中の町に住んでいる東京人は、ノスタルジー、はかなさを大事にしている。
 きのうまであったものに寄せる愛情。

●うしろを振り返ることを非生産的というが、「単なるノスタルジー」のどこが悪い?!

●あたらしいビルの、むこうの風景を見る。表層で街をおもしろがるのはよくない。

●近過去は学問にならないが、在野の人間が、(個人・町・書物・映画を通して)歴史ではなく小さな記憶を記録する。

●ロンドンやニューヨークのひとは、東京の冬は空が青いと驚く。

●高峰秀子の映画や荷風の絵に、荒川放水路の「四つ木橋」がえがかれている。現在、その木の橋は残っていない。

●なんでもない「橋」をえがく。橋⇔物語(ハードウエア⇔ソフトウエア)。ハードウエアのソフト化。

●スカイツリーの場所は、東武鉄道の車両基地だった。町名は、請地。

●町は、物語の一部となって、ゆたかな記憶となっていく。見えないものを見る努力。
 ノスタルジーだけでは語れないなにか。東京人の故郷を想う気持ち。

e.t.c.... あとは『それぞれの東京』を熟読します!

ちょこっと感想:
そういえば、川本三郎氏は、メイ・サートンの取材や、
ジョン・チーバーの翻訳などもされていることを思い出した。
東京(という、ちいさな記憶/物語)を‘世界’から俯瞰している。

投稿者 orangepeel : 11:34 PM | コメント (2)

January 23, 2011

入曽アリゾナ急行

iriso110122mj01.jpg

iriso110122mj02.jpg

iriso110122mj03.jpg

iriso110122mj04.jpg

iriso110122mj05.jpg

iriso110122mj06.jpg

iriso110122mj07.jpg

iriso110122mj08.jpg

iriso110122mj09.jpg

iriso110122mj10.jpg

iriso110122mj11.jpg

iriso110122mj12.jpg

iriso110122mj13.jpg

iriso110122mj14.jpg

iriso110122mj15.jpg

iriso110122mj16.jpg

iriso110122mj17.jpg

iriso110122mj18.jpg

iriso110122mj19.jpg

iriso110122mj20.jpg

iriso110122mj21.jpg

iriso110122mj22.jpg

iriso110122mj23.jpg

iriso110122mj24.jpg

iriso110122mj25.jpg
© orangepeel

きのうは、晴れてあたたかくてよかった。
武蔵野台地、掘兼の井戸〜不老川を再訪しました。
*周辺地図

ちょうど10年前、2001年2月17日のフィールド・ノートをあらためてみる。
それによると、新所沢『満州』で腹ごしらえをして出発したよう(ラーメン100円、ぎょうざ200円)。
まだブログをはじめてないころ、フィルムカメラのモノクロ写真とメモでまとめた手づくりの資料です。
誰にお見せするともなく、自分のひそかな愉しみに暗渠や
ふるい川、湧水池などのジャーナルを綴っておりました。


今回は、西武線新宿駅から急行で約50分の入曽駅に直リンク。
まずは、10年前は旅のおわりに暖をとった、
駅前喫茶『メープル』にてサンドイッチと珈琲で昼食。
35年つづいているレトロな喫茶店です。代がかわってました。
レトロといえば、入曽駅周辺自体がなつかしさを放っています。
一気に「遠い異国の不毛地帯」にトランスポート。
(勝手な妄想の失礼をお赦しください)

さて、掘兼の井戸と不老川については、
当ブログに関連記事がありますので、ご参照くださいませ。

水のないプール
本郷界隈

また、“掘兼の井戸”は、2001年2月のフィールド・ノートから。

‘冬場の休耕地は砂漠のようにさらさらとした土が舞う。
川や湧水のない『逃げ水の里』における農家の人々の苦労がしのばれる’

‘川の無い地方の井戸は高台の傾斜から地下水を得る。
確かに掘兼神社のある辺りは、ちょっとした小高い「山」の感じがあった。
はるかに広がる砂漠化した休耕地のなかに唐突に、
ポツンと雑木林(『赤坂の森公園』)がかたまっている。
防風林の役割とともに、地下水の確保によるものでもあるのだろう。
関東ローム層に覆われた武蔵野台地では、井戸を礫層まで掘り起こさなくてはならない。
新たな農地開拓への前途の多難に「掘りかねた」ということなのだ’

ところで、記憶にある不老川は、てっきり所沢だとおもっていたのですが、
橋のうえで、母と同世代とおぼしき女性とお話させていただいたら狭山市でした!
「私(orangepeel)がこどものころは、どろどろのドブ川でヘドロがすごかったのですけれど」
と、うかがったら、
「いまは、年に一回、ゴールデン・ウイークに近隣住民で堆積物をさらうんです。
50年ちかく、この川沿いに住んでますけど、雨の多い時季は床下浸水がひどくて。
ほら、あそこで護岸工事をやってるでしょう?
『とししらずかわ』といって、冬は水が地面にもぐってしまうというんですが、
このながれは、川越で新河岸川につながります」


小中学生のころ、赤土埃にまみれて自転車はしらせて、
やっとみつけた『水』が、不老川なのでした。
この、ふるくてちいさな川が「隅田川」という大川になって
東京湾にそそいで、世界の海とつながっているんだ!
とおおげさに想い、感慨にふけったmicrojourney。

ちなみに、記事タイトルにある『アリゾナ』とは、wikipediaによると
‘州名の由来は諸説あり、有力なものとしては、
アメリカ・インディアンのパパゴ族の"arizonac"(小さな泉の意)とする説、
スペイン語の"árida zona"(乾燥地帯の意)とする説’
とあります。


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 10:09 AM | コメント (2)

January 22, 2011

Arizona

horseshoebend110122mj.jpg
HorseshoeBend

投稿者 orangepeel : 11:52 PM | コメント (0)

January 21, 2011

The Troll Path

trollstigen110121mj.jpg
Trollstigvegen

troll110121mj.jpg
Troll (severská mytologie)

投稿者 orangepeel : 07:57 PM | コメント (0)

January 20, 2011

secret fountain, forever

ldj110120mj01.jpg

ldj110120mj02.jpg

ldj110120mj03.jpg

ldj110120mj04.jpg

ldj110120mj05.jpg

ldj110120mj06.jpg

ldj110120mj07.jpg

ldj110120mj08.jpg

ldj110120mj09.jpg

ldj110120mj10.jpg

ldj110120mj11.jpg
© orangepeel @ general pond

下3枚は、現在は使用されていない作業療法のビニールハウスちかくにながれていた水。
地下からくみ上げているそう。青空の下で、なつかしい水の音をきいた。

ところが。。。
そろそろはじまった都立松沢病院の、森と加藤山将軍池の整備です。
池のほとりには、トイレやコンクリート製の四阿ができていました。
ところどころ伐採された木々のあいだに、
ダンプが乾いた土埃をまきあげて通りすぎていきます。
昨年末までは、土埃に口を覆うことなんてなかった。
むしろ、クリークのなごりは雨がなくても水たまりで、寡黙な葉陰をうつしていた。
いつも、水の気配をただよわせていたのです。
森と地下水が、ひっそりと共生していたのでしょう。
木が死んで、水も去っていってしまいました。

春ごろには、にぎやかな東京都の公園になるのでしょうか。
偏見という垣根がとりはらわれることは、すばらしいことですが、
生と精神が一体となった聖をもつ秘境は、
うしなわれてしまったような気がいたします。。。


=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 08:03 PM | コメント (0)

January 19, 2011

Mer de Glace

tyndall110119mj.jpg
John Tyndall

投稿者 orangepeel : 11:09 PM | コメント (0)

proto-

proto110118mj.jpg
-パミス PUMICE
1960年にサーブルの姉妹品として、
軽石のように柔らかく、自然の風合いを求めて開発され、
英語で「軽石」を意味する「パミス」と名付けられました。
ソフトな肌の中に細かいストリーク状の模様がある
フェルトマークで、サーブルとともに
白いファインペーパーの柱の一つになりました。
TAKEO
paper trading since 1899-

「proto- 紙の原点とは」
出演: 山口信博 緒方慎一郎 山中俊治
2011年1月18日:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山

上は会場にて配布されたミニサンプル分冊。

以下、当日、走り書きしたメモをメモ。

●紙は清い。やわらかい。燃える。あたたかい。

●おとしがみ(トイレット・ロール以前の汚し紙)と浅草海苔はサイズが一緒。
 業者が同じだったとおもわれる。吉原から発生している。

●メディアとしての新聞紙は、情報に目がうばわれてしまうが、
 印刷されていない新聞紙はけっこう存在感のある紙。

●紙には‘音’がある。音がもれる。光を半分にする。気配がある。

●紙は水の流れの中で生成される。ドライだけれど、水を感じる。

●紙は水素で結合している。水から生まれている。水につけると溶ける。輪廻。

●紙は木(パルプ)。針葉樹と広葉樹ではちがう。
 針葉樹は低木で繊維が短い。テクスチャーがあり味わいがある。
 広葉樹は背が高く、繊維が長い。強度がある。
 裂いてみると、ちがいがわかる。 両方のブレンドで変ってくる。

●機械生産の洋紙には、人格がはいっていない。
 手漉きの和紙には、人から人に手渡す、紙そのものにメッセージがある。

●紙を折る→紙と人が向き合う→身体性。折りかた=作法=感謝=身体を通じて願いをこめる。

●不均質な活版印刷には聖性がある。
 結晶化した印字の周辺の土手→インクのにじみ=シャープではない、
「マージナル・ゾーン」は人類の目に心地良い。

ちょこっと感想 :
山中氏の紙の一生を表現したインスタレーション
(水が湧き、パルプの川となり、網にすくわれて紙となり、
また水にもどっていくマシーン)のスライドが、
教会の中の棺(あるいは幼児洗礼の聖水?)のようにみえた。

投稿者 orangepeel : 10:51 PM | コメント (0)

ephemera / GUIDE TO LONDON, 1925

1925london110119mj01.jpg

1925london110119mj02.jpg

1925london110119mj03.jpg

1925london110119mj04.jpg

1925london110119mj05.jpg

1925london110119mj06.jpg

1925london110119mj08.jpg
© ephemera collection of orangepeel

Pictorial snd Descriptive Guide
to
LONDON
and the
BRITISH EMPIRE EXHIBITION,
1925

WARD, LOCK & CO., LIMITED

地図を最大にクリックくださいませ。
テムズ、Regent's Canalのほかに、
現在では公園内の池におもかげのある、
ふるい運河や、
ドック(船渠)がみられる。
かつて、ロンドンは水運の町だった。

=====================
about my site

投稿者 orangepeel : 10:22 AM | コメント (0)

January 07, 2011

金魚や鯉が脱走

suido110107mj01.jpg

suido110107mj02.jpg
© orangepeel

写真は、表参道ちかく山手線高架下のトンネル?
なぜか厳重に鍵がかかっていますが、冬の日差しをあびた民家の物干し竿や鉢植えが暢気にならんでいます。
たまたま玄関から出てこられたおばあさんに「ここは川かなにかが流れてたんですか(そんなわけないけれど)?」とうかがったら、
「渋谷の水道が通っているんですよ。代々木の本管」ということでした。

*****

本日の‘タクシーの中で’。
現在、暗渠となっている和泉川(神田川笹塚支流)現役時代の話をきく。
運転手さんが渋谷区幡ヶ谷3丁目の地元の方で、昭和38、9年前後こどものころのこと。
以下、後部座席でノートに書き付けたメモ。

●「中幡小学校で幾筋かにわかれてる川を『大ドブ』、『小ドブ』とよんでたんですよ」

●「台風なんかがくると、よく床下浸水しました。さすがに床上はありませんでしたけれどもねえ」

●「(お天気のときの水位は)20cmくらいでした。雨がふると、ゴムボールなんかが流れてきて、こどもたちは大喜びです。上流の堀ノ内に釣堀があるんですが、金魚や鯉が脱走してきて泳いでました」

●「夏になると縁側で川をながめながら涼んでましたよ」風流!

●「中野通りのところは、低くなってますでしょう?滝つぼのようになって、ざあざあ流れて」

●「最近このあたりはマンションだらけになってしまいましたけれど、昔は原っぱで遊ぶ場所に事欠かなかったですね。インテックのところも広場で、アントニオ猪木と豊登の興行がくるはずだったんですが、豊登がなんだかんだ言って、結局やらなかった」

●「幡ヶ谷3丁目は、ほとんどが地主の松井さん(『松井足袋』の松井さん)と戸田建設の社長の敷地でした。」

●「ロバ製菓は『ぽんぽこたぬき』のTVCMもやってて『ひよこ』とならんで東京みやげでもうかってたんですけれどねえ。まわりの製菓会社の商品も代理販売してました。『おのろけ豆』、ごぞんじですか」

*****

かつての、のどかな風景が目にうかぶよう。
車窓をうっとりながめてたら、あっという間に目的地についてしまいました。
運転手さんがご自宅の住所を教えてくださったので、いつかあらためてうかがってみたいです。

いつかの路上でひろった古い住宅地図の破片

robamap110107mj.jpg
© ephemera collection of orangepeel




ロバ製菓 ぽんぽこCM

投稿者 orangepeel : 11:08 PM | コメント (7)

December 09, 2010

travellin' bag

bag101209mj02.jpg

bag101209mj03.jpg

bag101209mj06.jpg

bag101209mj07.jpg

bag101209mj09.jpg

bag101209mj11.jpg

bag101209mj12.jpg

bag101209mj13.jpg

bag101209mj14.jpg

bag101209mj15.jpg
© orangepeel @ general pond

投稿者 orangepeel : 11:01 PM | コメント (0)

November 27, 2010

secret fountain #02


movie by leosophia (orangepeel & chocochips)
撮影日:2010年11月25日 @general pond , setagaya-ku , tokyo

都立松沢病院のひろい敷地内には、原野のおもむきのある樹木の吐息と
鳥たちのさえずりだけがひびく森閑とした泉がひそやかに佇んでいる。
都内をながれる目黒川(および、支流北沢川)源流域としての興味もあり、
季節のうつりかわりを定点観測している。

精神科入院患者作業療法の地との立て看板があるが、
たまたまノラ猫たちにごはんをあげていた東京都職員の方にうかがったら、
現在は都で管理しており、ときどき業者に手入れをたのんでいるとのこと。
以前、星和書店刊『松沢病院 院長日記』を読んでいたら、石原都知事になったとたん、
医療に直接関係しないところには予算を出さなくなった、というような内容があったけれども、
それが功を奏して(と言っていいものかどうか)整備の不完全な、
さまざまな時代を生きた秘境に、こころがさまよう。

さて、関東大震災前後、松沢病院での作業療法の一環として、
通称‘将軍池’の造成にかかわった蘆原将軍とは、どのような人物だったのか。
『種村季弘のラビリントス  アナクロニズム』 種村季弘 著(青土社刊, 1979 )によると、
現代の精神医学でいえば、蘆原金次郎の病名は統合失調症であったらしいが、
数々の奇行・迷言・珍言でマスコミをにぎわす有名人だった。


general101127mj.jpg


 ‘以来六十年間、彼はたえず新聞種になる。新聞記者がネタがなくなると巣鴨病院に御託宣を伺いにいくのである。そのたびにツボにはまった意見が飛び出してくるのだから、やめられない。一面の政界記事を三面まで裏返し、こっぴどく笑いのめしていたも同然であった。新聞社のインタビューに応えるためか、将軍は特別待遇で松沢病院第二病棟の九畳敷の一室を独占し、そこに紙製の軍旗七ッ、正装軍装一着、山高帽子、シルクハット、軍扇、サーベル、大礼服の鳥毛帽子などを得々として並べていた。新聞雑誌類の閲覧も多少特別待遇だったのであろう。軍縮問題などを論じさせても、相当の通なのである。
 「内閣改造問題の将来を尋ねると将軍曰く 『政党は太政官制を布き、若し命令に叛く奴があったら他国に流罪にせよ、研究会の青木や近衛は食糧係にすればよい』
 軍備縮小に就て将軍の意見は『飛行機が発達すれば大砲をやめる丈だ、それから欧州の政局は豪傑張りの佛国と女張りの英国とが印度のシンガポールを取りつこする云々』」(「時事新報」大正十五年五月二十八日)’

『種村季弘のラビリントス  アナクロニズム』 「蘆原将軍考 - 序にかえて」 p.11〜12

 ‘天神太陽(orangepeel 注:自分を「神」と名乗っていた患者、インテリの元判事)ほどの神学を持たなかった蘆原将軍は、奇行の理由を訊ねられると、ただ頭から湯気を立ててどなりつける一方であった。さっぱりわけがわからない。同時にそこが大衆の好奇心を惹きつけて彼を大スターにしたのだろう。小利口に辻褄の合うものは馬脚を現わしもするが、蒙昧なものは『モルグ街の殺人』のオラン・ウータンのように理性よりはるかに足が速い。闇の塊りのようなものが全速力で疾走しているとあれば、どうしても野次馬が群がってくる。蘆原将軍ほどの巨大な闇に包まれると、明治以降の近代政治も、闇のなかでそこだけ照明を受けたような、一場のファースと化して見えたに違いない。ついでながら私には、幸徳秋水や北一輝を躍起になって追いかける近代政治学の学徒が、どうして蘆原将軍を一顧だにしないのか、気がしれない。彼はたしかに低級な存在だが、世には低級なものを通してしか現れない真実もあるのである。’

「蘆原将軍考 - 序にかえて」 p.17〜18

 ‘非常識によって誤れる常識を匡す、などといえば語るに落ちる。ただこういうことは言えるだろう。大礼服を着て威張りくさった、大真面目な元勲の一人が、一度でも蘆原将軍のように物笑いの種になるような演技を堂々と開陳して、自己戯画化、自己聖化の嘲笑をあえてしていたならば、つまり自己相対化においてすら力強い存在であることを公開していたならば、そこに確実に何かが生まれていただろうということである。あらゆる相対化に耐える絶対、すなわち文化が。非芸術、非文化、要するに玩具箱をぶちまけたような極彩色のガラクタの、それがそれだけでしかないような下等な自明さがかすかに発しているロマンチシズムを私はこよなく愛する。この下賎なロマンチシズムのヴェクトル線上に結ばれる焦点が文化であるのでなければ、文化とはそもそも何であろうか。’

「蘆原将軍考 - 序にかえて」 p.19

ところで、蘆原将軍は、なぜ<将軍>なのか。

 ‘ 「アノ金次郎さんヶ、アギャ利こうな人は御座らなんだ」
 と七十歳のかつての花嫁は「いればのない口をモグモグさせて」とんきょうな声を上げたという(昭和十二年一月二十一日付報知新聞)。
 「金さんが二十歳位の時空の星を指さしてあぎゃやがてわしを将軍様として迎へに来らっしゃる星ぢゃと教へてくらしゃった」’

「再説・蘆原将軍考 または< 兄貴、一寸待って呉れ> ということ」(あとがきにかえて)p.264


general101127mj.jpg


松沢病院の、クリークのなごりの水たまりにうつる空を駆ける、愛すべきトリックスター、蘆原将軍へ。

‘おそるべきものさへもなく
   老いゆきて
     蘆原金次郎はひじりとぞおもふ   茂吉’   

「再説・蘆原将軍考」p.266

投稿者 orangepeel : 12:26 PM | コメント (2)

November 06, 2010

waterloo sunset

waterloo101106mj01.jpg

waterloo101106mj02.jpg
© photo by orangepeel , 1995

orangepeel's essay


The Kinks - Waterloo Sunset

投稿者 orangepeel : 07:21 AM | コメント (0)

November 04, 2010

book surfing

kazamakan101103mj01.jpg

kazamakan101103mj02.jpg

kazamakan101103mj03.jpg
五木寛之小説全集 『凍河』 (講談社刊, 1980)  
絵:風間完 1974〜75年、朝日新聞連載時のさしえに色をつけた (五木寛之小説全集月報[10])

 ‘転移とは、もともとは精神分析の用語で、自由連想法を重ねていくと、子どものときの重要な人物への感情が治療者に向くことである。ここでは、治療関係の上に生じる、患者の個人的な感情を転移と呼び、転移によって揺すぶられてしまう医師の側の感情を逆転移と呼ぶことにする。
(中略)
 転移の中で、とくに注意が必要なものが恋愛転移である。転移性恋愛では、治療という本来の目的を失し、治療に悪影響を与える。しかし、表面上は症状が消失(これを転移治療という)する場合があるが、転移治療は長くはつづかない。恋愛転移は、医師に服装などの気のゆるみがあったときに生じることがある。また精神療法の場では、積極的に取り上げて、タブー視しないほうがよい。転移性恋愛には早目に対処するのがよい。
(中略)
 若い男性医師が、若い女性の強迫性障害の患者を担当した。その女性患者は、治療の初期からその若い医師に好意をもっていた。症状はその医師が担当するようになってから劇的に改善していった(転移治療)。だんだん恋愛感情が強くなり、あるとき患者は医師に対し思い切って愛情の告白をした。その恋愛の告白に対し、医師は常識的な対応をしたのだが、最後に「あなたが私を好きなのは、ずっと前からわかっていた」と言ってしまった。その言葉を聞いて、患者は怒り出した。「わかっているのならば、なぜもっと早く、この恋愛は実らないと、自分に注意をしてくれなかったのか。いまになっては遅すぎる」と医師を追及した。強迫症状は、以前よりももっと激しい状態で再燃した。恋愛感情は燃え上がってしまったならば、簡単には消えない。初期ならば消火できたのに、というのが患者の気持ちだったのだろう。
 五木寛之の『凍河』という小説は、若い男性の精神科医と精神科の女性患者の恋愛を扱っている。精神科医と患者の恋愛は、小説家にとっても関心を引くテーマの一つかもしれない。筆者は研修医の頃に、患者に対し恋愛感情が生まれたときには主治医を降りるようにと教えられた。ある研修医がそれに反発して、相思相愛になり、結婚すれば問題にならないのではないか、と先輩の医師に質問をした。先輩の医師は「その方法は一生に一回しか使えませんね」と答えたそうである。’

『松沢 臨床精神医学セミナー vol.1』 松下正明 監修 / 岡崎祐士 編著 (日本評論社刊、 2008)
第局堯[彎伽鎖整絣悗虜覗粟
1-8. 精神療法の考え方_____ 臨床精神医学の基本 五味渕隆志
(6) 転移(tranceference) 、逆転移(counter tranceference) p.121〜122より

「その方法は一生に一回しか使えませんね」

近隣住民以外には一般にあまり知られていない、ひろい病院敷地内の森と北沢川(目黒川支流:現在暗渠)源流池のことを調べたくて、
都立図書館から取り寄せた精神科医療専門書を最後まで熟読していたら、まるで小説のワンフレーズのようなことばをみつけ、
さっそく、五木寛之 『凍河』 を読んでみた次第。

全集月報の風間完のさしえのように、ヒロインはもちろんのこと、
グラマラスな副院長、手紙魔の院長の娘など、魅力的な女性が登場する。
とくに、ボリス・ヴィアンやル・クレジオ、マンディアルグが好きな、おませな手紙魔の高校生ナツキ。
院長である父親が戦時中におかした罪を、トルコ嬢(いまでいうソープ嬢)になってあがなおうと
家出をこころみる16歳思春期の突拍子もない行動が痛々しい。
主人公の若い医師は「一生に一度の方法」が成就するわけだが(読まれてない方にはオチを申し訳ございません)、
終りの章から、ナツキが作詞作曲したお祝いの歌<凍った河>を。

‘_____ 風の中を渡ってゆく どこまでもつづく 凍った河 水の流れは見えないけれど 
たしかにこの河の下には 河が流れている いつか春は来るのだろうか
 ひょっとしたら 来ないのかもしれない でも 肌をさす風の中を わたしは渡ってゆく 
凍った河を 氷の下に 見えない流れが動いていることを思いながら _____ ’

五木寛之小説全集 『凍河』 (講談社刊, 1980) p.377

はからずも river surfing 〜 book surfing 〜 river surfing のおもむきです。

投稿者 orangepeel : 07:23 AM | コメント (0)

October 21, 2010

なごり雨

byogakudopostcard101021.jpg
photo by S@byogakudo

巴里!?かとおもったら、あらかわ遊園の観覧車からのぞんだ隅田川だそう。
中野新橋 古書 猫額洞からいただいたポストカード。
thank you very much, S&C !

タクシーの中で。

タクシーの運転手さん(以下、タ)「石川さゆりに似てるねえ」

ワタシ(以下、ワ)「えっ?ワタシですか?」

タ「いや、この声がさあ」(と、ラジオから流れる曲をうながす)

ワ「あ、これ、誰ですか?」(曲がとぎれ、♪ただいまの曲はイシハラジュンコさんの○○でした♪とアナウンス)

タ「イシハラジュンコだって。知らないねえ」

ワ「(急にはずかしくなりつつ)そういえば石川さゆりさんって、若いころより今のほうが声に色気がありますよねえ」

タ「あれ?お客さん、同性でも女の色気ってわかるもんなの?」

ワ「わかりますよう!やっぱり演歌は経験を積んで歳を重ねるほど艶がでてきますよねえ」

タ「うーん。まあねえ。人によるよね。歳くってればいいってもんじゃないねえ」

ワ「ああ。。枯れてきちゃう人もいますでしょうかねえ。。。」

オヤジな会話。。。

雨もよいの車窓風景にぴったりな曲。
「季節はずれの風鈴・・・」せつない。


石原詢子 なごり雨


p.s. 本日の『ブラタモリ』身震いしながら観てて家族に笑われた。「もうこの話題は(ワタシから聞かされて)ウンザリ」だって。

投稿者 orangepeel : 11:57 PM | コメント (4)

October 16, 2010

secret fountain


movie by leosophia (orangepeel & chocochips)
撮影日:2010年10月15日 @general pond

秘境、ふつふつと湧き出る泉です。
生きているんだなあ、という実感!

以下、『松沢 臨床精神医学セミナー vol.1』 松下正明 監修 / 岡崎祐士 編著 (日本評論社刊、 2008)より。

 
 ‘通称「将軍池」は、正式には「加藤山将軍池」というが、関東大震災をはさんで4年間の患者・職員の作業で、大正14年に完成した中央に築山をもつ池である。わが国の精神科作業療法史の代表的な作品であり、現在でも病院を訪れる人々に大きな感動を与えている。
 築山は加藤山というが、これは作業の中心になった加藤普佐次郎医師の名前を採ったものである。加藤普佐次郎医師は、自治医大精神科加藤敏教授の御祖父である。将軍池の将軍は、前記葦原将軍(葦原金次郎)に由来する。氏は作業にも参加したようである。
 現在、池の浚渫や周辺の整備・管理がきわめて不十分にしかなされず、歴史的作品が生かされていない。平成23年度末に予定されている新しい「東京精神科医療センター松沢病院」(仮称)の開設に向けて、将軍池の整備を都に求めているところである。また、将軍池にかぎらず、松沢の自然と歴史的事蹟は、学校教育や社会教育の一環として広く活用されるようにしたいと考えている。’

第吃堯‐沼病院と精神医学・医療の歴史
2. 松沢病院の歴史と自然 「加藤山将軍池」 (p.20)

 ‘周囲にはほとんど人家のない、水田と畑のこの地に病院が移転して、早や90年になる。その間に育った、あるいは植樹されて大きくなった種々の植物は、いま豊かな緑と木陰と季節毎の花を提供しており、また肥沃な土地となっている。この自然は患者さんや訪れる家族には、何よりの慰めと憩いの場となっている。
 小動物も多く、たぬき、うさぎに遭った人々もいる。青大将、殿様カエルなど爬虫類・両生類も豊富であり、トンボや蝶などの種類も多い。新病院建設にあたって、平成18年度に自然環境調査を行なった。もともと敷地内にはクリークが流れていたことからもわかるように、伏流水や地下水も豊富な地層と考えられ、水辺のみられる動植物がたくさん観察された。小型魚類を餌とするアオサギやカワセミなどの水鳥、オオヤマトンボやショウジョウトンボなどの水辺を産卵場とするトンボ類が多かった。また、水辺を繁殖場とし、草地や樹木などで生活するアズマヒキガエルが広い範囲で生息しているのが観察された。
 樹木には、銀杏、欅、赤松、ヒマラヤ杉など、また古木・大木の桜、椿、梅、躑躅など花の咲く木々、名木百選に選定されている多行松(たぎょうしょう)など、多彩な樹木が、高木樹林、水辺林、街路樹的樹林、密集樹林を形成している。
 その林(中には森に近いものもあるが)の中や地面には、アズマネザサやウマノスズクサ、カニクサなどの水辺の植物、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、コゲラ、カワセミなどの小鳥、テングチョウ、ジャコウアゲハ、サトキマダラヒカゲショウジョウトンボ、ニホントカゲ、タカオマルチカクシゾウムシなどが生息している。
 また、敷地内には、縄文時代の狩猟の痕が確認されている。兎などの獲物捕獲の落とし穴が認められるという発掘調査結果であった。水も豊富で、過去には井戸がいくつも掘られていた。将軍池にも自然の湧水があったことが知られている。現在は、堆積物が多く、湧水口が塞がれていると思われる。浚渫してきれいにしたいと考えている。’

第吃堯‐沼病院と精神医学・医療の歴史
2. 松沢病院の歴史と自然 「貴重な自然」 (p.28)

投稿者 orangepeel : 09:50 AM | コメント (0)

October 02, 2010

L'ecume des jours #59

komaba101002mj01.JPG

komaba101002mj02.JPG

komaba101002mj03.JPG

komaba101002mj04.JPG

komaba101002mj06.JPG

komaba101002mj07.JPG

komaba101002mj09.JPG

komaba101002mj11.JPG

komaba101002mj13.JPG

komaba101002mj14.JPG
© orangepeel

午後の陽だまりに潜んでいたのは、ヴァンパイア。
顔や手足を無数に吸われて・・・・ @駒場東大。

ひさしぶりに一二郎池と空川をたずねました。
池のそばにはパビリオンのような蔓棚のある‘秘密の花園’がいつのまにかできていました。
写真、上3枚は旧制高校時代からのこっているマンホール。

ところで、‘花園’には植えたての苗を守るためにコンクリの破片や砕いた石をつめた歩道があって、
サイドに気になる立方体がならべられていました。
「ふるい川の橋柱?」とときめいたのですが、刻まれた文字をよくみると、
「享保○○○・・・
妙法○○○・・・童」とあります。墓石?!
だとしたら、踏みつけてました、バチあたりなことをしてしまいました。

この件についてお詳しい方がいらっしゃいましたら、どうかご教示いただければ幸いに存じます。。。




Alan Parsons Project "TIME"

投稿者 orangepeel : 10:51 PM | コメント (0)

September 30, 2010

L'ecume des jours #58

general100930mj01.JPG

general100930mj02.JPG

general100930mj03.JPG

general100930mj04.JPG

general100930mj05.JPG

general100930mj06.JPG

general100930mj07.JPG
© orangepeel

雨の茂みに潜んでいたのは、ヴァンパイア。
顔や手足を無数に吸われてかゆいかゆい @general pond。




Smokey Robinson & The Miracles - Ooo Baby Baby (Ready Steady Go - 1965)

投稿者 orangepeel : 10:03 PM | コメント (0)

September 20, 2010

placebo

placebomj100920a.jpg
『心の潜在力 プラシーボ効果』広瀬弘忠 著(朝日新書、朝日新聞社刊, 2001)

専門誌は少々お値段が張るので機会があるごとに一冊ずつあつめてじっくり読んでいる『精神科治療学』。
仕事柄、広告に自然と目がいって「あ、この製薬会社、イラストつかってるんだ」などの発見があり、
またビジュアル部分だけではなくスペックも熟読していたら‘プラセボ’という言葉がたびたびでてくるので気になったのです。
たとえば「警告 プラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告があり・・・」云々。


プラセボ、またはプラシーボとは「偽薬」のことで、Wikipediaによると、

‘偽薬(ぎやく、プラセボ、プラシーボ、placebo)は、本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬の事である。成分としては、少量ではヒトに対してほとんど薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われる事が多い。Placeboはラテン語で、「私は喜ばせる」の意。

「プラセボ (placebo) 」は、広義には「薬」以外にも、本物の治療のように見せて実質上の治療の機序が含まれないあらゆる治療手段を指すため、厳密にはより広い意味の言葉である。プラセボ手術 (placebo surgery) が行われることすらある。
偽薬は、偽薬効果を期待して処方される事もあるが、本物の薬の治療効果を実験的に明らかにするため、比較対照試験(対照実験)で利用される事が多い(その代表としては二重盲検法がある)。

偽薬を処方する事に対する倫理的な批判もあるため、現在の治験における比較対照試験では、通常、類似薬効薬が用いられる。’

とあります。


そういえば、以前、ニコライ堂のクリスマス礼拝の記事を書いたときに、
ロシア人司教の祝福の言葉「プラシーボ!」に関してコメントをいただいたことをおもいだしまして(2005年12月25日アーカイヴをご参照ください)
すこしくわしく調べてみたくなり、『心の潜在力 プラシーボ効果』を図書館でとりよせてみた次第。

以下、メモ。(注: 《》内はorangepeel による)


fakemj100920.jpg


 ‘これは砂糖ピルだ、と言って医者が患者に渡したプラシーボが、なぜ精神疾患の患者の症状を軽くしたのだろうか。その謎を解く鍵は、医者が患者に対して言った「多くの患者さんは一日三回、毎回一錠ずつ、一週間このピルを飲み続けると症状は改善します。一週間たったらチェックのためにまたおいでください」という言葉にあった。患者にとって薬の原材料は何でもよかった。薬が効いて症状が良くなるという、信頼すべき医者の予言と約束が重要な意味をもっていた。したがって、心のあり方が症状や病態と密接な結びつきをもっている精神疾患の領域で、プラシーボは特に著しい効果をもつ。’

『心の潜在力 プラシーボ効果』 1. プラシーボ効果とは 「種明かしの後でも効果がある」(p.34)

 ‘プラシーボは神経伝達物質であるエンドルフィンを分泌させることがわかってきた。エンドルフィンは、脳の視床下部や下垂体で作られる、モルヒネに似た効果をもつ神経伝達物質である。エンドルフィンは鎮痛作用をもっている。たとえば、中国で、外科手術などに用いられるハリ治療は、ハリを打つことで分泌されるエンドルフィンの鎮痛作用を利用したものだと考えれている。
(中略)
 《イェール大学のハワード・スピロは》プラシーボの本質について次のように語っている。
「医者が発する言葉も、プラシーボです。もし、言葉が健常者を感動させる力をもつのであれば、安心を与えたり励ましたりする言葉は、患者に“いやし”をもたらす可能性をもっているのです。たとえ、その“いやし”のプロセスは、いまだ解明されていないとしてもです。アリストテレスが言っていることですが、詩を読み聞かせて人びとを感動させることができるように、言葉を話すことによって、患者に良い効果をもたらすことのできる医者は、医療を技術的、かつ沈黙の技と心得ている医者よりも、はるかによりよく患者を治療することができるのです。このような言葉を用いた治療は、今日では医療行為の中心から外されています。しかし、もし物語がわたしたちの涙をさそい、映画がわたしたちをぞくぞくさせるほど興奮させることができるのならば、同じ原理で、医者の言葉は、患者が病気からいやされるきっかけをもたらすものとなりうるでしょう」’

2. 人のつながりの中で 「重要なのは人間関係」 (p.39〜41)

‘プラシーボという言葉は、もともとは「喜ばせる」とか「喜びを与える」という意味から、「喜ぶ」あるいは「受け入れられる」「前を歩む」という意味までを含むラテン語である。このプラシーボ ( Placebo )という言葉は、カトリックの教会で二組の聖歌隊が交互に歌う交唱の最初の言葉 「 Placebo Domino in regione vivorum 」(私は生ける者の地で、主の御前を歩き進もう)(詩篇第一一六篇九節 『聖書』日本聖書刊行会)のプラシーボから取られたものだ。カトリック神学校の神父にたずねたところ、このラテン語の一節は、「生ける人びとの間にあって、主は私を心にかけてくださる」という意味でもあるという。さて、このプラシーボという言葉はやがて、カトリックによる葬儀の祈りそのものを意味するようになったといわれている。現在でも日本のカトリック教会では、葬儀の際や晩課でラテン語の発音で「プラチェーボ」で始まる詩編の祈りを、一九六三年のヴァチカン会議の決定を受けて、ラテン語に代えて各国語訳の聖書を用いるようになった。’

3. 劇的な評価の変遷 「おべっか使いのプラシーボ」(p.59〜60)

 ‘星《SF作家の星新一》は次のように話している。
「プラシーボに関連したことなんですけれども、フランスのシラノ・ド・ベルジュラック(一六一九〜五五)というひとは____この人をモデルにしたドラマがありますが____現実に存在した人で、一六五〇年ごろに、SFのはしりみたいなものを書いているんですね、『月と太陽の滑稽譚』のなかで、テープレコーダーは出てくるわ、いろんなものが出てくるんですけど、いちばん面白かったのは、想像力には病気を治す力がある。薬も想像力の助けがないと役に立たん、だから医者を選ばんといかん、と言っているんです。まさにこれ、プラシーボのはしりで、そのころからすでにあったんですね」’

6. 伝統医療のなかで 「プラシーボを積極利用する伝統医療」 (p.143〜144)

 ‘フランスのすぐれた思想家であるモンテーニュ(一九三三〜九二)の代表的著作である『随想録』の中にもプラシーボに関する話がある。モンテーニュは、自分自身の体験や見聞などを『随想録』のいたるところで生き生きと語っている。
「人はいつもあらかじめ心の用意を求めるのだ。何のために医者たちはあのようにすぐにも直してやるような嘘をつき、前もって患者たちの信頼をえようとするのかというと、それは想像の力によって彼らの煎じ薬の無効を補強するためにほかならない。彼らはこの道の或る大先生が、お薬を見ただけでその作用を受けたものが数多くあったと、彼らのために書き残しているのをちゃんと知っているのだ。’

同上 (p.144)

 ‘彼が書いた本のなかでも代表的な一つである『精神分析入門』は、そのときの講義録である。この中でフロイトは、次のように聴衆に語りかけている。
「言葉はもともと魔術でした。言葉は、今日でもむかしの魔力をまだ充分に保存しています。われわれは、言葉の力によって他人をよろこばせることもできれば、また、絶望におとしいれることもできるのです。言葉によって、教師は生徒に自分のもっている知識を伝達することができるし、講演者は満堂の聴衆を感動させ、その判断や決意を左右することもできます。言葉は感動を呼び起こし、人間がたがいに影響し合うための一般的な手段なのです。’

7. 心理療法の核に 「言葉をメスとしてフロイトは」 (p.162)

 ‘宗派を超えて、信仰をもつことが、なぜこのようにはっきりした死亡率の低下となって現れるのだろうか。不思議なことだ。
 この疑問に対する答えを求めて、まず、アウシュビッツを生きのびた心理学者ヴィクトール・フランクルの語るところに耳を傾けよう。
(中略)
「人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである」’

8. 奇跡を呼ぶ力 「信じる力は頼れる力」 (p.186〜187)


fakemj100920.jpg


最後の章で著者は、フランス、ピレネー山脈ふもとの聖地「ルルドの泉」にふれています。
1858年、貧しい少女ベルナデット・スピルーが村はずれの洞窟で聖母マリアを見た。
聖母マリアの言葉にしたがって洞窟を手で掘ると泉が湧き出す。
そして、その泉には病気をいやす力がそなわっていると評判をよんだ。
ルルド聖地では、かつて年間6700人ものひとびとが‘奇跡’を体験していたそうですが、
科学(化学)の発達にしたがって、1960年から2000年の40年では、わずか4人の‘奇跡’認定となりました。
最近では、MRIで治癒の真偽を診断しているそうです。

3年ほど前、下北沢の北沢川フィールドワークで世田谷教会のルルドをおとずれたことがありました。
教会坂下のスズナリ横丁のあたりはかつて水路にうるおった田んぼだったとのこと。
何度も書いていますが、道に迷った者・傷をおった者は沢をもとめるといいます。
不信心者ですが、湧水信仰者?として、ルルドの奇跡(プラシーボ効果)を信じたい。

その昔、インドネシア バリ島の湧水池「タンパクシリング」の、ふつふつとわきでる
清冽で豊かな水にいたく感激して僧侶と写真を撮った記憶があります。

家族には「誰にも教えないで!」といわれてますが、こっそり小声で。
新宿からバスで2時間、富士山麓に「忍野八海」という、ひとけのない、アイルランドの寒村を彷彿とさせる
それはそれはうつくしい湧水の秘境があるとのこと。
いつか‘治癒’と‘奇跡’をめぐる旅をしてみたいのです。

投稿者 orangepeel : 05:37 AM | コメント (2)

September 04, 2010

ephemera / tucano

brasilbirdmj.jpg
© ephemera collection of orangepeel

Vaso zoomorfo
Indios Tucano
Alto Rio Negro ( Est . Amazonas )

静謐な動物形象の壷の古絵葉書。

アマゾン川支流ネグロ川流域のブラジル先住民は‘オオハシ’にあこがれと崇拝をいだいていたのでしょうか。
ネグロ川とは「黒い川」の意。
うつくしく個性的な魚が棲息しているそうです。

投稿者 orangepeel : 06:37 AM | コメント (0)

August 26, 2010

L'ecume des jours #53

Lecumedesjours5301.JPG

Lecumedesjours5302.JPG

Lecumedesjours5303.JPG

Lecumedesjours5304.JPG

Lecumedesjours5305.JPG

Lecumedesjours5306.JPG

Lecumedesjours5307.JPG

Lecumedesjours5308.JPG
© orangepeel

八月も終わりかけの避暑 @general pond

投稿者 orangepeel : 11:05 PM | コメント (0)

August 01, 2010

tokyojin

tokyojinmj100801.jpg
東京人 / 2010年8月号

特集は『東京の川を楽しむ』。
‘暗渠’記事に「やっと♪」感を抱かれた方も少なくないことでしょう。

投稿者 orangepeel : 09:09 PM | コメント (2)

July 22, 2010

microjourney with prince

P1010327.JPG
テムズ川上流 / 撮影は浩宮皇太子

『テムズとともに〜英国の二年間』 徳仁親王 著(学習院教養新書,1993)より。

皇太子がオックスフォード留学中に英国の運河について研究されていた情報は、かねがね耳にしていたのですが、
「道好き」、「川好き」にくわえて、パブで1パイントのビターをたしなまれていたエピソードなど、殿下に親近感がわいた一冊です。

図書館など埃の舞う史料のなかで英国の水運の歴史をもとめられているようすがいきいきとえがかれていて。


なお、テムズ(Thames)の語源についてマリ・プリチャード、ハンフリー・カーペンター共著‘A Thames Companion’では、「暗い」を意味する Teme をあげている。ケルト人は河川に対する信仰をもとに、沼沢地も多く近づきにくい未開発のこの河川を「暗い」、「神秘的」であると受けとめ、この印象がその後の諸民族にも引き継がれて、「テムズ」川と呼ばれたのであろうと推定している。まことに興味深い説である。

『テムズとともに〜英国の二年間』 8章 オックスフォードにおける研究生活 (p.156〜157)


できれば、皇太子殿下が研究成果をまとめられてオックスフォード出版会より発行された
‘The Thames as Highway’を目にする機会があれば幸いです。

投稿者 orangepeel : 03:37 PM | コメント (0)

July 15, 2010

siesta

P1010237.JPG

P1010239.JPG

P1010244.JPG

P1010274.JPG

P1010280.JPG

P1010285.JPG
© orangepeel

水たまりには、裏返しのもうひとつの森があった。
池のほとりでは家族がシェスタ中 @general pond。

投稿者 orangepeel : 04:46 PM | コメント (0)

June 30, 2010

L'ecume des jours #46

P1010130.JPG

P1010131.JPG

P1010138.JPG

P1010142.JPG

P1010146.JPG

P1010151.JPG

P1010159.JPG

P1010171.JPG
© orangepeel

@general pond

投稿者 orangepeel : 09:50 PM | コメント (2)

April 14, 2010

water tower

P1000626.JPG
© orangepeel

葉桜の池のほとりの給水塔 @ 上北沢

投稿者 orangepeel : 10:25 PM | コメント (0)

April 08, 2010

L'ecume des jours #38

P1000593.JPG

P1000595.JPG

P1000597.JPG

P1000601.JPG

P1000603.JPG

P1000604.JPG

P1000607.JPG

P1000608.JPG

P1000610.JPG

P1000614.JPG

P1000615.JPG

P1000616.JPG

P1000617.JPG

P1000621.JPG
© orangepeel

目黒川源流池@上北沢


投稿者 orangepeel : 10:58 PM | コメント (5)

March 27, 2010

So Much Water So Close To Home

P1000583.JPG
© orangepeel

地下水脈@東大駒場

投稿者 orangepeel : 11:43 PM | コメント (0)

February 26, 2010

東京ぶらり暗渠探検

burariankyomj100226.jpg
『東京ぶらり暗渠探検 消えた川をたどる! 』 (洋泉社MOOK)

とうとうでました!
ありそうでなかった東京の失われた川を探索するガイドブック。
いつもお邪魔させていただいているブログ「東京の水」の本田創氏も執筆者のひとりです。
おめでとうございます!というか、ありがとうございます☆

まずは自分の足で街をぶらついて「ここはもしや川だったのか?!」と
なんとなく地形をもやもやわくわくしてみたいものですね。
この本は部屋でじっくり感慨にふけるのがいいような気がします。
ワタクシの勝手な想いです(笑)

INTRO

“暗渠は時空を超えた
東京へとつながるタイムトンネルだ!”

投稿者 orangepeel : 10:10 PM | コメント (0)

January 21, 2010

あらかわ遊園

arakawayu01.jpg

arakawayu02.jpg

arakawayu03jpg
© photo by hiromi suzuki

隅田川の水上バスから見上げた観覧車。
古絵葉書のつもりで。

投稿者 orangepeel : 07:52 PM | コメント (0)

January 09, 2010

シジュウカラやらメジロやらセキレイやらヒヨドリやらが

hondasanbirdmj100108.jpg
from 東京の水 2009 fragments

写真は暗渠の大御所、HONDA氏の
国分寺崖線・野川に注ぐ湧水&ミニ支流たち(1)こんなところに湧水が・・・ 」から。
水辺の鳥の足跡に切なくなりました。

‘シジュウカラやらメジロやらセキレイやらヒヨドリやらが’

勝手にタイトルにしてしまいました。

東京の水は生きているのですね!
日立中央研究所内の野川水源池、春にはおとずれてみたいです。

投稿者 orangepeel : 12:43 AM | コメント (2)

November 15, 2009

L'ecume des jours #30

P1000399.JPG

P1000401.JPG

P1000403.JPG
© photo by hiromi suzuki @ honmachi,shibuya-ku,tokyo

休日くらいは歩かなきゃ。
足がよわっているから(苦笑)。
暗渠の下には水がいまでもあるので冷えました。

投稿者 orangepeel : 10:26 PM | コメント (0)

October 05, 2009

水色の街


【水色の街】PV

投稿者 orangepeel : 12:42 AM | コメント (2)

September 22, 2009

ophelia

P1000373.JPG

P1000377.JPG

P1000379.JPG
© photo by hiromi suzuki @meguro-ku, tokyo

投稿者 orangepeel : 10:03 PM | コメント (9)

September 21, 2009

豊島五丁目団地

teapratmentsmj.jpg
© photo by hiromi suzuki

新河岸川の小豆沢発着所から乗船した水上バスにて見上げたのは、
北区豊島五丁目団地でした、隅田川に臨む巨大アパートメント。

ひさしぶりにTrek Earthに投稿してみました。

2000年9月フィルムカメラで撮影。

投稿者 orangepeel : 07:18 PM | コメント (0)

September 19, 2009

赤羽台団地

P1000347.JPG

P1000349.JPG

P1000350.JPG

P1000356.JPG

P1000357.JPG

P1000358.JPG

P1000359.JPG

P1000363.JPG

P1000365.JPG

新河岸川の流れによる侵食でできた赤羽台地。
北区赤羽台団地は、‘団地’という人里なのに、
どこか人里はなれた‘山’の風情です。

高度経済成長期、23区内ではじめて建設されたマンモス団地。
老朽化がすすんで建て替えが進行している模様。
あまり、ひとけがないのです。

さわやかな秋風が吹く山頂の商店街にかろうじて茶店があり、コカコーラでひとやすみいたしました。


別館‘珈琲屋preservation sosiety’更新しております。

投稿者 orangepeel : 09:09 PM | コメント (0)

September 13, 2009

Jean-Michel Basquiat ?

kohonemj01.jpg

kobonemj02.jpg
© photo by hiromi suzuki

wall art by children @shibuya , tokyo

渋谷川系宇田川支流河骨川暗渠を散策していたときにみつけた壁画、渋谷区富ヶ谷にて。

投稿者 orangepeel : 06:15 PM | コメント (0)

August 19, 2009

pump it up

P1000249.JPG

渋谷区笹塚にて。
駐車場のコンクリにうまっている錆びついたポンプ式井戸。
なんとなく、のぞいてみた。

水は枯れているよう。

しかし、地下奥深くに水脈は眠っているのだ!

投稿者 orangepeel : 11:51 PM | コメント (0)

August 07, 2009

Tartare

daidarabocchimj090807.jpg
キュクロープス

フィンランド
Kyklooppi (mytologia)

たたら〜ダイダラボッチの語感のつながり
踏鞴製鉄

ノルウェイ
Troll

フランス
Tartare(mythologie)

ポーランド
Tartar

投稿者 orangepeel : 10:54 PM | コメント (0)

August 06, 2009

Troll

torollmj090806.jpg
from wiki

世界中に語り継がれる巨人伝説。
画像はウィキぺディア・フィンランド語サイトから。

北欧民話『三びきのやぎのがらがらどん』に登場する巨人トロルが
アメリカのシアトルはフリーモント橋の下、巨大モニュメントになってます、こわい(笑)。

東京は世田谷区代田橋、ダイダラボッチ伝説の足跡にもつくったらたのしいですね。

投稿者 orangepeel : 07:11 PM | コメント (0)

June 22, 2009

紙版microjournal

P1110140.JPG
© illustration by hiromi suzuki

紙版microjournalのタイトルロゴの一部です。
目が真っ赤になるほど夢中な街歩きを模してみました。

下北沢「邪宗門」と、中野新橋「猫額洞」にフリーで託してます。
もらっていただければ幸いです☆

投稿者 orangepeel : 09:29 PM | コメント (0)

June 20, 2009

ginger ale

P1110133.JPG

半年ぶりに、下北沢フィールドワークに参加させていただきました。
森巌川(仮)の源泉、だいだらぼっちの代田橋駅から出発。

“I can see the bunch”ってとおりすがりの外国人の男の子が指差してた、
森巌川暗渠のつつじなのか、ワタシらの集団なのか。

投稿者 orangepeel : 11:42 PM | コメント (0)

June 15, 2009

zaroff

P1110118.JPG

P1110119.JPG

うす曇りの週末は、初台2丁目にひそかに清冽に湧く宇田川初台支流暗渠にmicrojourney。
ちいさな湧き水は、ちょこっと気持ちを晴れやかにしてくれるのです。
クレソンが繁茂していました、おいしそう。。って毒ゼリもあるというから注意。

暗渠のある湿った狭い路地のうえの高台には、
「税所」の文字がきざまれた古い石柱がアスファルトにうまっていて、
森のなかにねむる豪奢なお屋敷があります。大手建設会社会長の表札。
渋谷川の源流湧水池のひとつがあるはずとにらんでいるのです。

ふらふらときままに散歩してたら、初台1丁目の喫茶店にたどりつきました。
水路や古道がつくった迷宮の五差路にうかぶ、遊覧船のような『画廊 珈琲 zaroff』です。
コーヒーの香りとコクトーの世界に、ゆうぐれのひとときをたのしませていただきました。
2階ギャラリーでは毎月、蓄音機での音楽会も開催されるそう。

水道道路下、本村ずい道はオルフェの鏡。
戦前からあるコリント柱をくぐるまでは‘巴里’な(笑)気分にひたっていたのに、
みなれた町並にちかづいたら日常がよみがえってかなしくなりました。。。

我が家でお夕飯をいただいてたら、いつのまにか窓のそとはざんざんぶりの雨。

今夜も、降ってますね。

◆『珈琲屋 preservation society』更新しております。

投稿者 orangepeel : 09:38 PM | コメント (0)

March 28, 2009

擬態する橋

P1100835.JPG

P1100837.JPG

P1100838.JPG

P1100841.JPG

P1100845.JPG

P1100851.JPG

P1100850.JPG
© hiromi suzuki @shinjuku gyoen park

1900年パリ万博で購入された擬木橋。
日本最古のものだそう。
興奮して画像多くてしつれいいたします。

枯れ木に見事に擬態してますね、感動!
明治のひとびとはコンクリートに仰天したことでしょう。

どこかパリ郊外の森にみえてきた新宿御苑、
「下の池」は渋谷川の源流のひとつ。
ふつふつと春の街へ☆

投稿者 orangepeel : 09:14 PM | コメント (0)

March 24, 2009

「春の小川」の流れた街・渋谷 −川が映し出す地域史−

hiroofurukawamj090324.jpg
歌川広重「広尾のふる川」from 『名所江戸百景

広重の「ふる川」は、渋谷川の下流。
現在の区分地図でも渋谷区から港区に越境すると「古川」と名を変えます。

白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 にて昨年見逃していた
「『春の小川』の流れた街・渋谷 −川が映し出す地域史−」図録を購入いたしました。
唱歌『春の小川』のモデルになった渋谷川支流「河骨川」の愛らしいせせらぎが
古い写真によって確認できたり、ホント、貴重な史料です!

おもえば、こちらに移り住むことがなかったら、水路オタクにはならなかっただろうな、
というくらい、渋谷区の地中には空をうしなった川がひそかに蜘蛛の巣のように
あの街この街をつないで流れています。なんだかSFライク。
ビルや道路やひとや車や哀しみが息苦しく現実の地表にひしめいているから、
だから勝手に往古の水路に想いをはせてみたいのでしょうか。

10年前には石神井川と石神井池の長閑な田園風景のほとりに住んでおりましたのに、
まったく東京の川や湧水には興味がなかった。
「石神井川って秩父の山からきてるのかしら」って馬鹿なこと言ってました。

ところで、JR王子駅のトイレの汚水が石神井川に垂れ流されていたというニュース。
取材されていた近隣の方々の「もう、臭くて、臭くて」という言葉に
「いつの時代の話!?」と大袈裟におどろいてみた傍らで、
「フンニョウ入り再生紙」と家族がつぶやくので、いやーーーーー!!
(お食事中の方がいらっしゃいましたら、大変しつれいいたしました。。。)

投稿者 orangepeel : 06:51 PM | コメント (0)

「春の小川」の流れた街・渋谷 −川が映し出す地域史−

hiroofurukawamj090324.jpg
歌川広重「広尾のふる川」from 『名所江戸百景

広重の「ふる川」は、渋谷川の下流。
現在の区分地図でも渋谷区から港区に越境すると「古川」と名を変えます。

白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 にて昨年見逃していた
「『春の小川』の流れた街・渋谷 −川が映し出す地域史−」図録を購入いたしました。
唱歌『春の小川』のモデルになった渋谷川支流「河骨川」の愛らしいせせらぎが
古い写真によって確認できたり、ホント、貴重な史料です!

おもえば、こちらに移り住むことがなかったら、水路オタクにはならなかっただろうな、
というくらい、渋谷区の地中には空をうしなった川がひそかに蜘蛛の巣のように
あの街この街をつないで流れています。なんだかSFライク。
ビルや道路やひとや車や哀しみが息苦しく現実の地表にひしめいているから、
だから勝手に往古の水路に想いをはせてみたいのでしょうか。

10年前には石神井川と石神井池の長閑な田園風景のほとりに住んでおりましたのに、
まったく東京の川や湧水には興味がなかった。
「石神井川って秩父の山からきてるのかしら」って馬鹿なこと言ってました。

ところで、JR王子駅のトイレの汚水が石神井川に垂れ流されていたというニュース。
取材されていた近隣の方々の「もう、臭くて、臭くて」という言葉に
「いつの時代の話!?」と大袈裟におどろいてみた傍らで、
「フンニョウ入り再生紙」と家族がつぶやくので、いやーーーーー!!
(お食事中の方がいらっしゃいましたら、大変しつれいいたしました。。。)

投稿者 orangepeel : 06:51 PM | コメント (0)

March 10, 2009

三業地

P1100754.JPG

P1100756.JPG

先日の西新宿十二社の旅の記録をすこし補足してもよろしいでしょうか。

上の写真は茶屋の風情ですがふつうの民家になってました。
でも以前、脇の電信柱に『三業地』の表示をみつけましたよ。

そして、ホテルニュー寿の石段をくだった先に十二社池があったそうです。

場所はうつりますが三軒茶屋は大山参拝道中の三業地だったりしますね。

東京の花街の名残りはレトロでお散歩にいいけれど、どこかモノ哀しい。。。

投稿者 orangepeel : 10:33 PM | コメント (0)

March 07, 2009

十二社温泉

P1100750.JPG

西新宿の十二社温泉が今月いっぱいで閉泉してしまうといううわさを聞いて、
ひさしぶりの休日の旅、といっても家からバスで10分だけれどちょこっとタイムスリップ。

以前にも、この花街のなごりには、のんびりと散歩したことがございました。
zine版microjournalでリポートしてました。

今の中央公園の辺り、西新宿二丁目・四丁目熊野神社の一帯は、江戸時代の景勝地で、郊外の夏のリゾートとして賑わっていたそうだ。境内の木陰が町の喧騒を打ち消し、人々は滝にあたったり、ボート遊びをしたりで、まさに、別天地だった。明治に入り、淀橋浄水場建設によって、滝や池はなくなった。しかし、手元の昭和十六年と昭和三十三年の地図には、西新宿四丁目十五、三十、三十一、三十二番地にわたって、小さいが『十二社池』がしっかり残っている。もちろん今はマンションやビルになっている。

マンションの地下にひそむ涌泉は埋め立てられてしまうのでしょうか。
上の写真は十二社にちかく、数年前まで都営角筈アパートのあったところにて。
都心の一等地なのに何年も無駄に雑草ぼうぼうの広大な空き地になっていて、
どなたかが設置された快適なビニールハウスにニャンコが憩っているのです。

ふたたび訪れるかもしれない東京オリンピックかなにかの施設建設を予定してるのかしら。。。

街はかわっていくけれど、ちいさな旅の記憶はわすれない。

投稿者 orangepeel : 11:31 PM | コメント (2)

February 13, 2009

Holly Golightly

audreymj090213.jpg
© photo by hiromi suzuki,2000

中野区南台のオードリー。

河と暗渠の物語ブログ、更新しました。

mscriedtop b.jpg


投稿者 orangepeel : 11:13 PM | コメント (0)

January 12, 2009

水と水とが出会うところ

“ 僕は小川と、それが奏でる音楽が好きだ。

小川になる前の、湿地や草地を縫って流れる

細い水流が好きだ。

そのこっそりと密やかなところがすごく

気に入っているんだ。そうそう

水源のことを忘れちゃいけない!

源の泉くらい素晴らしいものがほかにあるだろうか?

とはいってもちゃんとした川だってやはり捨てがたい。

川が大きな河に流れこむ場所や

河が海と合流する広い河口。

水と水とが出会うところ。

そんな場所は僕の中でいわば

聖域のように際だっている。

でも海をまさに目前にした河の素晴らしさったらないな。

僕はそういう河を、ほかの男たちが馬やら

魅惑的な女を愛するように愛している。僕はこの

冷たくて速い水の流れにひきつけられるのだ。

それを見ているだけで僕の血は騒ぎ

肌がぞくぞくとする。何時間じっと眺めていたって

飽きることはない。

ひとつとして同じ川はない。

僕は今日で四十五になった。

三十五だったこともあるんだよと言って

誰が信じてくれるだろうか?

三十五のとき、僕の心はからっぽで干からびていたよ!

それがもう一度流れ始めるまでに

五年の歳月がかかった。

今日の午後は心ゆくまで時間をとろう。

この河辺の家をあとにする前に。

河を愛するっていいものだ。

ずっと水源に至るまで

そっくり好きだなんてね。

自分を膨らませてくれるものがそっくり好きだなんてね。”

‘ Where Water Comes Together With Other Water’
レイモンド・カーヴァー著/村上春樹 訳(中央公論新社「レイモンド・カーヴァー全集」)

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:45 PM | コメント (0)

January 10, 2009

ポテンシャル流れ

watermj090109.jpg
© photo by hiromi suzuki @ hatsudai,shibuya-ku,tokyo

groundwater02mj090109.gif
from the encyclopedia of earth

写真は宇田川支流暗渠(渋谷川支流)の知られざる湧水。
渋谷区初台2丁目です。

湧き水は当然のことながら、地下水が地表にあらわれたものですが、
水のもつ運動エネルギーを「地下水ポテンシャル」といい、
ポテンシャルが高いほうから低いほうへと流れることを「ポテンシャル流れ」というそうです。

そういえば、以前 「水男爵」 の記事を書きました。
いま、世界的に水は石油以上の資源かもしれない。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:07 PM | コメント (0)

January 02, 2009

明けましておめでとうございます☆

ahappynewyearmj090102.jpg

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

元日、近所をぶらりと散歩していたら、辻から辻にわらわらと信仰深い人々があらわれて、
数年前のお正月には閑散としてた神社の参道にながーーーーーーい行列ができた。
寺社や水路をつなぐ、長くまがりくねった古い道を探求するのがお気に入りのつもりでしたが、
ローカリズムに溶け込めないワタシは、まったくもって根なし草、ハハハ。。。
写真は放浪の末、暖をとったデニーズにて。窓のそとは西日が陰ったテニスコートです。

新年のTV、さきほどまで見てたTBS『歴史冒険ミステリー 世界のピラミッド徹底解剖!!人類史上最大の謎を解けSP! 』は、放送時間が異常にながくてつかれたな。古代エジプトのロマンはクフ王の墓と財宝発掘を終着駅にするのがハリウッド冒険映画的なのかもしれないけれど、ピラミッドは雨水を効率よくあつめる浄水装置で、スフィンクスの地下は神聖な湧水を祀った暗渠なのでは!?と家族とミステリー解読したのもロマンです(笑)。台地からつづく参道がかつての広大なナイルにつながっているところも水路なかんじ。あ、そうだ。ピラミッドは雨季を計る天体観測所でもあったのではないかと、勝手な自分説をひとりごちてみる。

おやすみなさい。。。

blogranking

投稿者 orangepeel : 10:10 PM | コメント (0)

December 01, 2008

ミズクライド #02

mscriedtop b.jpg

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:30 PM | コメント (0)

November 18, 2008

ミズクライド

mscriedtop b.jpg

暗渠ブログ、『はてな』で細々とつくりはじめました。ミズクライド瓩いい任垢?

blogranking


投稿者 orangepeel : 11:39 PM | コメント (0)

November 15, 2008

Kármán vortex street

P1100547.JPG

P1100553.JPG

P1100558.JPG

P1100560.JPG

P1100561.JPG

P1100562.JPG

小春日和の土曜日、ひさしぶりに『北沢川文化遺産保存の会』フィールドワークにお邪魔いたしました。
今回は鉄塔駒沢線をたどるちいさな旅。
青空にそびえる鉄塔と、夕暮れどきのスズメたちが気まぐれにさえずる電線をながめながら、
ふと五線譜をおもってみたのはロマンチックすぎる連想ですけれど、
じっさい、風がふきぬけていく際の周波数が送電線の太さによって変化するとのことです。

Vortexstreetanimationmj081115.gif
カルマン渦 from wiki

Y氏のお庭でとれたゆずをいただきました。
平成の東京・下北沢とは信じがたい(失礼:笑)風情のあるお宅にびっくりしたり。
晩秋のタイムスリップ。

そうだ!
五線譜の連想とは、ここからかもしれなかった!

tickettoridemj.jpg


The Beatles Ticket To Ride

blogranking

投稿者 orangepeel : 10:41 PM | コメント (0)

October 06, 2008

no river , no life

ひそかにお気に入りだった暗渠サイト“no river , no life”
TV出演されるとの情報。

NHK総合『熱中時間』
“ 暗渠熱中人・加瀬竜哉”
10月15日(水)22:45〜(予定)。

たのしみです。

当ブログのきまぐれriver エントリもよろしくおねがいいたします☆

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:05 PM | コメント (0)

July 26, 2008

武蔵野夫人

musashinomj080725.jpg

大岡昇平原作、溝口健二監督「武蔵野夫人」(1951)のDVD観ました。

武蔵野の地層深くに清冽な水が眠っていること。
その武蔵野に住む人妻と戦地帰りの従姉弟との純愛にたとえられていて
哀しい物語。スタンダール。

恋ヶ窪の湧水池ってまだあるのかな。

blogranking

投稿者 orangepeel : 02:25 AM | コメント (0)

June 16, 2008

カニ沢

P1100222.JPG

080616P1100243.JPG

ひさしぶりに、せせらぎをきいた。

調布市深大寺ちかくにある、通称“ カニ山” の崖線にしみでる湧水地点(はけ)にて。
かつて沢蟹がたくさんいたことから愛らしく名づけられた山
(山というよりは川によって削り取られてできた武蔵野台地)のふもとの
きよらかな“ カニ沢” には数年前におとずれたことがありました。
バス停にさまよって地元の方におしえていただいたけもの道?
ちいさな手製の木橋におどろいた、かくれたエア・ポケットなのです。

湧き水は、ひとびとの生活をうるおしつつ野川にながれて多摩川へ。

そして、東京湾へ。

京王線で新宿〜調布、バスにゆられて30分もまたずに東京の水の原風景を堪能できます。

blogranking

投稿者 orangepeel : 10:20 PM | コメント (2)

June 14, 2008

本郷界隈

hongokaiwaimj080614.jpg

司馬遼太郎『街道をゆく37/本郷界隈』を読了いたしました。

本郷東大の三四郎池は武蔵国にあった「ほりかねの井」の湧水の名残ではないかという作家の見解でした。
そういえば、こどものころ住んでいた所沢のちかくに堀兼というところがあって、
「堀兼の井戸」をなんども自転車こいで見にいった。
かつて武蔵野は水に乏しく浅くひろくすり鉢状に掘削したところにぐうぜん湧き出た水を生活水にしていたとのこと。

 掘りかねるということから、「ほりかねの井」といわれた。
 もっともその素朴さが、平安朝の宮廷人にとってはロマンティックにおもわれたようで“堀りかね”を、恋のもだえにたとえた古歌まである。萩谷朴氏校注の『枕草子』(新潮日本古典集成)の注によると、『古今六帖』巻二に、よみ人知らず「武蔵なるほりかねの井の底を浅み思ふ心を何に喩へむ」という歌があるそうである。さらにそれをふまえた清少納言が、『枕草子』第百六十一段に、井戸のなかでもっとも風情があるのが、ほりかねの井だという。

     井は、
    ほりかねの井。
    玉の井。
    走り井(注・湧泉のこと)は「逢坂」なるが、をかしきなり。

司馬遼太郎『街道をゆく37/本郷界隈』(朝日文庫)「根津権現」より

関連記事書いてます。

水のないプール

ミズクライド

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:51 PM | コメント (0)

May 27, 2008

tatara

Redonmj080525.jpg
from wiki “ The Cyclops” Odilon Redon 1914


司馬遼太郎「街道をゆく30」の『愛蘭土(アイルランド)紀行,供戮
ゆっくり愉しみに読みはじめたのですが、一冊目の半分をすぎてもなおダブリンに到着しておりません。
ロンドンからリヴァプール、そしてアイリッシュ海を渡りつつ歴史と文学を考察する旅。
という、作家のこだわりにわくわくして随行いたしました。

ロンドン・ユーストン駅からリヴァプールへの車窓に、
産業革命のとき木炭をはこんだ運河のなごりがみえかくれします。


 産業の神は移り気なものであるらしい。
 鋳鉄の技術と産業が大陸におこったとき、イギリスはまだのどかだった。十五世紀の最末期になって、森の多かったこの島にわたってきた。
 以後、英国は数世紀にわたって最大の製鉄国になる。つまりは、気が遠くなるほどの量の木炭が消費された。製鉄というばけものが、森林を食いはじめたのである。
 以上のようなことは、ルードヴィヒ・べックの名著『鉄の歴史』(中沢護人訳 たたら書房)全十七冊にくわしい。

司馬遼太郎「街道をゆく30」『愛蘭土(アイルランド)紀行機戞船螢凜.廖璽訶着〜

引用の『鉄の歴史』を出版した、たたら書房の“ たたら” は
中国地方の木炭製鉄炉の古称とのことで、日本各地に伝わる巨人伝説“ ダイダラボッチ” の語源となりました。

ところで東京都世田谷区の代田橋は伝説の巨人ダイタラボッチの足跡に由来するそう、
身近なところに、遠い国とおなじ水路の神話があることにロマンを想ってみたわけです。

画像はオディロン・ルドン描くギリシア神話の(鍛冶技術を持っている)片目の巨人キュクロプス。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:27 PM | コメント (0)

May 07, 2008

Steve Winwood

bkmj080507.jpg

調子にのって写真帖をつくりました。
ビジネスチャンスはどこにあるかわからないですものね。ガツガツしてます、ハハ。

みなさま、連休はいかがおすごしでしたか?
ワタシはちょこっとお仕事したり、BCCKS編集に夢中になったり。

そういえば、せんじつ『タモリ倶楽部』でとうとう“暗渠”ネタが!
毛細血管がピリピリはじけたよ。
猫額洞の日々が当microjournalにふれてくださっています。
調子にのったワタクシのコメンツがいたいです。

今朝がた、夢にスティーヴ・ウィンウッドがでてきて、
「僕は君の彼氏だよ。キスしよう」って、もうドキドキ!
って、TVドラマに影響されすぎですね、とほ。
(TVドラマとはいわずもがな『絶対彼氏』のこと)

くだらない話をしつれいいたしました。
お口直しにStephen Laurence "Steve" Winwoodさま(笑)の若かりしお姿をYouTubeからどうぞ☆

Spencer Davis Group - When I Come Home

blogranking

投稿者 orangepeel : 09:24 PM | コメント (0)

April 14, 2008

hokusai

hokusaiondenmj080414.jpg

葛飾北斎/冨嶽三十六景にある“隠田の水車”は現在の原宿キャット・ストリートから望む富士山です。
キャット・ストリートはかつての渋谷川、空も地平線もこんなに広々としていたのですね。

じつはこのあたり、表参道ヒルズが都会のふりをしていても、
いまでも郊外の空気を放っているような気がします。
「隠田」というふるい地名が隠田商店会などの裏路地にひそかにのこっていたりするのです。

blogranking

投稿者 orangepeel : 09:02 PM | コメント (0)

April 07, 2008

森巌寺川:追記

woodtoymj080407.jpg

このブログをはじめたばかりのころ、
家族に「暗渠の“あ”の字もかいちゃダメ!おしゃれじゃないから」って念押しされてたな。
そのうちいつのまにか“river”カテゴリなんてつくってしまって、
眠っていた地下水がふつふつと侵食してきてしまったよ。ふふふ。

せんじつの水路めぐりは、「開渠!」ってがやがやと人様の御勝手口でさわいだり、
マンホールを入れ代わり立ち代わりのぞきこんだり、マジカル・ミステリー・ツアー。

暗渠の庭先でインタビュウさせていただいた方によれば、
戦後まもないころはまわりになにもなく、遠くに建設中の東京タワーが見えたとのこと。
しかし、ちいさな水路とはいえ大雨による浸水の被害にあわれたり、
現実の川はワタシがおもうようなロマンチックなだけのものではなかったことでしょう。

また、軒先で洗濯物を干しながら話してくださった別のご年配の方の
「いまは流れが逆になったけどね」という言葉が不思議でした。

地中にひびく水流が夜ふかい枕元にリアルに聴こえてくるのでしょうか。

写真はさいごの花見でにぎわっていた北沢川緑道に出店していたフリーマーケットにて購入(50円也)。
素朴な木製のおもちゃです。配色も素朴できれい。

背面のシールによると『ワダガング』。
大正6年創業。

blogranking

投稿者 orangepeel : 10:42 PM | コメント (2)

April 06, 2008

森巌寺川

ankyo1080405.jpg

ankyo2080405.jpg

ankyo3080405.jpg

ankyo4080405.jpg

ankyo5080405.jpg

ankyo6080405.jpg

ankyo7080405.jpg

週末は『北沢川文化遺産保存の会』のまちあるき別枠企画をたのしませていただきました。
かつて下北沢に流れていた森巌寺川(仮称)の源流をさぐる、ちいさな旅です。

まちあわせ場所は京王線代田橋駅だったので、
桜の開花時期にあわせて公開されている和田堀給水所見学からスタートいたしました。

笹塚の玉川上水からかつて沁みだしていたらしき小流をもとめて住宅街の路地へ。
戦後昭和21年に転居されてきたという方が「ここが源流域の暗渠じゃないか?」という疑問に
庭先でインタビュウに応じてくださった。「ドブ川だったけどね。これが下北沢に流れて、目黒川にいって東京湾」
って、よくぼんやりと感じていることそのまま、あたりまえのようにお話されるので鳥肌たちました。

ワタシの住む町とあのひとの町やこのひとの町がちいさな川でつながっていて
そして遠くのおおきな海を想うのです。
ロマンチックです。

また追加でガレージインタビュウをしたいです☆

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:52 PM | コメント (0)

March 15, 2008

shimokitazawa

yahatayumj080315.JPG

toiletmj080315.JPG


下北沢は『北沢川文化遺産保存の会』の“森茉莉をあるく” にお邪魔いたしました。
代沢喫茶邪宗門のマスター作道さま、ナビゲーションどうもありがとうございました。

伊藤文學氏とあるきつつちょこっとお話させていただいた。
雑誌『ユリイカ』にて薔薇族編集長の視点からの森茉莉考がおもしろかったことをお伝えしたくて。
「みんな森茉莉を美化している傾向があるからねえ」って、ハハ!

終着駅でお茶をいただきながら、森茉莉の肉声テープを聴いた。
夢中でたのしげに語る声は想像どおりでした。



森茉莉のおきにいりのひとつ、レストラン『すこっと』が昨年閉店してしまったとはショックです。
“ハンブルグ・ステーキ”(森茉莉いうところの)をいただく機会をのがしてしまった。。。
改装工事中の御勝手口からちょうど奥様がでてこられて、
ご主人の急逝のためお店をたたんだとのお話をうかがい、
街と人生のうつろいをあらためて認識したことです。


きむらけんさま。
『森巌寺川』。
紙版microjournalをテキストにいずれやってみたいです(私信:笑)。

blogranking

投稿者 orangepeel : 09:33 PM | コメント (0)

March 03, 2008

“ 本町4丁目計画 ”

nttmj080303.JPG


せんじつ遺失物をうけとりに京王バス中野車庫へ。
制服姿バス運転士さんばかりの(男性ばかりの:笑)事務所に萌え。

ところで中野車庫バス停にあったNTT(旧電電公社)社宅のひろい敷地が廃墟になっていた。
背伸びして高くそびえる塀のむこうをのぞいてみると小高い丘や木々が中庭にのこっていて
神田川河畔いにしえの武蔵野風景を垣間見ることができました。
っていうか、写真に撮ったふるい立派な“ 塀” のたたずまいがずっと気になっていて、
たしか以前しらべてみたら、ずいぶん昔は何某侯爵のお屋敷だったような。
本棚のコピー資料ファイルをひろげてみたんですが、みつからずうろ覚えにすぎなくて申し訳ありません。
てもとにある大日本帝國陸地測量部大正十一年発行のふる地図ではこの住宅あたりをかすめて、
神田川のながれに沿って東西にしっかり一本だけ電線が通っているのが
あたりまえかもしれないけれど、どこかふしぎです。

そういえばこどものころ一時期、所沢電電公社社宅裏の
平屋一戸建てにすんでいたことがあって、日陰になやまされていました。
ある日まったく面識のない公社社員の奥さんがひとりぼっちで遊んでいるワタシをつかまえて
「あなたのお父さま、日曜日はいつもお部屋で英語を勉強してらっしゃるのね、ラジオが聞こえるわ」って。

とてもとまどったことですが、あまり意味はないかもしれない。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:02 PM | コメント (0)

February 12, 2008

水男爵

---世界最大手の仏ヴェオリア、日本の水道運営に参入 【2008年2月3日】---

という日経の一面記事をせんじつ引用させていただいたのですが。
たまたま水道や水路に興味もってるだけの頭わるい人間のエントリだった、すいません。

なんとなくしらべてみたら。。。


スエズ、ヴェオリア、テムズ・ウォーターの三つのウォーターバロン・水男爵が、
世界銀行などの融資を受けて水道の世界支配をはかっているそうなんです。


くわしくはこちらから。
水道民営化
仏ヴェオリアが日本に参入

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:53 PM | コメント (0)

February 06, 2008

ロンドン歩けば・・・

londonhayashijojimj.jpg
『ロンドン歩けば・・・』林丈二著(東京書籍,2002)

「マンホールのふた」「イタリア歩けば・・・」「フランス歩けば・・・」「猫はどこ?」などなど、
林丈二氏の著作物はほとんど手元にあるのに、ロンドンだけはなぜかなかった。。。


“ alley ” や“ passage ” などと名のつく幅1mに満たない細い路地を地図にもとめて探し当てるちいさな旅。
たいがいパブの軒先にあったり、袋小路につきあったったり、
いきなり1819年製!の井戸ポンプにであったり、
まるで自分が路地に迷い込んでワクワクしているような気分になったのでした。
これは、もしかして古い水路跡あるいは地下に息づく水道の暗渠なのではないかと。

東京の古い水路跡(暗渠)をとぽとぽさんぽしながら、
かつてロンドンに旅した記憶をひもといてみたりしました。

ところで、せんじつ日本経済新聞の1面にあったニュース。

◆◆◆


世界最大手の仏ヴェオリア、日本の水道運営に参入 【2008年2月3日】

2月3日(日)、世界最大の水道会社である仏ヴェオリア・ウォーターが日本の水道事業に本格参入する、と特報しました。中堅水処理会社の西原環境テクノロジー(東京・港)を傘下に収め、自治体から上下水道の運営を受託します。日本では規制緩和で水道運営の民間委託が解禁され、市場拡大が見込まれています。官公庁にパイプを持つ西原環境を事実上買収し、市場開拓を急ぎます。
日本法人のヴェオリア・ウォーター・ジャパン(東京・港)が西原環境を子会社化し社長も派遣しました。2006年に20%を出資していましたが、追加出資し比率を51%に引き上げました。西原環境の新資本金は14億円。日本市場開拓を本格化するため組織改革にも着手します。日本では三菱商事やJパワーが水道の受託運営を手掛けていますが、世界ではヴェオリア、仏スエズ、英テームズウォーターがこの分野で3大企業といわれます。

nikkei4946.comより。

◆◆◆

なんだかびっくりした(4946.comの直訳文体も:笑)。
日本の水道は水道局の管轄だとばかりおもっていたから外資が参入してくるなんて。

しかし、かんがえてみれば、日本の近代式改良水道の技術は明治時代に英国からもたらされていて、
『ロンドン歩けば・・・』によると、ロンドンにはテムズ河を中心として
1850年にすでに11社の水道(上水路)があったとのこと。

ロンドンの水路にかんしては、文献さがしております☆


さてさて、東京の水道。
どうせなら縁のある英テムズウォーターに運営していただきたいなあ。

blogranking

投稿者 orangepeel : 10:48 PM | コメント (0)

January 15, 2008

tunnel

tunnelmj080115.jpg
© photo by hiromi suzuki,2000

本日のTE

このトンネルは渋谷区本町6丁目の“本村随道” 。
かつてこのうえに玉川上水新水路がありました。
現在は水道道路という名の産業道路になってしまいましたが、
どこかロマンチックな遺構です。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:02 PM | コメント (0)

December 15, 2007

Joyeux Noël 2007

P1090453.JPG
ほんらい立入禁止の廃墟的な風景からのぞんだ高架

◆◆◆

P1090458.JPG
世田谷教会十字架の向こうに頌栄教会の十字架が並ぶ空

P1090463.JPG
世田谷教会、ルルドのマリア

本日の『北沢川文化遺産保存の会』は豪華2本立てでした!

1本目は下北沢駅の南北口にあったまぼろしの地下通路跡見学。
封印されていた遺跡を小田急の職員の方から案内いただきました。
貴重な体験をさせていただきました、Yさまのご配慮に感謝いたします☆

お昼においしい蕎麦をあわてていただいたあと、
2本目は昨年にひきつづき、下北沢の教会めぐりです。
O氏のご企画で各教会の神父さま牧師さまからちょくせつお話をうかがうことができました。
建築や歴史、哲学にわたって、まったくもってすばらしいレクチャーの数々でした。

なぜ下北沢には教会がたくさんあるのか?という
『北沢川文化遺産保存の会』の主宰者、きむらけん氏の疑問に、
ある教会の牧師さまが逡巡のすえに答えられていた。
「神のお導きでしょう」

教会のそばには水があります。
たとえば御茶ノ水のニコライ堂には神田川がある。
御茶ノ水の地名は、かつてお茶を沸すことができるほどの清冽な水が湧いていたことに由来していますね。
あの場所は東京都心とはおもえないほどのかなりの渓谷だとおもっていた。

フランスのルルドの泉はピレネー山脈にあり、世田谷教会のルルド坂下は、
きむら氏によるとかつては水路にうるおった田んぼだったとのこと。

迷ったもの、傷ついたものは沢をもとめる。
って極論は無理があるでしょうか?

神父さまがおっしゃっていた「ちいさな発見から世界をみる、未来につなげる」ということば。
うーん、まさに当ブログ、microjournal の使命だとおこがましくもこころに誓ったことです、ハハ。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:30 PM | コメント (0)

December 09, 2007

double deck Nielsen Lohse Bridge

arakawa071209.jpg
© photo by hiromi suzuki,2000

本日のTE

東京都足立区の荒川に架かる首都高速王子線、
“ ダブルデッキニールセンローゼ橋 ” です。

ひとけのない河川敷の空に2階建て構造の橋。

くわしくはwiki『アーチ橋』をご覧くださいませ。

bridge071209.png

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:42 PM | コメント (0)

December 07, 2007

安吾の門

angogate071207.bmp
photo by chocochip

ときどきお邪魔させていただいている「北沢川文化遺産保存の会」
主宰・児童文学者のきむらけん氏の働きかけにより、
坂口安吾が代用教員を務めていた世田谷区立代沢小学校に
文学碑が建てられたそう(読売新聞)(新潟日報/写真あり)。

下北沢にまたひとつ、名所が増えました。

くわしくは、きむらけん氏のブログをご覧くださいませ☆

blogranking

投稿者 orangepeel : 05:01 PM | コメント (0)

December 03, 2007

Regent's Canal

canal071203.jpg
© photo by hiromi suzuki,1994

本日のTE

珈琲屋、古書店。
といえばつぎは水路でっす(笑)。

ロンドンはカムデンの人工運河、リージェンツ・カナル。
1994年旅でアイスクリーム屋のテラスから。
「リトルベニス」とよばれていて小船が観光客をまっていました。
ある秋のいちにち。

◆東京、ロンドン、ニューヨーク。
モノクローム写真集をどうぞ☆

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:05 PM | コメント (0)

November 13, 2007

お知らせ

いつもお邪魔させていただいている『北沢川文化遺産保存の会』のナビゲーター、
きむらけん氏がNHKラジオに出演されるそうです。
テーマは「下北沢の作家たち」。

○番組    ラジオあさいちばん(ラジオ第一放送)毎朝5時〜8時30分
○コーナー  首都圏情報(関東1都6県+山梨県向け)
○放送日時  11月14日(水)朝7時45分頃から約8分間

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:16 PM | コメント (0)

October 20, 2007

moon

moon071020.jpg
© photo by hiromi suzuki,1995

本日のTE

以前にもご紹介させていただいている工場の軍艦島といったようすの
江戸川区は妙見島にある食品会社のタンクです。

妙見島は旧江戸川の中洲で、東京都江戸川区東葛西と千葉県浦安市のあいだに浮かんでいます。
かつては江戸川区側の岸に接していましたが、現在浦安のほうへ移動中?!
じっさい、浦安から架橋されている『浦安橋』からしか訪れることのできない東京の“島”なんです。

永井荷風は『断腸亭日乗』で
「道は北に転じ川岸に近き村を過ぎ、終点に達す。架橋の工事中なり。水流は江戸川なるべく、
対岸は浦安ならずば妙見島なるべしと思へど、携帯の地図正確ならざれば明には知り難し。
水辺の家は皆海苔取りを業となせりと見え竹の粗朶を高く岸に積重ねたり」
と昭和初期の江戸川の散歩風景をつづっていますね。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:52 PM | コメント (0)

September 17, 2007

Homeward Bound

P1090168.JPG

北沢川文化遺産保存の会でいつも巡礼する場所、
加藤楸邨旧居近くの欅がこつぜんときえていてびっくりした。
喫茶『邪宗門』のマスターがおっしゃるには世田谷区の保存樹木指定になっていたはずなのに。
ありし日の光景は、きむらけん氏のブログにあります。

ところで、北沢川支流の森巌寺川暗渠崖上にある北沢4丁目のお屋敷には、
保存指定のヒマラヤ杉が数本そびえていて、
風にさわさわとゆれる音は、どこか見知らぬ冬の景色を想像します。
針葉樹の葉と空気がふれる独特のさみしい、よわよわしい音です。
いつも、ここにくると、にぎやかな下北沢の商店街を見下ろして、
ああ、帰ろう(でもどこに?)という切ないきもちになるのです。

写真は、代田八幡神社のお祭り。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:09 PM | コメント (0)

September 16, 2007

cul-de-sac

P1090176.JPG

P1090182.JPG

P1090183.JPG

きのうのpreservation societyフィールドワークでの覚え書き。

三軒茶屋は街路がいりくんでいたり、いきどまっていたり、二叉に民家がほっそりと建っていたりするのは、
大正12年の関東大震災以降のあわただしい街の開発によるものだとは知ってたのですが、
ふと唐突にロンドンを想ってみたわけです。

フランス語が完璧に英語のclicheになっている“cul-de-sac”(袋小路)の標識が
街のあちこちにみられたのがふしぎだったし、ちょこっといらだたしかった(笑)。
ふるいものでは'50〜'60年代地図しか手元にないのですけれど、
英国の水路のなごりがせまい路地とちいさな辻公園がセットになっているところ、
三茶や下北とおんなじだったなあ・・・と。

遠い街へはなかなか行けないけれど、
北沢川〜烏山川〜蛇崩川とその支流の暗渠をめぐるちいさな旅に
ふと唐突にロンドンを想ってみたわけです。

****

台風の予感風にふかれながら、ほんじつは北沢五丁目あたりを撮影。
有刺鉄線にかこまれた空き地やジャングルと化した廃屋が目立っています。

****

はい!今月中にカレンダー仕上げます!(希望)
急ぎのおしごと、ひと段落したからといって油断してます。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:25 PM | コメント (0)

September 15, 2007

三軒茶屋〜下北沢

P1090143.JPG

P1090137.JPG

P1090138.JPG

P1090144.JPG

連休の初日、ひさしぶりに『北沢川文化遺産保存の会』にお邪魔いたしました。
太子堂円泉寺から代沢小学校のルートは、時代をおなじくして
ぐうぜん林芙美子と坂口安吾の若かりし日々の居住地なのですが、
小説にえがかれている光景がまったくちぐはぐなのはどうしてだろう。
という疑問をテーマにきむらけん氏にナビゲーションいただきました。

安カフェーに囲まれた太子堂の林芙美子の暗い長屋と、
麦畑をわたる風と光の香気にみちた坂口安吾の代沢小学校代用教員の日々。
おなじエリアで風景の光と影が交錯するのは、
川と台地の地形が作用しているのがじっさいにあるいてみて、
初秋の風にふかれながらふと実感。とても新鮮なきもちがいたしました☆

写真の太子堂“下の谷商店会”入口の果物屋さんの店先には、
かつてドブ川の滝つぼ!があったという店主のお話。
みかんの棚の下、大谷石でふさがれていたその足元に!
そして、その真向かいに林芙美子のいう安カフェーがあったことが判明しました。

ちいさな旅のおわりにみんなで代田八幡神社にいきました。
秋のお祭り、お囃子にこころはやりました。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:03 PM | コメント (0)

May 19, 2007

aether

P1080312.JPG

P1080321.JPG

本日の『北沢川文化遺産保存の会』は、萩原朔太郎の“「猫町」をあるく”でした。
とてもたのしかったです、みなさま、ありがとうございました。

世田谷区代沢にある鉄塔駒沢線No.61のちかくにすんでいた朔太郎は
下北沢散策の際、帰路にまようと鉄塔をさがしたそう。

下北沢はなんだか道がいりくんでいて坂もおおくて、まさに“猫町”です。
写真は、『猫町』〜樹木の多い郊外の屋敷町〜ちかくで解体工事中のふるい住宅。
映画かTVドラマのセットのように、昭和の生活風景がむきだしになっていました。


◇◇◇


AetherWind.png
Luminiferous aether/Wikipediaより

ところで、代沢小学校で代用教員をしていた坂口安吾の『風と光と二十の私と』は、まったくの武蔵野であった下北沢での満ち足りた一年の心象がつづられた小説です。「私はそのころ太陽というものに生命を感じていた。私はふりそそぐ日差しの中に無数の光かがやく泡、エーテルの波を見ることができた」という一節の“エーテル”が先月の会で話題にのぼりましたが、ちょこっとしらべてみたら物理用語のエーテルらしいです。大気に充満するキラキラ物質で、もとは神学からきていてギリシア語 aether 「上層の空気」を意味する。化学物質のエーテルと勘違いしていて「安吾は無頼派以前から薬物中毒だったのかしら」という見解をいだいていたのは、まったくもってまぬけでした。

それで、ふとおもいだしたのが、ジョン・アーヴィングの小説『サイダーハウス・ルール』(The Cider House Rules,1985)。孤児院を経営する主人公の堕胎医、こちらはまさにエーテル中毒なのですが、キラキラ空間にイってしまったあとに執刀するところがこっけいにえがかれています(本棚探ったら、友人にかしているもよう)。手元にないまま、あやふやに断言するのは心苦しいのですが、もしかしたらこれは“エーテルの波”にのった神の物語なんじゃないか、ときづいたのです。

映画にもなっていますね。主人公の医師は、いとしのマイケル・ケインさまが演じてます☆


◆ 別館 『珈琲屋 preservation society』もちょこっと更新♪

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:21 PM | コメント (0)

May 16, 2007

monochrome set #05




photo by hiromi suzuki ; nishishinjuku,2000

“The Queen of 暗渠”と勝手に命名する。

渋谷区の西北というかはずれから、田舎くさい橋がいくつものこっています。
東へ流路をたどってるうちに、バックに都庁なんかがうつってたりするから、ここは、東京なんです。

地味な写真ですが、popup画面で拡大しておたのみいただければ☆

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:54 PM | コメント (0)

May 12, 2007

valley #02

P1080276.JPG

P1080277.JPG

P1080278.JPG

渋谷駅にほどちかい渋谷区鶯谷町から渋谷区鉢山町にうしなわれた川をただよってみました。
三田用水を目黒区青葉台西郷山公園のあたりから分水し渋谷川に合流していた『鉢山口水路』です。

代官山にもちかいのですけれど、休日のひとごみをさけて狭い路地にもぐりこめば、そこはかつての水路。
谷は深く、崖うえにふるくからある住宅の庭には街なかとはおもえない鬱蒼とした樹木が風にゆれます。
風がふきぬける暗渠にはジャスミンがずっと香ってました。いま、2007年でしょうか。

渋谷の山と渓谷をめぐるちいさな旅でした。
(写真・2枚目は住宅から水路におとしていた排水口のなごりです。足元はコンクリでかためられてます)


uguisudani2.bmp
昭和20年(1945年)渋谷区土地利用図:渋谷区立白根記念郷土文化館編より。

本日あるいたのは緑色のサークルでマーキングしたとこ。小流がみとめられます。この地図はいぜん、渋谷の郷土史研究のような会にちょこっと参加させていただいた折にたんまりといただいた(タダ!)資料のひとつです。

◆◆◆
本図は戦災復興のため貸与された米国陸軍の空中撮影によって、戦災復興院が作成したものである(日本地形社発行)。建物は昭和20年8月〜9月の状態を現わしているので、戦争直後を正確に記録しているきわめて貴重な地図である。
◆◆◆

とのクレジットがあります。地図の赤い部分が空襲に焼け残った建造物でしょうか。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:30 PM | コメント (0)

May 11, 2007

river lover

1964年の東京オリンピックの時代から、川をむりやり道路にみたてたりして、
東京の街並みはおざなりに開発されてきました。

かといって、たとえば現在の下北沢の再開発反対!を声高にうたうつもりはまったくないんだな。
街は、それはロンドンでもワルシャワでもかわっていくのです。

家のうらのちいさな路地がかつては水路だったりして、
その流れがあのひとやこのひとの住む街のおおきな河につながっていて、
それが東京湾にいきつくことをかんがえるとときめいたりします。

そしてあの国この国の遠い海を想うことができます。

◇◇◇

本日のBGM。
司会者のMC、間寛平かとおもった。
You Tubeから、Van Morrison 1965年NMEライブです。


“ Here Comes The Night ”Them Featuring Van Morrison

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:21 PM | コメント (0)

April 21, 2007

moss

P1080047.JPG

P1080048.JPG

P1080049.JPG

ひさしぶりにおじゃまさせていただいた『北沢川文化遺産保存の会』は、「だいだらぼっち川(仮称)を歩く」でした。風がちょこっとつよかったけれども、しずかでさわやかな春の歩行でした。京王線代田橋駅ちかく旧玉川上水渓谷には、ダイダラボッチという巨人伝説があって、柳田國男がかつてフィールドワークをした世田谷区代田6丁目守山(まもりやま)小学校のあたりには弁天池らしき巨人のあしあとを記録しているそうです。現在、この暗渠では足元のマンホールから水の音をきくだけですが、瀟洒な住宅街は苔が生した崖上にあります。

かつての川の湿気が侵食しているのです。

moss.bmp

神田神保町秦川堂書店にて購入した昭和の世田谷区ふる地図です(下北沢周辺で切りとりました)。
大原町守山小学校〜代田2丁目に川のながれがみとめられます。

blogranking

投稿者 orangepeel : 11:24 PM | コメント (0)

April 11, 2007

愛について

P1070808.JPG

P1070811.JPG

P1070814.JPG

P1070815.JPG

請求書をおこしたり、ラフを一件おくったりしてましたら、
雲ゆきがあやしくなってきた午後。

このところ“日々の泡”をめぐる、ちいさな旅が日課になっております。
西日探検隊隊長(隊員0名)です。

玉川上水をたどっていたら、いつのまにかとなり町の駅。
いつのまにか、どしゃぶりの雨です。
「ざんざんぶりの雨の音をあいする!」と公言しておりますが、
ゆうぐれの家路をいそぐ列車高架を見上げて、
くらい川の橋のしたで聴いているとこころぼそくなります。

雨やどりついでに駅のなかの新刊書店をのぞいてみたら、
大岡昇平『愛について』(講談社文芸文庫)が復刊!

写真はうえから。
◆玉川上水旧水路ぞい住宅の物干し場:渋谷区笹塚
◆旧水路大原橋のした水面に散る桜の花びら:世田谷区大原
◆代田橋駅ちかくテーラーのショウウインドウ:世田谷区大原
◆軒先に季節はずれのゆきだるま:京王線代田橋駅前の居酒屋

投稿者 orangepeel : 07:47 PM | コメント (0)

April 05, 2007

りんごのピピン煮

P1070679.JPG

P1070680.JPG

かつて渋谷区笹塚3丁目の中学校うらにながれていた川は、
神田川笹塚支流とよばれていた、とくに名前のない川です。

日差しのなかでねむそうにのこる橋の残がい(写真もねむいです:失礼)。

ところで、<アメリカの鱒釣り>のための料理の手引き。

◇◇◇

りんごのピピン煮

黄金色のピピンりんごを十二個、見目よくむいて、水にこれを入れ、よく煮る。次にその煮汁少量とり砂糖加え、煮たりんご二、三個をスライスして入れ、シロップ状になるまで煮つめる。それをピピンりんごにかける。乾燥さくらんぼと細く刻んだレモンの皮で飾りつけると、できあがり。りんごが崩れぬよう充分注意されたし。

マリア・カラスは一緒にりんごを食べながら、<アメリカの鱒釣り>のために歌う。


リチャード・ブローティガン著『アメリカの鱒釣り』藤本和子訳

◇◇◇

笹塚暗渠のつきあたりはフルーツ店で、
ここで買ったいちごが食べきれないまま黒ずんできた。
じつは、いちご、あまり好きではないんです。

砂糖で煮てしまえばよかった。

投稿者 orangepeel : 11:57 PM | コメント (0)

March 10, 2007

渋谷上原温泉

P1070435.JPG

P1070463.JPG

うえの写真は神田古書店でもとめた'50〜'60年代の
戦後高度経済成長期に活躍のおとうさんのマッチスクラップブックから。

渋谷に温泉なんかあったんですね☆
ここはかつての三田用水沿いでした(ふるい水路沿いにはなぜか銭湯が多いですね)。
江戸時代から、上原の温泉につかり粟島(下北沢森巖寺)できもちいいお灸をすえてもらうのが現在駒場東大あたりのひとびとの休日の憩いだったそうです。
モノクロームの写真は、そんな昭和風景をさがしもとめて2001年に撮影したもの。

このあと、とつぜん銭湯は姿を消し、マンション建設がはじまりました。

◆別館『珈琲屋 preservation society』はまたまたレトロな珈琲屋マッチデザイン、part2。

投稿者 orangepeel : 11:47 PM | コメント (0)

March 06, 2007

秘密の桃園

P1070393.JPG
photo by hiromi suzuki,spring 2001

保険会社に勤務する実直な父親が建てた杉並区天沼の家を舞台にした向田邦子著短篇小説『鮒』は、高度経済成長期の、父権がまだまだひそやかに君臨するごくごくふつうの家庭のはなしです。家族がにぎやかに団欒している中、耳のいい長女がお勝手口に訪問客の気配をかんじます。
父親の愛人がそっと鮒を返しにきて立ち去ったあとなのでした。

中野区と新宿区の国境で神田川に合流していた『桃園川』というかわいらしい名前の水路は現在暗渠ですが、合流点から西へさかのぼってみると整備された緑道がJR中央線と並行しているお散歩コースになってます。

流れは阿佐ヶ谷駅の高架下をくぐって天沼あたりになると、さて先の向田邦子の小説世界にはいります。かつての流路であったこまかい路地からそろそろとお勝手口をのぞきみつつ、コンクリの蓋をしただけの足元からドブ臭をかいでみます。井伏鱒二『荻窪風土記』には練馬の千川用水からも分水されていりみだれた天沼のドブ川に、たずねてきた友人がなんどもはまってしまった昭和初期のこっけいな描写がありました。

'01年春の旅の最終目的、桃園川の源流域は西武ゴルフの研修施設なる敷地になっていて高い塀とうっそうとした樹木にさえぎられてました。区分地図では池がみられましたけれども、そこに祀られているべき弁天さまが敷地のそとの電柱の陰にほっとかれていたのにはびっくり!バチあたり!

wiki『桃園川』によると、かつてここには「天沼池畔亭」という料亭があって、1955年まではゆたかな湧水がありました。1975年に西武鉄道に売却され、研修施設を名目としたじつは当時の会長の秘密の花園(笑)となり池は埋められてしまったそうです。

現在、西武鉄道再建のために杉並区は“天沼公園”として整備の予定とのこと。

弁天さまが気をわるくしないで湧水池のほとりに復活することをのぞみます。

◇◇◇

P1070410.JPG

おもいついてさっぱりとUPしてみたつもりのエントリ。
じつは2001年の旅のおわりには、分厚いアルバムをせっせと徹夜でつくってました。
インターネットつながってなかったし、だれにも見てもらうつもりなかった。

色とりどりのケント紙やラシャ紙で日々をていねいに綴るのもなんだかいいかも。

投稿者 orangepeel : 11:58 PM | コメント (0)

January 14, 2007

FAMOUS THROUGHOUT THE WORLD

P1060916.JPG

P1060921.JPG

上はフランスの文具協会共通の紙ぶくろ。
いまのところつかう予定はないけれど手元においておきましょう。
シンプルなデザインでキレイです。
そして下は、LIPTON'S TEA BAG のアンティーク缶です。
缶のなかにはなにをいれようかなあ♪
紅茶ではなく、紙モノコレクションを収納する予感です。

ん?それよりも缶のデザイン、テムズ河ですね!
うつくしいです、缶じたいがたからもの(笑)。

下北沢『木旺館』にて購入☆

◆『珈琲屋 preservation society』は、本日、またまた下北沢邪宗門へ。

投稿者 orangepeel : 11:45 PM | コメント (0)

January 07, 2007

waterloo sunset

P1060808.JPG

型紙を出力して組み立てたBig Benをテムズ河の水面にうつしてみました。
ペーパークラフトで世界旅行ができるのです。

投稿者 orangepeel : 11:46 PM | コメント (0)

December 29, 2006

LONDON'S WATERWAYS

gasworks.jpg
PHOTO © Mike Stevens, 2004

この写真はうつくしすぎます、ツボ☆

ロンドンの水路をしらべてみたりしてみつけたサイトです。
欧米、すくなくともロンドンには「暗渠」というものはないのかもしれません。
ふるい水路は東京のように地中にうめてしまうのではなく、
灌漑してのみほしてしまうもよう。

なんだかおもしろくなってきました、もうすこししらべてみたいのに、
しごとがおそいワタシなのです。

投稿者 orangepeel : 01:42 AM | コメント (0)

December 16, 2006

Joyeux Noël

P1060638.JPG

P1060639.JPG

P1060641.JPG

P1060646.JPG

P1060650.JPG

P1060665.JPG

もうすぐクリスマスの週末、またまた北沢川文化遺産保存の会の街あるきにおじゃまいたしました。
今回は、下北沢の教会めぐり。
それも、ほんの一部なのだそうですけれど、たのしかったです。ありがとうございました。

別館『珈琲屋 preservation society』も更新しております。

投稿者 orangepeel : 11:18 PM | コメント (0)

November 12, 2006

valley

P1060392.JPG

P1060395.JPG

P1060396.JPG

P1060400.JPG

P1060403.JPG

P1060407.JPG

P1060408.JPG

きょうはさむかったですね。冬本番。
木枯らしにふかれながら、東京は武蔵野のうしなわれた川をめぐる旅。

世田谷区北沢1丁目と目黒区駒場4丁目のあいだにあった三田用水から分水されて北沢川にながれこんでいたらしき小流跡をあるいてみました。とてもせまくてふかい谷です。かつて『溝ヶ谷』とよばれていたそうな。谷をのぼってにぎやかな商店街にでてみれば、そこは京王井の頭線「池ノ上」駅。地名って、地形から名づけられているのですね。単純です!

写真はうえから。いずれも世田谷区北沢1丁目の名前のない水路跡にて。
,つての流路を足元にしるす路地。
△佞襪ぬ畋ぬ渦函そしてきっと庭先の豊富な川の水をえて大きくなった樹木。
これ、なんか昔にみたことあるような?軒先でゴミを燃やす道具?(現在、条例違反です?)
ね趣の準備にいそがしげな台所を透かす窓ガラス。
グ罎瞭線の土手沿い民家、そしてがけ下には川がながれていた。かつての昭和風景を想像してみます。
Α↓О罎瞭線土手

VALLEY.JPG
神保町秦川堂書店にて購入した昭和(たぶん戦前)の世田谷区ふる地図に川がみとめらます。
青くマーキングしたところが、きょうあるいたところ。

暗渠は非常にせまい路地で、ふるい家屋のお勝手口に面していたりするので、散歩をしていると秋刀魚を焼くにおい、おでんを炊く湯気なんかが郷愁をそそります。
あたたかい食卓につきたくなるのです(笑)。

投稿者 orangepeel : 11:07 PM | コメント (4)

October 29, 2006

ある光


小沢健二/ある光

♪この線路をおりたら
海へつづく川
どこまでも流れるのか

胸がきゅーんとなりました。

投稿者 orangepeel : 11:31 PM | コメント (0)

October 28, 2006

サバービアの憂鬱

映画『スタンド・バイ・ミー』をあらためて観ました。
4人の少年たちが死体をさがしにいく冒険の旅。
1950年代、アメリカはオレゴン州のちいさな町が舞台です。
サバービアの憂鬱がせつなくえがかれています。

レイモンド・カーヴァーの短篇小説『足もとに流れる深い川』をおもいだし、日本の郊外生活にもふとつながるようなアメリカ文化論『サバービアの憂鬱』大場正明著(東京書籍/1993)をひもといてみました。

◇◇◇

 足もとに流れる深い川」の主人公は、クレアという主婦で、彼女を語り手として物語は進む。彼女の夫スチュアートは、仲間三人と金曜日に釣りに出かけ、川に浮かんでいる裸の娘の死体を発見する。彼らは、話し合いのすえに、娘の死体を流されないようにひもで木の根にくくりつけ、そのまま土曜日を釣りで過ごし、日曜日に帰る途中で保安官事務所に連絡する。家に帰った夫から翌朝になってその話を聞かされた彼女は、まるで夫が他人になったかのように深い溝を感じる。
『サバービアの憂鬱』第十三章「中流の生活を見つめるミニマリズムの作家たち」より。

◇◇◇

平凡で平和にみえる郊外の風景と、死体という物体の存在と息吹のあきらかな不在。

こどものころ、ぬいぐるみ感覚でまだ眼の開かない子猫をひろってきたことがありました。
しごとや生活であくせくしている両親や祖父母は即「すててきなさい!」のひとことだった。
木枯らしのふく雑木林はワタシの隠れ家でしたが、ダンボールにそっといれておいてきた生き物、
翌朝、ようすを見にいってみたら冷たくかたくなってました。
手のなかのそれは愛くるしい子猫でもましてやぬいぐるみでもなく“死”でした。

書籍は現在絶版のようなのでサイト版『サバービアの憂鬱』を紹介させていただきます。

あ、また『鉄塔武蔵野線』も観たい☆

投稿者 orangepeel : 11:28 PM | コメント (2)

October 21, 2006

sentou

P1060208.JPG

P1060211.JPG

P1060215.JPG

『北沢川文化遺産保存の会』におじゃまして、
下北沢をめぐる川と文学のちいさな旅へ。

今回のテーマは「銭湯を歩く(1)」。
写真は、世田谷区北沢4丁目『山の湯』です。
昭和2年の建築物だそうです、要保存ではないでしょうか!
足元には、かつて三田用水から分水された用水路(現在は暗渠)から、
ざわざわと水のながれる気配がありました。
かつて川があったそばにはお風呂屋さんがあるのですね、
そういえばこちらのエントリでも書いてます、ついでにどうぞ。

あるきつかれてたどりついた『邪宗門』でいただいた
アイスミルクコーヒーがとてもおいしかった。

秋です☆

投稿者 orangepeel : 11:48 PM | コメント (0)

August 23, 2006

microjounal*Fountain Issue

P1050613.JPG

P1050618.JPG

あらためてUPさせていただきます、カラーコピー製のフリーペーパー microjournal です。
下北沢は週末ごとに訪れておりますが、'01年夏の北沢川にまつわる“廃川(はいせん)”リポート。
上の画像を最大に拡大いただくとお読みいただけます☆

森と泉の下北沢の再開発はかなしいけれど、着々とすすんでいますね。。。

投稿者 orangepeel : 11:28 PM | コメント (0)

August 14, 2006

珈琲屋 Preservation Society #06

P1050543.JPG

P1050544.JPG

P1050546.JPG

池田満寿夫装丁・森茉莉『甘い蜜の部屋』の美しい初版本を撮影☆

下北沢“邪宗門”を巡礼いたしました。
「森茉莉いつもの席」にむりやり着席したりして。
店主より森茉莉の思い出をたくさんお聞かせいただいて感激です。
北沢川のエピソードも。

アイス・ウインナ・コーヒー。
濃厚な生クリームたっぷり。

P1050554.JPG

戦時中、小田急線世田谷代田駅〜京王井の頭線新代田駅に鉄道連絡線があった、その形跡。
住宅街にのこる廃線カーブこんど、あるいてみます。

投稿者 orangepeel : 11:28 PM | コメント (0)

August 08, 2006

Canal ! Canal ! Creek !

P1050487.JPG

雨もよいの本日はちょこっとしのぎやすかったですね。
台風が近づいてるそうですが、ゆうぐれには西の空がこがねいろに☆

銀行のロビーで順番まちをしながら読みついでいたブローティガンの『アメリカの鱒釣り』。
“暗渠”という記述がでてきたのでメモ。


◇◇◇◇◇◇◇◇

  ある朝、わたしはスチールヘッドから、水かさがふえて濁ったクラマス川に沿って歩いて行った。この川には恐竜ほどの知性しかない。トム・マーティン・クリークは小さくて、冷たく澄んでいた。渓谷からほとばしり流れ出ると、高速道路の下の暗渠をくぐってクラマス川に注いでいる。
 クリークが暗渠から流れ出しているそのすぐ下の小さな瀞に蚊ばりで釣糸をたれてみたら、九インチの鱒がかかった。
 クリークは小さくて、つたうるしの多い藪だらけの、勾配の急な渓谷から流れ出していたのだが、わたしはこのクリークの感じと水の動きが気に入って、流れに沿って少しのぼってみることにした。
 それに名前もいいじゃないか。
 トム・マーティン・クリーク。
 人の名に因んでクリークに命名するのはいいことだ。そういう川の流れに沿って行ってみるのは楽しいじゃないか。特徴は?クリークは何を知っているか?いかなる形成を行ったか?そういうことを調べるのだ。

「トム・マーティン・クリーク」より
『アメリカの鱒釣り』リチャード・ブローティガン/藤本和子訳(新潮文庫©1967)

◇◇◇◇◇◇◇◇


P1050498.JPG

P1050497.JPG
BACON'S GEM MAP OF LONDON and Suburbs

ところでロンドンの運河の歴史にずーっと興味があるのですが、数回旅したなかでの印象では、街の中心のテムズ河のほかにロンドン動物園北に流れるRegent's Canalがおもいつくところ。

上の写真は神田古書店で購入したふるい地図です(最大にクリックくださいませ)。
残念ながら発行年数がみあたらないのですが、印刷製本のてざわりからすると'50〜'60年代のもよう?
テムズ河南岸の低地に最新のロンドン地図にはみあたらない、ちいさな運河がほそぼそとあります。
辻公園やせまい路地のすえのCul-de-Sac は東京とおなじく小流のなごり(暗渠)なのでしょうか。

投稿者 orangepeel : 11:39 PM | コメント (0)

August 07, 2006

Crown

P1050478.JPG

P1050477.JPG

P1050475.JPG

夏本番ですね。
玄関のとびらをあけたら、新宿方面にいかにもなスカーンとした夏の青空とボリュームたっぷりの白い雲。
ニャンコもうだるいつもの路地を夕餉の買出しついでに、とぼとぼとあるいてみました。

じつは、このせまい路地は、かつて川だったのでした。
神田川支流暗渠というのでしょうか、とくに名前のない川です。
水田や牧場が多くなった明治なかば、玉川上水から分水して西新宿のあたりで神田川と合流させた灌漑用水だったそう。東京オリンピックの昭和39年に、アスファルトにうめたてられて暗渠になりました。

3枚目の写真は、『神橋、昭和四年』という刻印のある戦前の素朴な橋柱です。
むかし近くに祀られていた弁天さまに通じることで命名された神々しい橋は、現在、町内のゴミ集積所に身をおとしてますが、きょうはなんだかステキな冠(?)をあたまに戴いてちょこっとはずかしげ♪

とても渋谷区&新宿区とはおもえない川のなごりの風景を6年前に丹念にリポートしてみたことがありました。
フリーペーパー版“microjournal”の絵地図もぜひおたのしみくださいませ☆

P1050485.JPG
(最大に拡大いただくと文字がよめます)
ちいさな旅です。。。

投稿者 orangepeel : 08:50 PM | コメント (2)

July 23, 2006

アムステルダム運河殺人事件

amsmap.bmp

本日のお夕飯は、スーパーで安売りのオランダ産アジのひらき。
魚の燻製工場が多いお国柄ですから、“産”ということは、加工もオランダなのでしょうか?
白飯と食すとどこか奇妙なアジです(笑)。

この休日はベッドでごろごろと『アムステルダム運河殺人事件』(角川文庫、1973年初版)を。
推理小説はひさしぶりですし、松本清張の海外ものはめずらしいので夢中になってあっというまに読了。

「19××年8月末の夕方、アムステルダム市内の運河に浮かんでいた、銀色のジュラルミン製トランク。----その内部には、血まみれの下着と共に、首と手首と脚を切断された、男の胴体があった。オランダ警察は、下着の文字と黄褐色の皮膚から、被害者は日本人と判定、身元はベルギー駐在の一商社員と知れた・・・・」(文庫帯より)

遊覧船が行き交い文化住宅のような瀟洒なボートハウスが碇泊するアムステルダムの運河に浮かび上がったジュラルミンケース。川面に赤銅いろの液体がにじんでいるリアルな描写からはじまるのですが、昭和48年に現実に起こった迷宮入りの事件をモデルにしているのですね。

さて清張は入念な取材のもとにノンフィクションではなく小説(物語)たるべく、エドガー・アラン・ポーの『マリー・ロージェ事件(1842)』のスタイル(のちにコナン・ドイルにひきつがれる)を引用するのでした。
ここからがわくわくする後半です☆

*上の画像を最大にクリックするとアムステルダムの市街地図をご覧いただけますが、じっさいの事件の舞台ヤコブ・ファン・レネップ運河は西郊です。Google mapで、うつくしい運河を閲覧くださいませ。

投稿者 orangepeel : 11:25 PM | コメント (0)

July 22, 2006

Le Deluge


Time lapse - London Eye and River Thames, London

「冷えるでしょう」と、ベッソンは声をかけた。
 男は頭を振ろうともしなかった。
「なんともないでさあ」と、男は鼻声で、強くいった。
「いやな天気ですね」と、ベッソンはいった。
「まったく、よく降りますな」と、男は答えた。「河が氾濫しますぜ」
「ほんとですか?」
「ほんとでさ」と、男はいった。男はちょっと手を右に出した。「ほら・・・よく聞いてごらんなさい・・・音が聞こえませんか?氾濫の前ぶれでさ」
 ベッソンは耳をすました。
「なにも聞こえませんよ」
「聞こえまさ。よく聞かなければだめでさ。ほら、低い響きが聞こえてくるでしょう、地面の下から」
「自動車の音が耳について、なにも聞こえませんよ」
「あんたは慣れていないんでさ。やはり音がしまさ。街の河という河が増水してるんでさ。このままもう一週間つづいたら、洪水が起りまさ」
「ほんとですか?」
「ほんとでさ。ほら、道に耳をあててみなせえ、聞こえるから」
 ベッソンは地面にしゃがんで、耳を歩道のセメントにくっつけてみた。すぐに彼の耳に、増水したすべての河の不吉な響きが聞こえてきた。
「ほんとだ」と、彼はいった。「地面に音がする」
「氾濫が起こるんでさ・・・・」

第四章
 「オレンジは健康にとって黄金です」より。

『大洪水』J・M・G・ル・クレジオ/望月芳郎訳(河出書房新社,1966)

◆◆◆
暗渠好きのツボなのです、この季節にちょこっと不謹慎ですけれど。

投稿者 orangepeel : 11:32 PM | コメント (0)

June 17, 2006

かいきょ!

P1050114.JPG

P1050115.JPG

このところ、街のあちこちでビルやマンションが建築中ですね。
のどかにお散歩、のつもりでも静寂がなくてちょっと寂しい(矛盾した表現)。
きょうは雨になる前にちょこっと写真を↓

上:渋谷区笹塚3丁目。笹塚公園。「どうぞ木陰でおくつろぎください♪」といいたげに不法投棄されたソファ。
下:杉並区方南1丁目。神田川に合流していたらしき名前のない用水路、というか用水路跡。
いつもここをとおるたびに「開渠!」とはしゃいでいますが、たぶん埋め立てそびれたものでしょう(笑)。

投稿者 orangepeel : 11:50 PM | コメント (2)

June 11, 2006

Sefton Park

P1050102.JPG

“キズあり”の古絵葉書でごめんなさい。
クレジットに『Bridge in Sefton Park,Liverpool』とある、小川がながれる野性と品性あふれる公園の風景。

ところで、2003年放送の日本テレビドラマ「すいか」の再放送がはじまったのでいまさらながら見てます。っていうか、今週からおしごとがたてこんでくるかもしれないので、週末にDVDを半分借りてきて観てしまいました(せっかちです、ハハ)。

三軒茶屋を舞台にした日常の物語。なんだかのどかで東京とはおもえないどこかなつかしい田舎風景がいいです。
あれ?三茶にこんなすてきな小川がながれていたっけ?!って、カメラもってかけつけようとおもいましたが、そこはドラマです。ロケハン大王(笑)。レトロな昭和アパートのセットの前をながれる「桜川」は、神奈川県川崎市多摩区宿河原一丁目の二ヶ領用水だそうです。

投稿者 orangepeel : 11:56 PM | コメント (0)

May 26, 2006

水上カフェ

近所のカフェのオープンテラスでランチをとりました。
そのテーブルはテラスというより、食材やダンボールがつみあがったお店のバックヤードだったのでした。しかも超暗渠(「超暗渠」といって、川のなごりの路地というロマンチックなイメージとはちがった、ちょっと沼くさい生活臭を放った排水溝跡のことを勝手に愛でてるのです:笑)。
遠くの都営住宅のベランダで洗濯ものがしめった風になびいてて、耳元で豆腐屋のラッパが鳴ります。
イタリアの下町を想いつつ、昭和の風景にタイムトラベル。
足元に咲き乱れるいぬふぐり(?)にむらがる蜂や蟻にびくびく。っていうかいつのまにか、髪に蟻がたかってた!

野趣あふるるすてきなランチタイム☆

投稿者 orangepeel : 11:51 PM | コメント (0)

May 12, 2006

スカッとさわやか

P1050040.JPG

P1050041.JPG

P1050042.JPG

P1050045.JPG

P1050048.JPG

目黒区駒場1丁目にみつけた暗渠。「松見坂」下の住宅街に迷路のように。目黒川に合流していた小流だったのでしょうか。再開発をさけたがっているかのような、ふるい民家にきもちのよい風がふきぬけていきました。あ、ニャンコちゃんが不審な侵入者を警戒してました(笑)。

投稿者 orangepeel : 11:02 PM | コメント (2)

May 05, 2006

浮間ヶ原再訪

P1050011.JPG

P1050020.JPG

東京23区の島をたずねる酔狂な旅シリーズ☆

板橋区に荒川と新河岸川にはさまれたおおきな中洲があります。JR埼京線「浮間舟渡」駅、5年前におとずれていらいです。荒川土手にはいつのまにか蜃気楼のように新築の高層マンションが林立していました。数年で風景がかわっていました。かつて、春には息をのむほどのいちめんのサクラソウだったそうです。

昭和初期までサクラソウの季節になると、浮間には渡し舟がでたそうですが、永井荷風や田山花袋は作品のなかですでに「浮間橋(現在の北赤羽駅と浮間のあいだ)が架橋されてからすっかり工場街になってしまった」ということを書いていたような。そして当然のことながら、埼京線の一停車駅になったいまでは、荒れくるった荒川にとりのこされた野性の島の面影はまったくありません(笑)。

投稿者 orangepeel : 11:48 PM | コメント (2)

May 04, 2006

空川

P1040870.JPG

P1040871.JPG

P1040873.JPG

P1040876.JPG

どうせ軽井沢にいっても、日々とおなじ古本探しと美術館めぐりをするだけだし。。。GWはひとがいっぱいだしね!
と、負け惜しみをいいながらまたまた駒場を散歩しました。渋谷区上原にある高台の住宅街にはきもちのよい風がふいていました。いちばん上の写真は幼稚園の庭でおおきく枝をひろげている立派な楓?

目黒区のふるい地図をみると、京王井の頭線「駒場東大前」ちかくには『空川』というロマンチックな名前の川がながれていました(いまは埋め立てられて暗渠)。目黒区駒場3丁目の東京大学教養学部キャンパスに、さらさらと顔をのぞかせている小川は『空川』の上流一部開渠かもしれない。構内の木立ちのなかのレストランでひとやすみしていると、東京にいながらにしてヴァカンス先の老舗ホテルを妄想できます。暮れていく空をながめながら、雑踏を逃れたしずかなテーブルでゆっくりと本をめくってみたりするのです。

投稿者 orangepeel : 11:38 PM | コメント (2)

May 02, 2006

Twin Peaks

P1040869.JPG

サンフランシスコは海抜925フィートにそびえるTwin Peaksの古絵葉書。

送信面には“San Francisco is very hilliy・・・”なる説明があります。どうやら、デビッド・リンチの『ツイン・ピークス』とは関係ないようですね。とはいえ、すがすがしい風景のなかでなにごとかを憂いている手前の少女が気になる。サンフランシスコは丘だらけの街。そういえば、住宅街を廻廊するいろは坂みたいな名所もありましたっけ?霧のサンフランシスコ、は歌のタイトルだけではありませんでした。夏なのに毛皮を着用しているご婦人もいました。高校生のころの家族旅行の記憶ですけれども。記憶といえばサンフランシスコ湾の沖、かつてアル・カポネも拘留されてたアルカトラズ島をめぐるクルーズにのってたのしかったなあ(笑)。

先日、目黒の美術館のかえりに五反田をうろうろ徘徊してみたのですが、
東京も“Hilly”だなあ、とつくづく実感したのでした。

「東京の山手線が、もっともダイナミックに円弧を描いてカーヴするのは、品川駅を出てから大崎、五反田へとすすむ間である。
 このダイナミックなカーヴによって囲まれた部分、港区の高輪四丁目と品川区北品川四丁目は、むかしは八つ山と御殿山とよばれていた。そしてここは、江戸時代には桜の名所として名が高かったところである」
(『東京の【地霊】-ゲニウス・ロキ』より)

御殿山からは、東京湾が臨めたそう。

五反田の目黒川は、柳だけじゃなくて左岸には桜並木があったのですね。 里桜とかいう種類だそうで、花と葉桜が同時に川面にゆれてました。 アスファルトに舞い散ってふみしだかれたはなびらから「桜餅」のような甘いかおりが。

投稿者 orangepeel : 10:54 PM | コメント (0)

April 07, 2006

Travel Sketches

cologne.JPG
loire.JPG
florence.JPG
paris.JPG

古書店よりもとめた外国のふるい観光ガイドが、てもとにちょこっとあつまりました。河を中心とした街のたのしい絵地図にこころがはやります。紙の粗悪感もまたいいですね。ボロボロになってやぶれかけた折り目に、だれか見知らぬたびびとの彷徨の記憶が、ここちよい手ざわりとなってきざまれています。

上から、ライン河(Cologne)、ロワール河(Loire)、アルノ河(Florence)、セーヌ河(Paris)。

そして、トルーマン・カポーティのきらきらまばゆいヨーロッパ旅行記をぱらぱらめくってみた午後。
「ぼくらは春とともにやって来た。ここへ来て四ヶ月のあいだに、夜は暖かく、海も穏やかになった。まだ冬ざれた三月の緑の海は、六月には紺碧に変わり、ねじれた枝に灰色もわびしくまつわっていたぶどうの蔦も、はじめての緑の房をたわわにぶら下げている。蝶も姿を見せ、山には蜜蜂のためのごちそうがあふれている。庭では雨の降ったあと、かすかに----そう、聞こえるのだ、あたらしく蕾の開く気配が」(トルーマン・カポーティ『イスキア』)

投稿者 orangepeel : 10:31 PM | コメント (0)

March 24, 2006

ブログ小説#02(タイトル未定)

◆台所のとびら

<ゆうべ、この南モンタナの牧場の家の台所の扉を叩くものがあった。ここはイエローストーン川の近くだが、川はやがてミズーリ河に合流し、それから先へ行くとミシシッピー河に合流して、その後とうとう終の住処メキシコ湾に注ぐのだが、それはまたなんと、ここの山々やこの台所の扉やゆうべの扉を叩く音から、はるか遠く離れていることか>(『台所の扉』リチャード・ブローティガン)

台所のとびらを叩くものがあった。せわしい春あらしのいたずらかと、パーティの準備をしていたマダムたちがぎょっとして振り返ると、散髪を終えてかけつけてきた花婿だった。チコリのゴンドラにのってやってきたちいさなチップマンクみたいだとおもった。
「あんたおそいよ!どっかに行っちゃったよ、嫁はさ!勝手な娘だね」
「遠いっすよ、ここ。渋谷から車で100万時間かかった。ヒッ」
私はずっと窓からみていた。ヒマラヤスギにしがみついているところを。カンパリ・ソーダの幸福で、とっくに花嫁の臓腑には花が咲いていたから。

花嫁はうつくしかった。木の枝から星のオーナメントに手を伸ばしているそばに、生ぬるい風がドレスの裾をからかっていった。細い足首の上の白い腿がまぶしかった。そしてその上にはもうひとつの生命がかがやいている。

宴はなしくずしに盛り上がったようになってきてすっかり日もくれた。チップマンクがクリームチーズののっかったチコリ(笑)をくれた。
なのに私はそれを川にながしてみた。

この川はどこからきてるの?

「山?知らん。ヒッ」

この川はどこまでいくの?

「海?あ、東京湾、太平洋か、ヒヒッ」

東京湾?!

おどろいた。それまで海をみたことがなかったし、こんなさびしい街のちいさな川におおきな終の住処があるのは想像つかなかった。

投稿者 orangepeel : 09:55 PM | コメント (4)

March 23, 2006

ブログ小説#01(タイトル未定)

◆世界の中心では

「タバコない?」
最後のひと箱がカラになるとかならずきいてくる。私がもってるわけないのに。
信じられないことだけれど、ママはパート代をすべてタバコにつかってしまう。住宅街の中心にある喫茶店のウエイトレス。住宅街は世界のはずれにある。世界のはずれの瀟洒な住宅から、ヒマをもてあましたマダムがあつまってくる午後。ママとマダムたちは水曜定例のマージャンをうっている。コーヒーの香りよりタバコの煙りがつよくたちこめる 、街の中心。
「まっすぐ帰って勉強しなきゃダメじゃない」
とママはもっともらしく母親顔をしている。
コーヒーが飲みたかったの。ママが入れる、ファミレスのアメリカンよりも薄いコーヒー。

そういう私のバイト代はレコードと本に消えていく。Sly&The Family Stoneは、私が世界の中心だと確信している、街のはずれの中古レコード店で手にいれた。

 逃げ出し
 駆け出し
 ハ、ハ、ハ、ハ
 夜も昼もユウウツで
 ヒ、ヒ、ヒ、ヒ
     (『Runnin'Away』)

軽妙なリズムだが、これは借金取りにおわれている悲惨な男の歌なんだよ。

店長は苦笑いする。

うちにも住宅ローンがのこっててね。あと何年はたらかなきゃなんないんだろ。とっとと引退してサンフランシスコに移住したいよ。サンフランシスコは世界の中心だ。

「彼氏いないの?」
レジのそばで耳をそばだてていた店長の息子は11歳だがませている。白く細長い顔は母親似だ。
「お姉さん、初恋には遅いけど不倫には早いね」

店の裏にはおおきなヒマラヤスギがあって、ときどきゆうぐれにフクロウが飛んでくる。いつまでも店にいすわっていると「ホッホー」と鳴き声がするから、ああ、こんな時間だ、とあわててしまう。
ヒマラヤスギのあしもとには、ちいさな川がながれている。

こどものころ、この川のほとりで結婚式があった。花嫁のブライドメイドをしたからおぼえている。ヒマラヤスギにはまるでクリスマスのような飾りつけがほどこされていて、鯛をかかげた客人たちが準備中の台所のお勝手口をノックしてどやどややってきた。私たちはあわてて惣菜屋で調達したハムかつのサンドウイッチではらごしらえをしてて、ママや店長の奥さんたちははしゃいでアスパラガスに添えるポーチドエッグをきれいな黄金いろにゆであげてた。タンポポのレリーフがきざまれたスウエーデン製のガラスの皿には、ラディッシュのそばでバターがゆっくりと溶けかけていた。そう春だった。

(身勝手ながらブログ小説をはじめてみました:恥。
展開にご期待いただけなければやめます。。。。
こういう機会がなければ、いつまでもなんにもしない私ですから
不定期でぽつぽつ書いてみます、ハハ)

投稿者 orangepeel : 10:47 PM | コメント (4)

February 28, 2006

東京キャナル デザインラボ プロジェクト

canal.jpg

キャナル デザインラボ プロジェクト
すてきな河の街開発だったらいいなあ。想像もつかないけれど。ヒルズとかとはべつなかんじで。

投稿者 orangepeel : 11:28 PM | コメント (0)

February 15, 2006

水上バス

P1040449.JPG

P1040456.JPG

P1040454.JPG

すっかり春めいてまいりました、あたたかいですね(って、じつはプチ風邪ひいてます:コホッ)。

ところでものずきといえば、5年前の秋ふとおもいたって板橋区は小豆沢発着所より乗船した東京水辺ラインなのでした。雨もようの休日の水上バスからながめる川沿いの生活風景はまたどこか新鮮で。

海水が逆流して隅田川の水位があがってしまっているとのこと、両国やお台場までは下れませんでした。いえ、はじめっから千住でおりるつもりでいたのですが(そこからまた徒歩で撮影散歩をした記憶が)。

写真は川からのぞむえとせとら。
上:新岩淵水門。新河岸川〜隅田川へ合流します。
中:日本初(?と船内アナウンス)のマンモス団地。5000戸ちかい住宅。
下:あらかわ遊園。現在は地元のおこさまたちでにぎわっていますが、大正期の花街のなごりだそうです。

投稿者 orangepeel : 08:37 PM | コメント (0)

February 10, 2006

Gas Holders , King's Cross

KingsCross.jpg
Siobhan Mlacak
King's Cross
London, England
March 2000

ロンドン旅行中、(あの巨大な鉄の残がいはなに?)って風景がよんでいたのにすっかり撮影しそびれてしまったKing's Cross駅北にある(あった?)Gas Holder。ビクトリア朝時代の産業遺産です。現在、キングスクロス駅周辺はユーロスターの乗りいれにより大々的に再開発されているそう、がっかり。。。

上の画像は、フランス在住のフォトグラファー、Siobhan Mlacak氏の哀愁あふれるガスタンクの遺構です。ロンドンだけでなく、Henri Cartier-Bresson 的パリの日常がとてもおしゃれな風景写真家。


tsuki.jpg
Hiromi Suzuki
『月』江戸川区東葛西3

ちなみにこちらは江戸川区は妙見島にシルエットをうかびあがらせたガスタンク。「月島食品」とペイントされた文字をきりとって撮影、『月』と題してかっこつけてみました(笑)。妙見島は旧江戸川にぽつんとうかぶちいさな島。島というよりは中州なのですが、数年前、東京の区分地図をながめていて「23区にある島をめぐる旅」という酔狂なことをおもいついたのでした。

投稿者 orangepeel : 07:48 PM | コメント (2)

November 24, 2005

恋する陸ガメ

P1040060.JPG

神保町「アベノスタンプ」にて購入した古絵葉書。ワイン樽をころがして船につみこむ風景です。

堀江敏幸『河岸忘日抄』を読了しました。
ワイン樽の運搬をてがけて富をなした老人からかりた異郷の河岸に停泊するハウスボート。そこにねむるようにくらしている“彼”が主人公です。厭世的(であるようにみえる)な“彼”は、大家や郵便配達人との接触以外はひたすら船にひきこもっています。

しかし停滞しているかにおもえる船の底で、川の水はたえず海にむかっているのでした。フランスやロシア文学の引用や箴言にみちたこの小説、大海に背をむけていきていくコミュニケーションの方法をおだやかに示唆しています。

「ご存知のように、陸ガメと呼ばれる種類があって、そいつらは水に入りません、雄と雌のあいだに深くて暗い川があったら、もう絶望以外のなにものもありませんよ。(中略)恋するカメの絶望を回避するには、ふたつの方法しかありません。理想を追わずに自分とおなじ岸辺にいるべつの異性を探すか、蛮勇をふるって禁忌の川に飛び込んでしまうか」という“彼”の挑発に大家は意地悪く、どちらをえらぶか?とつめよります。「体力さえあれば、川べりの道をずっと先まで歩いて、なんとか橋を探しますね、たとえ渡ってはいけない橋の前で地団駄を踏んだとしても」

投稿者 orangepeel : 01:19 AM | コメント (0)

November 23, 2005

月台

P1040040.JPG

P1040041.JPG

P1040048.JPG

P1040056.JPG

P1040051.JPG

ふとおもいつきで8月に開通したばかりの『つくばエクスプレス』(秋葉原〜つくば間)にのって茨城県は守谷におりたってみました。平日ということもあってガラガラな車窓からの風景はクレーンがおおいそがし、といったかんじ。沿線では巨大マンションがぞくぞくと建築中です。街が変貌していくさまをまのあたりにしました。守谷の駅前は空がひろい。瀟洒な一戸建てが平和な午後にならんでいます。サバービアなのです。
ちかくに小貝川という川がしずかにながれていました。アンドリュー・ワイエスの絵のような、どこか晩秋の寂寥感をたたえて。ちいさな用水路には鉄塔が影をおとしていました。

ところでTXの駅構内では、英語、中国語、ハングル語の案内がでていたのですが、プラットフォームって中国語で「月台」と表記するのですね。いえ、なんだかロマンチックだとおもったものですから、フフ。

投稿者 orangepeel : 12:48 AM | コメント (0)

October 27, 2005

Tunnel #02

P1030873.JPG

渋谷区本町の『本村ずい道』です。ずい道とはふるいことばですがトンネルのことですね。現在トンネルのうえには鉄道、ではなく水道道路という車道が東をめざしています。戦前までは都民のみずがめ、淀橋浄水場(現在の新宿都庁のあたり)へと玉川上水新水路がながれていたのでした。レトロな柱の写真は5年前お散歩途中に撮影いたしました。

この水路は村と村を分断していたため、ひとびとの往来に困難していたそう。となればそのむかし、ちかくてとおい恋人たちがこのトンネルで逢瀬をかさねていたかもしれないと、またかってな妄想にふけってみたりするのです(笑)。ふたりの頭上では水路がさわさわと月明かりにゆらめいているのです。

投稿者 orangepeel : 11:47 PM | コメント (2)

October 05, 2005

アムール

P1030767.JPG

古絵葉書シリーズ。
モスクワの遠景を凡庸な日常風景におとしめているアムール河ほとりの鉄塔(笑)。なぜにこのアングルが絵葉書になったのでしょうか。という問いかけはこういうものをあつめている自分にかえってくるのです。そうです、私は鉄塔や送電線を愛しているのです、フフ。ふるい川はえてしてひどく濁っていたりするから、この葉書の時代のひとびとの目には鉄塔のほうが未来的でうつくしいものとしてうつったのでしょうか。

ところで東京は今、しとしととつめたい雨にけむっています。どこからともなく金木犀が香っていますね。秋刀魚を焼く匂いとともに。鉄塔がつらなる武蔵野郊外住宅街、両親にまもられていた平和な秋のゆうぐれをおもいだしました。

投稿者 orangepeel : 11:56 PM | コメント (4)

September 08, 2005

Witte Brug

P1030536.JPG

P1030539.JPG

河と橋の古絵葉書を2枚。

上はオランダはデンハーグ。運河にかかる瀟洒な橋と路面電車(トラム)の2ショットがかわいい。Witte Brugは「白い橋」という意味でしょうか(オランダ語わからないの・・)。天使がからかっていきそうですね。
下はハンガリー、ブダペスト。丘から見晴らす空と河がきもちいいです。

絵葉書はいつのころやらわからない過去の一瞬の風景をおさめていますが、いまも水の流れは永遠かとおもわれるようにゆるやかに街をたゆたって大海にそそいでいるのです。ロマンチック☆

投稿者 orangepeel : 11:36 PM | コメント (4)

September 04, 2005

アースダイバー

earth diver.jpg

ベストセラーの中沢新一著『アースダイバー』おもしろかったです。東京の原点を縄文期までさかのぼって、宗教学者の視点で散歩。Earth diving map によると東京は川だらけだった、というより入り江にみちたフィヨルドだったんですね。そして東京のうしなわれた川跡をあるいていると神社やお寺にであう理由もわかりました。

ところで、ダイビング、という感覚は「週刊現代」での連載ということもあるのでしょうか。ひそかにねむる古代の地表はもぐって探ってみなくとも、こっそりと求愛のささやきをかたりかけているとおもうのです(笑)。

投稿者 orangepeel : 10:35 PM | コメント (2)

August 28, 2005

From 高円寺

P1030494.JPG

高円寺の阿波踊りがすぎると秋になる、とひとはいうけれどホントだ!ほほにふれる風がすこし秋のにおいです。ゆうべちょこっと高円寺へ。はじめてみる阿波踊りなんですけれど、やっぱり「おなじ阿呆なら!」って欲求不満でした。

こどものころはよくお祭りのはしごをしたなあ。東京音頭、炭鉱節、所沢市民音頭(笑)踊りまくりました。

きょうは地元笹塚も玉川上水のほとり「観音通り商店街」でお祭りでした。駅前のイタリアンレストランで夕飯を。スパークリングのミネラルウォーターが食事にあいました。天然のガスが舌にここちよいぴりぴりで。ボトルのラベルが窓わくにくりぬかれていて、そのむこうに採水地の山脈と清流のイラストレーションがすけて見えます。かの街の運河の源流なのでしょうか。
高円寺〜所沢〜笹塚、そしておとずれたことのないベネチアへと。秋の気配にセンチメンタルな旅。

投稿者 orangepeel : 11:35 PM | コメント (3)

August 20, 2005

桃源郷

P1030407.JPG

P1030409.JPG

都会の湧き水を堪能する散歩。きょうは風が肌にここちよかったですね。
渋谷区初台2丁目あたり、ビルの谷間にながれていたはずの宇田川支流暗渠にひそかにのこる「田端橋(右書きの欄干)」のたもとにて。崖からさらさらと清流があふれているのです。源流域の崖うえにはかつてのお屋敷らしきT邸の表札がありますが数年前はF銀行の研修施設だったような。そのときは門前に「税所」と彫られたふるい標石がアスファルトにうもれていたのですが、ねこそぎ抜かれてコンクリートに塗り固められてました。

ふとおもいだした岡本かの子の短篇小説。舞台は昭和初期、麻布の山の手ですが、崖したの窪谷で金魚を飼育する労働者階級の若者が『崖邸のお嬢さん』に恋慕し、プライドとコンプレックスをひたすら美魚の開発にささげる話です。蘭鋳のような鈍感な色香をはなつ『お嬢』と『崖邸』の広壮なロマネスク邸園は、俗を逸脱した「東京の桃源郷」をあこがれるにあまりあるものなのでした。

上:渋谷区本町1丁目。甲州街道ぞい、雀荘のエルビス。
下:渋谷区初台2丁目、崖からあふれでる清流、すずしげ。あまりしられてません。

投稿者 orangepeel : 11:56 PM | コメント (6)

August 12, 2005

Lock

P1030356.JPG

ところで水辺といいつつもどこかあつくるしい水門の古絵葉書でごめんなさい(笑)。
そわそわとひしめきあってる川船、ちいさな運河からおおきな河へと旅立つ瞬間でしょうか。

投稿者 orangepeel : 11:33 PM | コメント (2)

August 10, 2005

山と渓谷

P1030313.JPG

P1030474.JPG
『microjournal』第2号*picnic issue*(February,2001)

「山と渓谷」と題した『microjournal』、数年前につくったカラーコピー製のフリーペーパーです。渋谷の川を探訪したリポート。渋谷も名前のとおり谷というか盆地、暑いです。画像を最大に拡大すると、お読みいただけます。お時間がありましたら、ぜひ私の絵地図もたのしんでくださいませ☆

*うら面を追加UPしました(8月28日、2005)。

投稿者 orangepeel : 12:01 AM | コメント (7)

August 08, 2005

Fountain

shimokitazawa.gif

今週末も下北沢にいきました。今回はロックイベントのクラブに。
まいにち暑いですけど下北沢はさらに暑いですね、盆地だから。

2000年、シネマ下北沢で公開された市川準監督『ざわざわ下北沢』のラストちかくで土管工事中の路地から空たかく水が噴きだす、という夢みたいなシーンがありました。ふしぎなかんじ。私のなかではいつも、アスファルトの奥ふかくに眠る、あふれんばかりの『沢』を想像していたものだから。映画では「山で道にまよった者は沢をさがす、川をたどればすくわれる」というようなセリフがありました。

下北沢には、名前のないうしなわれた川がひしめきあっていますね。
土にうもれた泉をもとめつつ朝日をまった夏の夜です。

投稿者 orangepeel : 01:25 AM | コメント (0)

August 05, 2005

テムズ河遊覧

P1030311.JPG

きょうはロンドン上空からセスナ機でテムズ河をくだる遊覧の旅を。

ウソです(笑)。こんな地図があります、地図マニアの私(でも方向音痴)はもう夢中。サテライトからの写真がみれます。左側のスライダーで移動や拡大縮小が可能です。

ああ、たのしかった、リアルな街なみが目の前にあるのです。ロンドン中心部はタワーブリッジやウォータールーブリッジなどのうつくしい橋が架かり、色とりどりの観光船がさっそうと行きかっています。Jubilee Gardens の観覧車が水面に影をうつしていて。下流に近づくごとに周辺にはタンカーを碇泊するドックや工場がふえてきます。60年代のイギリス映画にでてくる長屋そのままの住宅や団地もぽつぽつと。川幅がずいぶんと広くなってきたなあ、と思ったら英仏の海峡にでました。

上の写真はロンドンに旅行した際、Waterloo Bridge から撮影したもの。ゆうぐれのテムズ河の風景についてはこちらでこんなエッセイも書いてます。

投稿者 orangepeel : 09:59 PM | コメント (3)

July 30, 2005

Tunnel

P1030244.JPG

トンネルは息がつまります。自転車も通れる世田谷区大原1丁目の環状7号線をくぐるトンネルです。結構ふるいんじゃないのかな。この下を玉川上水がながれているとおもうと、よけい息がつまるのです。いまにも足もとに侵食してきそう、川の水が。

なのになぜか好きな場所。湿気のにおいにくらくらしてしまうのです。

投稿者 orangepeel : 02:19 AM | コメント (2)

July 27, 2005

足もとに流れる深い川

P1030258.JPG

P1030261.JPG

台風一過の青空のもと、風にふかれて暗渠あるき。

写真は、世田谷区代田5丁目、京王井の頭線『新代田』と『下北沢』のあいだの踏切。きのうの大雨の影響で、一部開渠に清冽な水がざあざあと音をたててながながれています。かつて、代田6丁目守山小学校のあたりの高台でわきでた水が下北沢の谷へ下って、北沢川にながれこんだ小流のなごりです。住宅街を蛇行するアスファルトの舗道の下のマンホールで、たしかにひびく水の音なのでした。

タイトルの『足もとに流れる深い川』は、レイモンド・カーヴァーの短編小説。

投稿者 orangepeel : 08:30 PM | コメント (6)

April 21, 2005

Ms.Cried

P1020695.JPG

笹塚駅前の玉川上水土手では、桜がおわって菜の花が日ざしにゆれています。せせらぎもキラキラと南のほうへながれて行きます。タイトルの『Ms.Cried』の意味は、ぜひワタクシのこちらのエッセイを☆

京王線の高架下では、ちょうど八重桜が満開でした。カメラをむけていたら、「きれいに咲きましたねえ」とご老人が通りすがりに。「ええ、ほんとに♪」って、すこし気分がUP。

投稿者 orangepeel : 07:42 PM | コメント (0)

April 11, 2005

CREEK

P1020605.JPG

P1020608.JPG

気がはやいですけど、アイスコーヒーは夏の味。陽気にさそわれて、いただきました。
アイスクリームがのっかった『モカ・フロスト』はホロ苦いチョコレートシロップもからんで欲ばりなんです。

桜はもう、きょうのつよい風に吹雪きつつありましたね。笹塚駅前、玉川上水土手の桜の木はこじんまりと満開。

投稿者 orangepeel : 01:56 AM | コメント (0)

March 08, 2005

水のないプール

P1020439.JPG

フラワーヒルという郊外住宅地がございます。東京のベッドタウン。いつかは西武鉄道の駅も開通するということで、分譲されたときは“日本のビバリーヒルズ”という謳い文句でしたかしら。ショッピングセンターがあり、なんと住民専用のプールもあるのです(こども用小プールもあり)。親戚が住んでいたので夏になるとその広いプールで遊ばせてもらいました、くちびるが紫色になるまで狂ったように。ときどき売店で買ったカレー味カールを食べてデッキチェアでうっとり。自分の街がリゾートなんです、すごい。庶民の夢。

写真は街の付近の送電線をささえる鉄塔。数年前に撮りました。最寄り駅からてくてく歩いて1時間強かかったかな。真冬の木枯らしが頬に痛かった。雑木林のなかの鎌倉街道が産廃銀座になってました。

あのにぎやかだったプールはなくなってしまった。

街から北上すると不老川というちいさな川があります。こどものころはドロドロのドブ川でしたけど、清らかな水の流れに鴨がくつろいでました。不老川(ふろうがわ、もしくは、とししらずがわ)については柳田國男の『武蔵野の昔』を引用させていただきます。

「狭山の近傍に俗に年不取(とししらず)川という川がある。この川は毎年12月末になると水がことごとく地の底へ流れ込んでしまい、次の年の初めまで少しも地上を流れない。年取らずの名もそこから起こり、又逃げ水というのもこの川の事であると。この節は一見奇怪のようであるが、水の流れの時あって地下にひかれるのを、逃げるといった点だけは有りそうなことである。いずれの地方の水無瀬川でも、梅雨季の水量の多い時節には常の路を流れ、冬分の渇水時ばかり地下を通るのが普通であれば、この話のように除夜の晩に限って流れぬと言ったのは話であろうが、そうして逃げてしまう水は武蔵野には随分多いらしいのである」

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 02:32 AM | コメント (0)

March 01, 2005

川をあるいて

P1020405.JPG
渋谷区本町4丁目『弁天橋』。神田川笹塚支流暗渠にて。

東京の失われた川と恋におちるきっかけとなった神田川支流の暗渠(先日もご紹介いたしましたが我が家裏にございます)。モノクロで撮った写真は「昭和?」ってかんじですね(笑)。このあたり、明治の頃はいくつもの村営(代々幡村)水車があったそう。

ところでネットで調べたら、暗渠好きの仲間がたくさんいてたいへん心づよくなりました。その中のひとつ、自転車でお散歩の『あわにっき』は、なんと高校生(!?)の男の子のサイト。

「『ねぇ、君、変だよ、君、変だよ』と言われるくらい泳ぎの達者なドジョウになったつもりで、世田谷の川をめぐる」というくだりにはきゅうっ・・・となりました。青春・・・・☆

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 10:04 PM | コメント (0)

February 24, 2005

春つげ鳥

P1020388.JPG

渋谷区本町4丁目。神田川支流暗渠沿いの民家の壁にびっしりとからっぽの鳥かごが。そういえば、うぐいすは『春つげ鳥』とよばれているそう♪

昨日は春あらし、とおもいきや今宵はつめたい雨がふっております。窓の外のバス通りも今夜の工事は中止なのかな。ここのところガス管の補強工事でさわがしかったのですけど。以前夜中に、地中の水道管検査のモニターを(とおりすがりに)見せてもらったことがございましたっけ、あたたかな湯気をたてた排水がゆったりと土管の中に流れているリアルさに感動(笑)。

とりあえず、公言しております『暗渠好き』。この狭い路地はかつて川だったのかあ、と興奮する奇妙な趣味をご理解いただくのはむずかしいのですが・・。写真は我が家近辺でそんな暗渠散歩をしていてみつけたものです。

神田川支流暗渠は渋谷区がまだ農村だったころ、笹塚あたりから玉川上水を分水した農業用水だったそう。西新宿で神田川に合流してました。この暗渠をたどりますと昔日の武蔵野風景に出会えてホントたのしいですよ。みなさまもいかがですか。

春はもうすぐ☆

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 11:44 PM | コメント (0)

February 15, 2005

MY写真集 #02

P1020358.JPG

P1020359.JPG

P1020360.JPG

私が幼い頃、父方の祖父母が荒川区町屋にすんでおりました。両親は共働きでしたので、平日の昼間はほとんど着物を縫う祖母のかたわらで絵を描いたり、歌をうたったりしてすごしていたようです。ひとり遊びはその頃から得意だったのでしょうか。

上の写真はまるでそんな時代のふるいアルバムをひもといたよう(笑)。いえ、じつは2000年の春、みんなでその長屋を捜し歩いてみたことがございまして。祖父母の家はべつのかたがまったく現代的なおうちに建て替えられてすんでおられましたし、こどもの頃にはとても広くかんじていた路地もこじんまりとしたもので、ちょっと拍子抜けいたしました。しかし、町屋自体はまだまだ古い住宅や銭湯、ガード下の一杯呑み屋など昭和が残るまちです。夕暮れの日差しのなかで川沿いの風景をモノクロームのフィルムにやきつけたら、こんなレトロなMY写真集ができあがってしまったのです。

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 11:26 PM | コメント (0)

February 10, 2005

名前の由来

P1020344.JPG

バスで新宿にでましたら、デパートではヴァレンタインのチョコレート売場が騒然となっておりました。

昨日エントリした『金柑』は、ビターなチョコレイトでコーティングしたらいかがでしょうか?手作りっぽくて素敵ですね(私自身ためしていないので、成功率は保証できませんけれど・・)。ほら、オレンジ・ピールとダークチョコをくみあわせた大人の味は人気ですしね。ドライフルーツは苦手なのですが、オレンジ・ピールのはいったお菓子は大好きです。マティーニの最後の仕上げにしぼるライムの皮とおなじく、ほのかに香りを残すかくれた主役といいますか・・・。わが社名ORANGEPEELは、そんなイラストレーションを描けたらなあ、という希望で名付けました。それと(以前にも申し上げましたが)、グラスゴーの果汁たっぷりみずみずしいバンド、ORANGEJUICE にもちなんでいるのです。上の写真はエドウィン・コリンズ初来日の際の直筆セットリストです。帰り際、前を歩いてた見知らぬ男の子が突然「これ、やるよ」ってくれたのをずーっと宝物にしてるのです(笑)。

名前の由来といえば、我が家から新宿にむかうバスに乗っていて気になるのが停留所の名前でした。『六号通り』とか『七号通り』とか。その数字の意味は何なのかしら・・・・?調べてみれば単純なことでした。

東京都民の水がめ、淀橋浄水場は1960年代まで現在の新宿中央公園のあたりにありました(その後東村山市に移転)。西新宿〜杉並区和泉まで、水道道路といわれているバス通りはその名のとおり、かつて新玉川上水だったのです。その水道にかけられた橋は、新宿から西にむかって『一号橋』、『二号橋』と順番に名付けられたとのこと。

私はよく、六号通り商店街と十号通り商店街を利用します。
それは、かつて橋の上にたった市のなごりなのでしょうか。

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 01:46 AM | コメント (0)

December 26, 2004

郵便配達はふたつの顔をもつ?

royalmail.gif

近所の暗渠をたどっていると、せまい路地で郵便配達のバイクとよくすれ違います。ふと気がつくと、消火器が装備されてる!?以前、「かつて郵便配達員は拳銃を持っていた」というトリビアに「へ〜」と驚きましたが。

banner_orange.gif

投稿者 orangepeel : 05:16 PM | コメント (0)

November 29, 2004

WALK OUT TO WINTER

P1020209.JPG
写真は世田谷区北沢3丁目、森厳寺川暗渠沿いの民家庭にて。

下北沢へのお散歩の際はいつもこの暗渠を泳ぎ(?:笑)ます。狭い路地のあしもとの土管ではかつてのふるいながれをおもわせるせせらぎが耳元をかすめます。このながれは世田谷区代沢3丁目の代沢小学校のあたりで北沢川に合流します。代沢小学校はかつて坂口安吾が20代の頃代用教員をしていたところ。「風と光と二十の私と」にまったくの武蔵野であった下北沢での満ち足りていきいきとした(無頼派としてしられている作家の)生命力がえがかれているので興味ぶかかったのです。

歩き疲れてからだが冷えてしまい夕方5時にいつものお店をのぞいたらもうにぎわっていてホッと安心。冬のてんぷらは、お刺身でもお寿司でもいただいた太刀魚がほっこりして特別おいしかった。でもふきのとうの苦味はどう考えても春のはじまりを予感してしまい、欲張りな私はもうクリスマスとお正月を通り越して、あたたかな日々を妄想してしまったのでした(せっかちとよくいわれます)。

banner_orange.gif

投稿者 orangepeel : 12:36 AM | コメント (0)

October 26, 2004

Cul-de-Sac

P1020076.JPG

P1020078.JPG

P1020081.JPG

雨の日のゆうぐれには失われた川のあとを散歩します。地面をはう雨水がざあーっと、まるでかつての流れをおもわせるように狭い路地で私の足をぬらすのです。高度経済成長期以前の渋谷区ののどか(であっただろう:想像)な武蔵野風景におもいをはせてみるのです。幡ヶ谷3丁目の暗渠はとてもいりみだれていて、袋小路がひとびとを混乱させます。今日のBGMは、はっぴいえんどの「はっぴいえんど」、通称“ゆでめん”(林静一さん描くジャケットに「ゆでめん」の文字の看板があることから)。「風街ろまん」は春から夏にかけてのイメージ、秋冬にはやはり“ゆでめん”ですね。
で、本日のお夕飯は、あたたかいおうどんにいたしましょうか(笑)。

banner_gray.gif

投稿者 orangepeel : 06:12 PM | コメント (0)

October 25, 2004

15:11

P1020071.JPG

P1020073.JPG

我が家では毎日午後3時11分に時報が鳴ります。お茶の時間です。うそです。クローゼットのなかで、こわれたストップウォッチが毎日きまった時間にくぐもったアラーム音を鳴らすのでした。ああ、きょうも15時11分だ、とあらためて気づくのです。
フェデリコ・フェリーニが自伝だかインタビュウだかでいってた「老いていく恐怖にさいなまれて、毎朝めざめるとクローゼットを開けはなって老人臭がこもってないかをたしかめている」。老人臭・・・・。
5,6年前、青山に中古マンションをみにいったことがございました。不動産会社の方に案内されてはいった部屋は首都高速に陽の光がさえぎられてて第一印象でパスな物件でしたが、とりあえず好奇心で見学を。「どこをどうご覧になられても結構ですが、クローゼットだけは開けないでくださいというオーナーの要望でした」といわれ、クローゼット以外は思うぞんぶん、住人(あれ、おかしいな?ふつう内覧には立ち会うのにな・・・とおもいつつ)の生活感を堪能したのです。飼い犬のスピッツがキャンキャンうるさいなか、台所をのぞくとずいぶんと大量のにんにくたまり漬がございました。「にんにくか〜」と感心しふと、背中に視線を感じたのでふりむくと、クローゼットの扉があわてたようにスッ、と閉じたのです!
どなたか、クローゼットでかくれんぼをしていたのでしょうか・・・・・。

写真は、銀行にいくついでに近所を撮りました。
上:薬局ショウウインドウ。渋谷区幡ヶ谷。
下:玉川上水旧水路のせせらぎ。京王線笹塚駅南口。

banner_orange.gif

投稿者 orangepeel : 09:34 PM | コメント (2)

September 04, 2004

LONDON,PARIS

P1010799.JPG

さっそく我が家裏のバス停から、ハチ公バスにのって小旅行をしました。

bus_body.jpg beep beep beep beep ♪

乗りごこち?ちょっと複雑。護送車感(苦笑)は否めないかも。狭いのは仕方ないです。でも走行音がほとんどなく、とっても静か。100円も魅力的。富ヶ谷で下車して駒場公園のあたりを散歩して、河野書店(ペーパーバックが充実、そして安い)で上の本を購入しました。IRWIN SHAW /RONALD SEARLE “Paris! Paris!”は、アーウィン・ショー(短篇「夏服を着た女たち」などニューヨーカー派を代表する作家)のパリ旅行記とロナルド・サール(イギリスの風刺画家:漫画家)のパリスケッチとのコラボレーションです。そしてもう一冊、ロンドンの古いガイドブックは、地図や写真が豊富で、もちろんコレクションに加えるつもり!現在は存在しないテムズ河沿いのドックなど地図で確認できるのです(ワタシ、地図マニア&バスおたく、そして暗渠ずき)。

投稿者 orangepeel : 11:57 PM | コメント (0)

September 01, 2004

BONJOUR,CHIEN

P1010784.JPG

P1010783.JPG

夕方、みなれた風景をぶらついていたら、「こんなところにバス停があったかしら」って。ハチ公バス春の小川ルート」、いよいよ明日9月2日より。正面がハチ公?の顔になった可愛いミニバスなのです!新宿、渋谷へはすでに京王バスがございましたが、原宿へも100円で行けるようになってしまいました(喜)。
ところで、ロンドンのダブルデッカ−、あのレトロなデザインは来年には廃止されてしまうそう。なんでも、車椅子などに対応できるフラットな構造になっていないからとのことですが。ちょっと、さびしいですね。

投稿者 orangepeel : 10:16 PM | コメント (0)

June 01, 2004

地蔵&GAS

P1010531.JPG

まちのちいさなGAS STATIONシリーズ。
世田谷区松原の羽根木公園ちかくの住宅街です。
東京の区分地図などをながめていると(わたくし、地図マニア&プチ、コレクター・・でも方向音痴)、ガソリンスタンドは、その使用目的をかんがみて、二股にわかれてる道や三叉路〜五叉路のような場所の中洲につくられてますね。車の出入りがしやすいように。そして、かつてより田舎のそんな場所にあるもので、旅人の道しるべであるお地蔵様。写真は、現代と古代の生活の象徴が合体してます(笑)。だから、勝手におもしろがっているのです。

jizoumap.bmp


井の頭線「東松原駅」南、大きめの緑色の部分が羽根木公園です。
手元にある古い世田谷区の地図を確認しますと、羽根木公園は昔はちょっとした山(笑)、ガススタンドがあるあたりは、雑木林のなかを川や古道が交差していた、今とかわらない複雑な道すじでした。

投稿者 orangepeel : 11:11 PM | コメント (0)

May 30, 2004

エトランゼ

P1010533.JPG

夕暮れの我が家からの風景。ものすごい速さで海のほうから雲がながれていきます。
明日午後には、雨になるそうですね。

P1010536.JPG

つよい海風のにおいに追いかけられながら、神田川にむかって散歩した日曜日。知らなかった、神田川でもコウモリが飛び交っていましたよ。暮れかけた灰色の東の空を背にビックリする勢いで群が川面にやってくるのです。一頭が私の耳元をバタバタと音をたてて通りすぎていきました(結構びくびく・・・)。あっという間に西の方へ、あらたなエサをもとめて去っていきました。
写真は中野区南台、多田神社近くの中国料理店にて。
私は広東麺をいただきました。もちろん、ガラスケースの模型で選んだのですが、じつは、メニュをみてもよくわからず、タン麺とタンタン麺のちがいも気づかない私でした。かなりボリューミー、ちょっとソルティなのは、川むこうの倉庫街で働く方々のためなのでしょう。家から徒歩ほんの数十分の、ちょっとした旅(?)のあとのディナーですが、湿気を含んだモヤモヤとした風が気持ちを異国気分(どこか外国のチャイナタウンにいるみたいな)にかりたてたのかな、見知らぬひとびとのなかで、ちょっとカメラをむけてみたのです。

というエトランゼのふり。

投稿者 orangepeel : 10:22 PM | コメント (0)

May 23, 2004

フナクイムシ

img_150_hunakuimusi.jpg
“SHIPWORM”(フナクイムシ)

さてさて、トンネルといえば、Foottunnelの建設に先立つこと1818年、テムズ河を横断する英国地下鉄(THAMES TUNNEL)が世界初のシールド工法で施工されました。現在の日本でも、地下鉄はもちろんのこと上下水道、ガス管などの地下工事では当たり前の工法ですね。技師ブルネルがフナクイムシの動きをもとに考案したそう。

フナクイムシ。虫、といっても貝の一種です。

投稿者 orangepeel : 11:45 PM | コメント (3)

May 22, 2004

Greenwich foot tunnel

modanim1a.gif

大きな河のそのまた地底を歩いたことはありますか?

foot tunnel.jpg

ロンドン郊外のテムズ河下を横断する、GREENWICH FOOT TUNNELは、1902年に開通した歩行者専用トンネル。100年以上前のもの、心臓がどきどきしました。走って通過、のつもりでした、がこんなに長いとは!!壁には錆や亀裂が見られ、水滴がにじみだしているんですから!?

THE WHOの2枚組アルバム“QUADROPHENIA”のブックレット写真集にも使われている場所です。

投稿者 orangepeel : 11:38 PM | コメント (0)

April 19, 2004

River remains the same

HANEGI.GIF

ちなみに昨日歩いた暗渠を地図で見るとこんなかんじ(↑)
井の頭線東松原駅前〜環七にいたる商店街の脇を流れていた川の名残りです・・・

投稿者 orangepeel : 11:55 PM | コメント (0)

April 18, 2004

This is love

ankyo a 040417.JPG

ankyo b 040417.JPG

世田谷区羽根木から松原にかけての小流跡です。
地図を見ると、羽根木公園の南で北沢川に合流していたよう。
下町の暗渠とちがって、静かな住宅にはさまれて谷間になっており、ちょっとヨーロッパ(笑)の裏路地をおもわせるのです。BGMはなぜかThe GIST「This is love」。散歩をしてて思いがけず昔の川のなごりを見つけると、とてもときめいてしまうから(私だけ?)。そして、この曲は春になると私の頭のなかで、ぼんやりとした独り言のようなベース音を響かせて誘惑するのです。
下の写真は、かつての武蔵野の雑木林の一部でしょうか。
国木田独歩先生にならって、なんでもない風景にも心うごがしてみたりして。

TheGistは80年代初頭にでてきたポストパンクのバンド(日本では、ネオアコといわれてます)。前身のyoung marble giantsも散歩のお供にいいですね。

投稿者 orangepeel : 10:48 PM | コメント (0)

April 12, 2004

暗渠に泳ぐ

sentou-shibuyaku.jpg

地図は、東京都浴場組合ホームページから。渋谷区の銭湯マップです。(赤いマルが銭湯)

昨日の日曜夕方、仕事が一段落したので我が家裏の銭湯にて温泉気分にひたってみたのです。まだ日が落ちるまえの入浴は、贅沢。
ところで、地図を見ないまでも近所を散歩してわかるのですが、渋谷区(に限らず都内)には銭湯が多いですね。特にうちのまわりは、だいたい300〜500m位ごとに点在している、そしてその場所は、かつて川が流れていた名残り(暗渠)なのです。
川が埋め立てられてしまう以前の(東京オリンピック以前の)古い地図が手に入ったら、ぜひ昔日ののどかな川風景を想像しながら狭い路地をたゆたってみましょう。そしてちょっと汗ばんだら一風呂、というのはいかがでしょうか?もう、この時期なら、湯冷めすることもございませんね。

投稿者 orangepeel : 09:54 PM | コメント (0)

March 28, 2004

Cherry Blossom

P1010350.JPG

P1010347.JPG

今年も下北沢、北沢川のほとりでお花見をしました。日が暮れてきたら、一匹のコウモリが宴にうかれてる人々をぴらぴらとからかっていました。
小田急線下北沢駅近くの線路沿いの土手には、こんなにいっぱい、つくしがはえててビックリです(クリックして拡大してご覧くださいませ)。

投稿者 orangepeel : 10:49 PM | コメント (2)

March 05, 2004

下北沢

梅や桜の季節、というと食いしん坊な私は下北沢へと足がむかうのです。

桜は、塩漬けのはなびらを散らした、おこわ。
梅は、くずでくるんだ、ほのかに甘い青い実。
茶沢通りのなんでもない、ふつうの和菓子やさんで買います。

去年は、北沢川のほとりでお花見をしました。
桜並木は、それは立派なものでしたけど、このせせらぎ、じつは、下落合の下水処理場で浄化した水を土管によって送り出している、人口の川だそう。
興醒め(笑)。

しかし、シネマ下北沢(2000年)で公開された市川準監督の映画「ざわざわ下北沢」でかいまみる北沢川は、清冽なイメージをはなってましたね。

投稿者 orangepeel : 08:44 PM | コメント (0)

March 02, 2004

渋谷

「小学校唱歌『春の小川』の小川は、渋谷を流れている」(へえー!)、
というネタは、すでに「トリビアの泉」で取り上げられてましたね(笑)。

じつは私、何年か前に「春の小川」の源流域をたどる、という酔狂なことを思いついたのでした。
そこは、かつて旧公爵邸の敷地だったそうですが、現在も立派なお屋敷がありました。

この歌は、渋谷駅東口で水面をのぞかせる渋谷川の支流「河骨(コウホネ)川」をうたっているそう。
東京オリンピックの際にアスファルトの下にうめられて、現在は、暗渠となっています。
代々木から小田急線参宮橋、そしてクラブクアトロの前(このあたりから宇田川と名を変えます、渋谷区宇多川町の宇田川です)を流れて、西武デパートのA館とB館の間をぬけ、JR高架下をくぐって、渋谷川にそそぐのです。
昭和初期の渋谷の風景は、大岡昇平の「少年」にくわしいですね。

実際あるいてみると、渋谷はその名のとおり、地形的に山あり谷ありなのがわかるのです。
街の雑踏のなかで、かつての春の山里に思いをはせる、なんて、ホント、物好きじゃございませんこと?

投稿者 orangepeel : 07:57 PM | コメント (0)

February 09, 2004

川沿いの風景

川のそばには、工場街や倉庫街があります。

川のむこうには、ポツンとサンドウィッチ屋があります。
魚肉ソーセージや湿気てそうなクラッカーの箱が埃まみれに棚に並んでいます。ガラスケースの中の売れ残ったチーズサンドやコンビーフサンドが、やけにボリューミーなのは、お昼に繰り出す労働者向けだからなのでしょうか。ちょっと裏に入ると、素敵な(笑)飲み屋がならんでいます。「やすらぎの店」「梨楽巣(リラックス、って読むの?)」、やる気のないメニューを見ると、お茶漬けやおにぎり等、炭水化物系のみで。でも、月に一度くらいは、ここで労働の後、ビール一杯でボヤいてみたいのかな。
中野区と杉並区の国境(?)あたりで、本日見かけた、ちょっと懐かしい感じのする川沿いの風景。

投稿者 orangepeel : 10:21 PM | コメント (0)

ROLLING STONE・・・

私は今日、地味ーに、近所のお寺や神社をめぐって散歩しました。
うちのまわりは、意外に、ここは東京?渋谷区?ってな古くさい町並みが多くてたのしめます。「東京人」で特集してた失われた風景、ここにございますわよ!!って感じです。
久しぶりに神田川を見に行ったのですが、堰で鴨がくつろいでいて、「当分、鴨つくねは食べられませんな」と思いつつ、澄んだ水の底をながめていたのです。ん?あの苔むした石、なんか猫のかたち?「ひゃーーーーっ」、私、叫びました。井の頭公園からの冬の冷たい湧き水ゆえ、冷蔵化して腐敗せずに石像となった、ねこ・・・・。
アーメン。

川底で、かたちをのこしたまま、不在となるのはいやですね。
私は、ものをつくるなかで、高揚したく存じます・・・・。
って、かっこいいこと言いたいですね。

投稿者 orangepeel : 12:12 AM | コメント (0)

January 06, 2004

台所の扉

お正月に向田邦子ドラマやっていましたね、山口智子がいまひとつでしたが。杉並の天沼の実家での話でした。
向田邦子の小説で、家族が団欒している中、父親の愛人がそっと鮒をお勝手に返しにくる、というはじまりの作品がありました。
実は、私、東京の失われた河川(暗渠)を求め歩くのが趣味でして。神田川支流の暗渠、桃園川は、天沼あたりで小流が、いかにも家々のお勝手口をのぞき流れるのです。
私の大好きな、カッコ良くて楽しい、詩人で小説家リチャード・ブローティガンの「台所の扉」という小品があります。「ゆうべ、この南モンタナの牧場の家の台所の扉を叩くものがあった。ここはイエローストーン川の近くだが、川はやがてミズーリ河に合流し、それから先へ行くとミシシッピー河に合流して、その後とうとう終の住処メキシコ湾に注ぐのだが、それはまたなんと、ここの山々やこの台所の扉やゆうべの扉を叩く音から、はるか遠く離れていることか」
桃園川という可愛らしい名前の川は中野区で神田川に合流します。神田川は東京のまんなかで隅田川に合流し東京湾に注いで、太平洋の一部になるのです。

投稿者 orangepeel : 09:52 PM | コメント (0)