August 31, 2010

sunny afternoon

寝汗に悪寒がして惰眠からさめた夏の午後
部屋のなかに人の気配はなく
ダイニングテーブルには税務署員が置いていった紙片
メイプルシロップ色の女の髪がからまった
ペーパーウエイトがわりのガラスの
ヘアクリップにまで請求がついている

盗賊がしのびこんだかのように
あらゆる棚のとびらや引き出しからだらしなく
ふるいアルバムが散乱している
はがれおちたプリントには恋人たちの破顔のポートレート
お勝手口からさしこむ西日にしずかにしずかに色あせていく

裏庭でゴブリンが枯れかけたケヤキの梢に
こまかく小賢しく音もなくチェーンソーをつかっている
100円ライターで火を焚いていたずらをするものもいて
息苦しさにシャツのボタンをひとつはずした

やがて窓の上半分から影が立ち去っていき
空が蒼いことを知った
こんなに空がひろいことを

16時〜19時指定で集荷におとずれた宅配便に
このおとぎ話の封筒を手わたした


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‘Si j'étais Pohéteû #03’ © poetry & collage by orangepeel



渚十吾さんの音楽茶話会 echo mountain parlor vol.33にて配布のzine、“under the boardwalk” に掲載。
‘Si j'étais Pohéteû’(ボリス・ヴィアンを気取って「もし詩人だったら」)という詩の連載です。

*豆コラージュは葉書サイズにて制作してます。
クリックして拡大してご覧いただけますので、ぜひ。

投稿者 orangepeel : 07:14 AM | コメント (0)

August 30, 2010

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from The New Yorker

投稿者 orangepeel : 04:15 PM | コメント (0)

池袋系

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角川書店「野性時代」1992/5月号 目次

有名作家と一緒にならんでいる自分の名前に「文豪!?」と自己肯定感を高めてみるセラピー。

HMV渋谷閉店に、なぜか渋谷は音楽文化の発信地だったという‘渋谷系’のくくりで報道されていて、
NHKのニュースのBGMがフリッパーズ・ギターだったりする妙。
たしかに、'90年代の私は‘渋谷系’どまんなかでした、
というより、‘渋谷系’といわれる音楽家のひとたちが影響を受けていたとされる
日本ではネオアコとかギター・ポップとよばれていた英国音楽を同時代に聴いていました。

しかし、そのころ西武線沿線に住んでいたので渋谷とは縁がなく、
新宿ならUKエジソンとかディスクユニオン、
それより、学校へは池袋経由、勤め人だったころの勤務先は池袋だったため、
音源蒐集はほとんど池袋西武のWAVEかパルコのオンステージ山野という‘池袋系’でした。

さてさて『野性時代』に書かせていただいたエッセイ「新・東京百景」のテーマは池袋。
こちらでお読みいただけます、なつかしはずかし。

投稿者 orangepeel : 03:33 PM | コメント (0)

August 29, 2010

父さんへの手紙

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© orangepeel

写真はカモメ公園の噴水@日比谷。

ライヴはひさしぶり、しかも野外ははじめて。
東京休日フォーク村@日比谷野音、たのしんでまいりました。

なぎら健壱のMCは、じじネタ(時事ネタでない)が多くてわらった。

しかし、音楽は世代なんて関係ないのだ。
フォークやロックやジャズやクラシックなんかのジャンルなども意味ないのだ。
と、遠藤賢司はいう。
「ギター1本でハードロックをやりたかった」という。
ドラムセットがあるけれどドラマーはいない、ベースもない。
なのにあれだけ厚い音がでるなんて!とおどろいた。

暮れてゆく都会のまんなかの木々にかこまれて、
ひぐらしとともに聴く山本潤子さんのうつくしい歌声は野外ならではの幸福。
『卒業写真』は、もともとハイファイセットへの提供曲で、ユーミンはセルフカヴァーということをはじめて知りました。

缶ビールをひとくちふたくちしただけで、なんだか酔ってきてしまい、
早川義夫の『父さんへの手紙』に、不肖の娘を心配しながら逝ってしまった父を思い出して泣いた。

投稿者 orangepeel : 11:27 PM | コメント (0)

poster

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Dubonnet, 1932 by Adolphe Mouron Cassandre

我が家の台所に貼ってあるのは、カッサンドルのレプリカ。

今朝のNHK教育 、日曜美術館は「ポスター誕生〜パリジャンの心を盗め!!〜」 でした。

街は情報であふれているから、ポスターのデザインはシンプルでないと迷彩になってしまう。
とくにインターネットの現代は、ビジュアルとURLだけでよいのかもしれないですね。
しかし逆にこれからは、足を停めてじっくり眺めたくなるようなポスターの時代がくるはず、と
グラフィックデザイナー 佐藤卓氏はしめくくられて、「そうだよ!ephemera の時代がやっときた!」と家族と興奮しました。
たった紙一枚だけれど、ひとつの世界なんだと。

ところで私事で恐縮ですが、「ポスターなんてキャンペーンが終わったら、どうせ捨てられちゃうんでしょ」と言われて、
ひどく心が痛んだことがあります。
日々、このブログで「エフェメラ、エフェメラ」としつこく記事をくりかえしていますが、
じつは、自分自身が商業イラストレーションという短命なウスバカゲロウを虚空に放っていたのです。。。

投稿者 orangepeel : 12:04 PM | コメント (0)

August 28, 2010

summer into winter

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© orangepeel

渚十吾氏のイベント‘echo mountain parlor vol.33’@rain on the roof にて。

‘summer into winter’ は、ベン・ワットのミニ・アルバム。
暑いの苦手で、気が早い記事タイトルにしてしまいましたが、やっぱり夏が好きです。

渚さんに、またまた素敵な本をお借りしてしまいました。
終わりかけていく夏を惜しみながら、じっくり眺めさせていただきます。
Thank you very much , J.N !

今回は久しぶりに会った友人も一緒でたのしかった。
しゃべりすぎた。。。
この冬もアイルランドに行くとのこと、うらやましい。
Gさん、暑い中、ありがとう!

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© orangepeel

こどものころ嫌いだった夏休みの自由研究みたいに、
サクラガイの標本を、ひとつひとつ作ってお持ちしました。
会場にいる方々にたくさんお配りできたらよかったのですけれど、
天然のサクラガイは繊細でこわれやすく、作業中に何枚も割ってしまった。。。

サクラガイはしあわせを呼ぶ貝殻だそうです。
みなさまにとって、この夏もしあわせな思い出となりますよう。

投稿者 orangepeel : 11:29 PM | コメント (0)

August 27, 2010

echo mountain parlor vol.33

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渚十吾氏の音楽茶話会 echo mountain parlor vol.33は この週末。
8/28(sat) 16:00-@rain on the roof(三軒茶屋)。

‘ワン・ドリンク・オーダーで参加 OK、出入りも自由。
まるで空想ラジオを聴いているような音楽リスニング・アワーです’

会場でフリー配布のzine、“under the boardwalk” に詩を書かせていただいております。

投稿者 orangepeel : 06:59 AM | コメント (0)

東京休日フォーク村@日比谷野音

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フライヤーにちょこっとイラストレーション描いております。

東京休日フォーク村@日比谷野音

2010年8月29日(日)
開場 15:00/ 開演 16:00
日比谷野外大音楽堂

投稿者 orangepeel : 06:10 AM | コメント (0)

August 26, 2010

L'ecume des jours #53

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© orangepeel

八月も終わりかけの避暑 @general pond

投稿者 orangepeel : 11:05 PM | コメント (0)

August 25, 2010

L'ecume des jours #52

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© orangepeel

scaffolding.

from my window.

投稿者 orangepeel : 03:34 PM | コメント (0)

Rupert Bear


We all stand together by Paul McCartney

‘Videoclip to the song We all stand together by Paul McCartney.
Also known as Rupert and the frog song ’


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Rupert Bear は、英Daily Express紙に1920年から連載されているコミック。
初代キャラクターデザインは、 Mary Tourtel 。

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© orangepeel

我が家にも数冊ある Rupert Bear のアニュアル

投稿者 orangepeel : 06:40 AM | コメント (0)

August 24, 2010

欲望

父親の架けた橋のしたで
沐浴をする姉妹がいる
夏をよろこぶ豊かな水が
手入れの行き届いた姉妹の髪を梳いている

陽光を湛えた岩棚にはふたりの衣服が
アイロンのかかった清潔なブラウスや
こざっぱりとしたコットンのエプロンが
それぞれ丁寧に折り重なっている

彼は罪を犯してしまった
そっと隠してしまった
ドレスの持ち主はどちらだろうか
彼はひとりで瀞に深くさまよう彼女を
ずっと見守りつづけている
水中にかがやく自身を驚きとともにながめる
彼女はうつくしい水の精であり
彼の恋人である

いっぽう服を着けた彼女は二度と川へはもどらない
襟の擦り切れたブラウスのしたに
たっぷりの脂肪をたくわえて
机のうえの世界地図をなぞったり
ふるい日記をたどったり
母親が口ずさむ昔の歌を
ほんのすこし音程をはずして
喉の奥で低くころがしてみる


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© poetry & collage by orangepeel

投稿者 orangepeel : 06:44 AM | コメント (0)

August 23, 2010

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from The New Yorker

投稿者 orangepeel : 01:24 PM | コメント (0)

ephemera / crystal cave

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Crystal Cave , Bermuda © ephemera collection of orangepeel

涼しげな石英洞窟の古絵葉書。

英国領バミューダ諸島のモットーは、‘Quo Fata Ferunt’(運命の赴くままに)。

Printed and Published by John Hinde Limited , Cabinteely , Co. Dublin , Repulic of Ireland.

投稿者 orangepeel : 01:08 PM | コメント (0)

August 22, 2010

adamas

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© orangepeel

(adamas とは「征服できない、懐かない」という意味のギリシア語で、ダイヤモンドという名前の由来となっています)

こどものころ、道端で奇妙な石をひろった。
気泡のない硬質な氷のような結晶に魅せられて、
近所のお兄さんに「ただの花崗岩だよ」と一笑されたにもかかわらず、
「ダイアモンドだ!ダイアモンドだ!」と言い張った。

天にものぼるようなきもちで、団地の焼却炉に這い上がって空を仰いでは飛び降りるというお転婆を繰り返していたら、
いつのまにか、ポケットから失くしてしまった。
「あのきれいな石は、まぼろしだったの?」とがっかりして家路についた記憶があります。

腕や胸元に宝石を飾る優雅な大人になることはできませんでしたが、
以前すこしづつあつめていた貝殻を、ひさしぶりに玉手箱をひもとくようにひとつひとつながめていたら、
新聞紙につつまれた、まぼろしのダイアモンド(に似た石)がでてきた。

鉱石にくわしくないのでよくわからないけれど、どこか旅先の土産物屋で買ったものでしょう。

投稿者 orangepeel : 08:23 PM | コメント (0)

August 21, 2010

Palais idéal du facteur Cheval 

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Palais idéal du facteur Cheval 

『郵便配達夫シュバルの理想宮』 岡谷公二 著(作品社刊, 1992) 第五章「理想宮案内」とびら見開きより。


『熱中病』というのをごぞんじだろうか。
なにかひとつのことに憑かれると、時間を忘れてひたすら熱中してしまう病である。
熱中症ではない。いま勝手におもいついた造語である。
私もたびたび罹患することがあり「狂ってる・・・」と家族を苦笑させるが、ウイルスは比較的すぐ去っていく。
つまり「熱しやすく冷めやすい」症状、パラノイアというよりはアディクト的傾向が大きい。


郵便配達夫シュバルは違った。

1879年、配達途中に奇妙な石につまづき、石の魅力に取り憑かれたことから宮殿造りをおもいつく。
住まいとしての宮殿というよりはファラオのような、自分と家族のための廟を、建築の知識をまったくもたない一介の公務員が33年の年月をかけてこつこつと造りあげたのだった。職業柄、世界中の旅先からの絵葉書を目にすることで、アルジェリア風というかサラセン風というかヒンズーの寺院やアラビアのモスク、スイスのシャレー、ホワイトハウスにくわえてちょっとエジプト風という奇妙な無国籍的理想宮をめざす。現在は山地であるフランス南部オートリーブは地質がふるく、かわった形の砂岩や礫岩が多く、かつては海だったため貝殻の種類も豊富で材料はいくらでもあった。

シュバルの「廟を自ら創造する」という発想の熱中ぶりに、なんとなく身が縮むおもいをしながら読み終え、シュバルの残した言葉などをメモ。


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「私はそれ(=つまづいた石)をとりあげ、ハンカチに包み、気をつけて持ち帰りました。勤務外の時間を利用して、こうした石を集めようと決心して。その時から私にはもう、朝にも晩にも、休むひまがなくなりました。石探しに出かけたからです」

『郵便配達夫シュバルの理想宮』 第二章「単独歩行者の夢」(p.43)

「郵便配達の仕事から離れた時、時間はいくらでも使えるようになった。私はひまを、狩猟や、釣りや、玉突きや、トランプに使うことだってできただろう。気晴らしには事欠かない。私はどんなことより、私の夢の実現の方をえらんだ」

第三章「村の気違い」(p.67)

「死者とはいなくなった人たちではなく、眼に見えない人たちだ」
「死ぬ人間は、別の半球の空に一層輝いてのぼる沈む太陽だ」

同上(p.71)

 キリスト教においては蛇は、エデンの園においてイヴを誘惑して智慧の実を食べさせた蛇に見られるように、ほとんど常に罪と悪の象徴である。それゆえキリスト教の図像の中では、しばしば十字架の根元に蛇が描かれ、聖母がその足で蛇の頭を踏みつけているのだ。
 理想宮においても蛇は到るところに姿を見せている。
(中略)
このような頻出は、蛇がシュバルにとって、自身意識しない、或る深いなにものかを意味する存在だったことを示している。蛇は、理想宮にあっても廟にあっても。原罪や悪でなく、生、或いは性そのものを象徴しているように思われる。少なくとも墓碑の左右の蛇は、明らかにキリスト教とは無関係であり、シュバルの中の異教の、もう一つの証左である。

第四章「終わりなき静寂と休息の墓」(p.105)

 左半分を占めるのはオークの大木だ。上部がモスクのミナレットになっている二本の柱と、それらをつなぐ三角の頂部に鳥をいただく切妻形とが作り出す枠の中一杯にこの大木が繁っている。そしてそのうろからは「ときには小鳥が、ときには蛇が、またときにはリスが姿を現す」(ノート)。
 ここになぜオークの大木を作ったかについて、シュバルは何も語っていない。しかしギリシア人にとっても、ローマ人にとっても、ケルト人にとってもこの木は聖樹であった。シュバルは、ギリシア・ローマの神話にはほとんど何の関心も示していないので、彼にこの木を造形させた動機の中にケルトの記憶を認めていいかもしれない。

第五章「理想宮案内」(p.156〜157)

「私は死だ、私は残酷だ、
私はたえず鎌でなぎ払う、
永遠になぎ払うであろう」

「この地上をわれわれは影のように通りすぎる。
塵から生まれて
われわれはそこへ戻るのだ」

「人間よ心せよ
汝は塵でしかない」

「人生は嵐続きの大海だ
生まれたばかりの子供から
死にゆく老人まで」

「目的なき人生は幻想である」

「慈悲深い守護神が
私を虚無から救い出してくれた」

第七章「三人の大無意識家」(p.236〜237)


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シュバルの没後、理想宮がアンドレ・ブルトンの目にとまらなかったら、シュールレアリスム建築(あるいはアウトサイダーアートの傑作)として、仏政府により国の重要建造物に指定され、修復が行われて、現在も世界中のひとびとに注目されることはなかっただろう。


そこで、ふとおもいだしたのは(唐突だが)『岩窟ホテル』である。
埼玉県に吉見百穴という古墳時代の墳墓跡があり、これ自体、コロボックルの住居だったとかのうわさがあった珍景なのだが、
明治から大正初期にかけて、そのちかくの崖に高橋峯吉という農民が鑿と鶴嘴を手に宮殿造りをこころみた。
1934年発行絵葉書をみるとなかなか魅力的なホテルである。

数年前におとずれたときは、すっかり崩れ果てていて、かろうじてバルコニーらしき手摺がみられた。
残念であるが、じっさい峯吉は農作業の合間の虚無を埋めたかっただけなのかもしれない。
『岩窟ホテル』という名前も、まわりの人間の「岩窟掘ってる」と変人あつかいした言葉がなまったものだという、とぼけたエピソードとしてきいている。

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岩窟ホテル(1934年発行絵葉書) from

投稿者 orangepeel : 11:02 AM | コメント (2)

August 19, 2010

イジンノユメハマグリ

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© orangepeel

偉人の夢?
異人の夢?

形状とともに名前も詩人。

江の島にいくたびにすこしづつ買い集めていた貝殻。
(リュウキュウアオイガイはワタシのガサツな扱いのためにまっぷたつにハートブレイクしてしまいました・・・)

100円ショップのプラスチックケースを標本箱にして遠い夏の海を夢みています。




Virginia Astley A Summer Long Since Passed
inspired by 365 days album

投稿者 orangepeel : 02:09 PM | コメント (0)

August 18, 2010

ephemera / ice cream

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© ephemera collection of orangepeel


陽に焼けてよれよれに溶けかけたアイスクリーム。


文具店ですでにエフェメラ化していたペーパー・ガーランドです。
ホームパーティの予定などもありませんが、アイスクリーム型をつむいだリース、
「褪色」を理由に値引きしてもらったのでした、ハハ!

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‘ice cream cone garland ’ © 1996 Paper Fantasies , made in Denmark

投稿者 orangepeel : 02:47 PM | コメント (0)

August 17, 2010

私のかわいいひと

台所のとびらを叩くものがあった

燕尾服に正装したフランケンシュタインだった

正確にいえばマッドサイエンティスト
ヴィクター・フランケンシュタイン氏の創造した
じっさい名前すらないモンスター

炊事場の土間はクリークに面していて
孤独の棺を暴かれて地下水道から氷河に乗ってやってきたのだ

鶏卵の黄身だけをポーチドエッグにしてくれないすか
真夜中の曳航には黄金のいろがこころづよいんで

鍋を温める寡婦の足元には名のないクリーク
目黒川に合流して終の住処東京湾に注ぐ


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© poetry & collage by orangepeel

投稿者 orangepeel : 03:03 PM | コメント (0)

August 12, 2010

ephemera / launch issue

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Wallpaper* , sep/oct , 1996 © ephemera collection of orangepeel

illustration by laura ljungkvist

英国の雑誌 Wallpaper* の創刊号。
ロンドンの新刊書店で手にとって、イラストレーションでこんなにクリーンで
シンプルな線と色面構成の特集ページ(しかも4見開き!)が組まれていることに鳥肌がたちました。

投稿者 orangepeel : 07:40 PM | コメント (0)

August 11, 2010

ephemera / sunny

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© ephemera collection of orangepeel


めずらしい円形の折り紙を無造作においてみたら。


もともとは日本で出版されたものが、サンフランシスコとニューヨークで
ディストリビュートされた折り紙の本にふろくとしてはさまってた。
めぐりめぐって神田古書店の軒先のダンボールで出会うことができました。

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‘sunny origami’ © 1970 by Keinichi Fukuda , Lion Book

投稿者 orangepeel : 02:27 PM | コメント (0)

August 10, 2010

落花生

姉さんはペガサスノツバサの貝殻をもっていた
辻公園のブランコでかわいたくちびるに
リップ・クリームをぬっていた

みしらぬ風がゼラニウムの花びらを散らすひるさがり
奥歯でゆっくり落花生を噛みくだくたび
耳の中で季節はずれのかれ葉の音がした

あれは東からながれてきた汐だったのだ

にわか雨のさわぎをきく
ふたたび錆びついた自転車のブレーキをきく
白いギャザースカートが稲光にひるがえる


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© poetry & collage by orangepeel

投稿者 orangepeel : 03:56 PM | コメント (2)

August 09, 2010

ephemera / norwegian wood

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© ephemera collection of orangepeel

woodcut print ‘origami (chiyogami) ’

窓にみたてて、きょうのような曇天に鳥が飛び立っていくのを想像してみる。

古書籍 芸林荘の千代紙@kyoto
明治〜大正初期の木版です。

投稿者 orangepeel : 02:26 PM | コメント (0)

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from The New Yorker

投稿者 orangepeel : 02:00 PM | コメント (0)

August 07, 2010

L'ecume des jours #51

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© orangepeel

とろけそうな土曜日の午後のチョコレートサンデー@甘味喫茶 皐月。
図書館でとりおきしてもらった『郵便配達夫 シュヴァルの理想宮』を受けとった帰り。

投稿者 orangepeel : 04:10 PM | コメント (2)

at last i am free


robert wyatt - at last i am free

投稿者 orangepeel : 03:42 PM | コメント (0)

August 06, 2010

ephemera / morning glory

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© ephemera collection of orangepeel

古書籍 芸林荘の千代紙@京都

投稿者 orangepeel : 06:57 AM | コメント (0)

August 05, 2010

L'ecume des jours #50

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© orangepeel

from my window.

投稿者 orangepeel : 02:03 PM | コメント (0)

August 03, 2010

ほ座カッパ星

実りを待つとうもろこし畑がつづく海市
野犬の群れにかこまれて逃げこんだ
土葬の墓石にやすんでいたのは
星になりそびれて脱皮したヘビのぬけがら


船体はとっくの昔に光をうしない
帆だけが夜空になびく星座に
泳ぎの苦手なkappaがしがみついている

無限の海に漂いつづける乗組員kである


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© poetry & collage by orangepeel

投稿者 orangepeel : 07:07 AM | コメント (0)

August 02, 2010

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from The New Yorker

投稿者 orangepeel : 09:06 PM | コメント (0)

August 01, 2010

あたしはヤクザになりたい

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美術手帖 / 2010年8月号

美術手帖掲載の短編小説『あたしはヤクザになりたい』(絵と文 山崎ナオコーラ)は、
奇しくもイラストレーターが主人公で、「笑ってるの?」と家族に言われてしまった。

突拍子のないエンディングで、アイロニカルな小説です。
ワタシもヤクザになりたい!?

投稿者 orangepeel : 09:12 PM | コメント (0)

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東京人 / 2010年8月号

特集は『東京の川を楽しむ』。
‘暗渠’記事に「やっと♪」感を抱かれた方も少なくないことでしょう。

投稿者 orangepeel : 09:09 PM | コメント (2)