April 29, 2006

Golden Week ☆

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黄金週間なるものがはじまりましたね。

JR京葉線の中吊り広告イラストレーションを描きました。
お近くにお住まいのかた、房総方面へおでかけのかた、みかけたらどうぞChek it out!(笑)

投稿者 orangepeel : 11:54 PM | コメント (0)

April 28, 2006

夢のまち

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市電によって形成された都市

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郊外は分解する

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C・スタインのラドバーン計画

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ル・コルビュジェの彫刻的都市

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F・L・ライトによる開放的都市の地平線

笹塚駅前の古書店で、まっとうなイラストレーションなのにどこかビザールな?図版にひかれて購入した『郊外都市論』H・カーヴァ−著/志水英樹訳(鹿島出版会、1969)。“bizarre”な印象に目をうばわれてまだほとんど読んでいないのですが、たぶん郊外都市にたいしてネガティヴに論じている内容だとおもう(「おもう」なんて読書感想文になってませんが:笑)。

一章【変革とその苦悩】を引用すれば、
「郊外を非難する言葉の大部分はあいまいで不明確であり、たいていの場合は風刺的に語られる。たとえば散乱。いり玉子。建築のツンドラ。『そこは全く何も存在しない』とガートルード・スタインはいい、『この無目的性。従来の悲しみという言葉ではいい表せない種類の、足元からしのび寄る不快さ』とディビッド・リースマンは指摘する」

カナダのひとの論文ということを考慮しても、「北アメリカ人の“夢”の持ち家志向」批判は辛辣。出版されたのが、日本(東京近郊)の郊外住宅乱立の高度経済成長期とかさなるのも皮肉です。

ル・コルビュジェとフランク・ロイド・ライトという詩人(建築家ですが)が登場してきたので、もうちょっと読みすすめてみます。


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Anatole Kovarsky(『The New Yorker』Album 1925-1950 より)

「開放的な」郊外住宅の不便をわらったひとコマ漫画をおもわずひっぱりだしてみたりしました☆

投稿者 orangepeel : 10:39 PM | コメント (2)

April 26, 2006

東京奇譚集

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ずっと枕元においてあってわすれていた村上春樹の短篇集『東京奇譚集』をいまごろ読了。
偶然や奇跡が交錯するふしぎな物語、それは私たちの現実への符牒でもある。という感想をもった五つの短篇はいつもの村上春樹氏の小説スタイルだし、読み終わったあとにほんのすこしの諦念とちいさく点された希望をいだいたのもいつものことですけれど。
いえ、長い村上春樹読者歴のなかで、いつもひとごとだったことが今回はどこか身につまされる部分だったりして、歳をかんじました(笑)。

「『かたちのあるものと、かたちのないものと、どちらかを選ばなきゃならないとしたら、かたちのないものを選べ。それが僕のルールです。壁に突きあたったときにはいつもそのルールに従ってきたし、長い目で見ればそれが良い結果を生んだと思う。そのときはきつかったとしてもね』」(「偶然の旅人」)

「『胡桃沢さん』と私は、天井の一角に向かって、声に出して語りかけた、『現実の世界にようこそ戻られました。不安神経症のお母さんと、アイスピックみたいなヒールの靴を履いた奥さんと、メリルリンチに囲まれた美しい三角形の世界に』
 私はまたどこかべつの場所で、ドアだか、雨傘だか、ドーナッツだか、象さんのかたちをしたものを探し求めることになるだろう。どこであれ、それが見つかりそうな場所で。」(「どこであれそれが見つかりそうな場所で」)

しずかな物語ばかりですが、偶然でも奇跡でもない自分の現実にふと気づかされ、こころが揺れたのです。

投稿者 orangepeel : 11:28 PM | コメント (1)

I'm not like everybody else

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TV-CM「Anthem」篇

IBMのCM【What makes you special?】シリーズがめちゃくちゃかっこいいですね!
曲は、THE KINKSの「I'm not like everybody else(邦題:僕はウヌボレ屋)」です。

投稿者 orangepeel : 08:01 PM | コメント (0)

April 23, 2006

ARABIA

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カイ・フランク/ヌータルヤルヴィ社
《ブロウン、モデル1329 ボウル》1953−68年 《カルティオ グラス》1955−67年《カルティオ》1958−75年

北欧のスタイリッシュ・デザイン/フィンランドのアラビア窯」(東京都庭園美術館、2006.4.22-6.18)を観てまいりました。

Kaj Franck(1911-1989)のシンプルで実用的な陶器はもちろん、微妙な色あいのうつくしいガラス製品に目がくぎづけ。カタログや作品集ではあじわえなかったスモ−キー(ミスティ?)な青や緑が、フィンランドの森や湖の清冽な空気と水の色をつたえていました。

そうそうミスティとえば、アラビア・アート・デパートメントの作家ルート・ブルックの1970年代の作品【タイルコンポジション「霧の中」】は印象的でした。霧のなかにポツポツとうかぶあたたかい灯りをイメージするような、ちいさな陶製のタイルで丹念に紡がれたコラージュです。

ちなみに、ARABIA社1990年代の愛らしい水差し、カティ・トゥオミネン=ニイーットゥラの“Story Birds”シリーズはカラーバリエーションの試作品が展示されていました。最終的に白と黒のみに決定されて、そのユーモラスでスタイリッシュなフォルムがひきたつことになりました。マイコレクション(笑)については、以前こちらでふれております☆

ARABIA窯、そして生活に密着した北欧のプロダクトデザインの歴史をていねいに解いた、やさしくておだやかな展覧会でした。

投稿者 orangepeel : 09:35 PM | コメント (0)

廃 GAS STAND

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品川区西五反田2丁目。

昨年、祖母の葬儀の際にマイクロバスから廃墟になっているガススタンドをみかけて。廃墟趣味はないですけれど、ずっと気になっていたのです。きのうたまたま通りがかったら、囲いのなかは雑草だらけの空地になっていました。

都会のなかのエアポケット。

投稿者 orangepeel : 07:44 PM | コメント (0)

April 21, 2006

DM

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季節はずれの話題で恐縮ですが、チョコレートの箱にたまったポストカードやDM(だいじにとっておいてるの:笑)を整理していたらでてきたもの。某化粧品メーカーのクリスマス向けDMは細工が凝っていて、毎年たのしみにしています。手帳をそっくり模したカタログやトレーシングペーパー製の封筒など、紙という媒体をおもうぞんぶんあそんでいて清潔感のある大人のデザインです。

あらためて、ファイリングしてながめようかとおもっているのです。

投稿者 orangepeel : 08:54 PM | コメント (0)

PEACE☆

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本日のホワイティ。
「ピース☆」

愛媛県立とべ動物園のピースちゃん、ホワイティにそっくり!
ぬいぐるみ?(笑)
 ↓
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投稿者 orangepeel : 05:51 PM | コメント (0)

April 19, 2006

D&AD Global Awards 2006

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D&AD Global Awards 2006 Judging, ExCel London.
Photograph by Christine Donnier-Valentin

トップページでもアナウンスしておりますが、ただいまD&AD AWARDS 「Illustration」部門でエントリー中。

さてさて、連休のころに朗報が舞い降りてくることを祈りつつ☆

投稿者 orangepeel : 07:52 PM | コメント (0)

April 18, 2006

珈琲屋 Preservation Society #03

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ひとは、コーヒーを前にするとかぎりなく話があるみたいだなあ。
と、感心しながらふと窓のそとをみてみる。
ランジェリーショップのショーウインドウには春らしく淡いいろあいの下着をまとったトルソーが。

「水泳教室は先生がイケメンなのよっ」
ホント、女性は3人以上あつまるとにぎやかになりますね。
夕方のお買物がてらのお茶の時間は、子育てをとっくに終えた主婦たちの憩いのひとときみたいです。
ひとがわるいけれど、ふむふむとテーブル越しに会話を盗み聞きするのが、ワタシの目下のたのしみなのです。

笹塚駅前『南蛮茶館』にて。写真最後のお皿は、EX- べーコンサンドイッチ。パンは焼いてもらいました。

投稿者 orangepeel : 08:52 PM | コメント (0)

April 17, 2006

ラパン

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「記録の地図」(ラパン'99年7月号)より

地図なんか興味なかったし、どうせ方向音痴だし。
なのに数年前、本屋で手にとっていらい来る日も来る日も朝から晩まで、とりつかれたように(笑)読んでしまった地図の専門誌『ラパン』(発行ゼンリン)なのでした。残念なことに現在、休刊中です。

とくに目を瞠った記事は「記録の地図・大学ノートと広告チラシの膨大なフィールド・ノート」と題されたページの巨大ミルフィーユのごとく束ねられた分厚い資料(電話帳40冊分あるそう)。鉄道関係のお仕事を引退された中野正義さん(1901年生まれ)が25年かけて歩き綴った「武蔵野考」、大学ノートにびっしりとかかれた記録と手描きの地図は圧巻です。誰のためでもなく、ただひたすら自分のたのしみのためにつづけられてきたストイックなフィールドワークに身がひきしまります。
中野さんの武蔵野探訪の旅のたのしみ「むかしから武蔵野を題材にしてきた作家はたくさんいますが、実際どんな道を歩いてどんな景色を目にしたんだろうと、自分の脚で歩いてみたわけです」(「『武蔵野考』を歩き綴った25年史」ラパン'97年11月号)。


さてさて、達人のマネをして、くるったように歩きまわり、モノクロームの写真を撮りあつめ、地図を綴ってみたりしたワタシの日々はいずこ・・・?(熱しやすく冷めやすいのです、ハハ)

投稿者 orangepeel : 09:43 PM | コメント (0)

April 15, 2006

DAY DREAM

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こどものころ熱中してみていた植物図鑑には、ひとが乗っている世界一の大ハスの写真がありました。
いらい、夢(笑)。

新宿御苑大温室にて。
パラグアイオニバスを興味深げのぞきこんでいる幼稚園児に「乗ってみ☆」とこころのなかで呪文をかけてみる。
カカオの木の説明プレートのそばに“ガーナチョコレート”と“ヴァンホーテンココア”が展示されていたせいか、池のほとりの自販機でヴァンホーテンココア(ん?サブリミナル?)をおもわず購入。腰に手をあてて飲んでいたら、さきほどのこどもに「あーっ!」とゆびさされました。何?ワタシ?

おもいがけず、とつぜんスコールのように水道管からシャワーがふきだして、映画『デリカテッセン』とかポール・ニューマンの『動く標的』シリーズのワンシーンにあったみたいに温室内に行き場のない水がみちてきたら@?$%!☆

って、南国植物が吐きだす妖しい湿度にぼんやりとくだらない白日夢。

投稿者 orangepeel : 08:58 PM | コメント (0)

April 14, 2006

珈琲屋 Preservation Society #02

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下北沢(正確には世田谷区代沢5丁目)の『珈琲おーるど』でおそいおひるごはんを。

窓ごしに茶沢通りを行き交うバスをながめながら、アイスコーヒーとクロックムッシュ(ハムとチーズと野菜のホットサンド)をいただきました。フルートとピアノだけのBGMが昼下がりにぴったりで。ときおり生ぬるい風が入口の扉をカタカタとからかっていきます。ふるい時計がコチコチと時をきざんでいます。眠い(笑)。

森厳寺の大イチョウは芽を吹きはじめて、枝をざわざわとゆらしていました。淡島幼稚園から園児たちのたのしげな歌声が。

北沢八幡神社の境内にのぼって、たいせつなことをお願いしてまいりました。大正・昭和初期までののどかな時代には、この高台からとおく森や畑や小川をはるかに見晴らして、さぞかしさわやかだったことでしょう。春のひとびとは、ふきだまったこころを風に軽くとばしてみたことでしょう。

投稿者 orangepeel : 08:48 PM | コメント (0)

April 12, 2006

珈琲屋 Preservation Society

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ホテル住まいのひとのように、今朝はちょっとぜいたくにワンブロック先の喫茶店『アムール』にてモーニングセット(ハムとチーズのホットサンド)をいただきました。
いちばん上の写真はとろ〜り半熟の目玉焼き、ではなくて壁にかかった照明です。あたたかい色の灯りとモノトーンのドット模様のタイルがおしゃれ。スカンジナビア風だわ〜とカメラをむけてたら、カウンターで珈琲をたのしんでいた銀髪のマダムに声をかけられました。
「もう27年前のものだからとりかえようとおもっていたんですよ。なくなった主人が全部ひとりでつけました」
オーナーであるマダムのご主人は「本職は送電屋でね、鉄塔をたてる仕事をしてたんですよ。畑ちがいですけど、珈琲がすきで珈琲屋をやりたいといいだして・・・」。
店名入りのカップから、しあわせな珈琲の香りがたちのぼる朝。

下の写真2枚は、中野通りをバスでちょっと北上して、神田川にほどちかい『カフェ・アカシヤ』にて。モーニングと間髪おかずランチ(エビピラフ)を。食欲がこわい?(笑)

午後は、中野川島通り商店街の古書『猫額洞』にお邪魔して、とり置いていただいていた1937年プランタン・パリの家計簿を購入。ぽつぽつと走り書きされた貴重な日記、ゆっくりと大事に読んでみようとおもいます♪

降ったりやんだりの雨のなか、ぷらぷらと中野区立南台図書館にあるいて、「フィッツジェラルドの手紙」「トーマス・マン全集書簡」「東京の橋・生きている江戸の歴史」を。

本をかかえて浮かれつつ、南台商店街で筍を買いました。
お夕飯に鳥そぼろと煮ました。春の味。

ん?よくかんがえたら、朝からワタシ、ほんの数ブロックのところをいったりきたりしてるだけですね?!

いえいえ、充実したたのしい旅でした☆

投稿者 orangepeel : 11:07 PM | コメント (2)

April 11, 2006

The Very Best of Elvis Costello

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THE RIGHT SPECTACLE
The Very Best of Elvis Costello - The Videos

エルヴィス・コステロのDVDを買いました!かっこいい!
雨ふりの昼下がりにみてると、なんだかロンドンにいるきもち。
っていうか、しめきりを気にしつつたのしんでるダメ〜な自分に酔ってみます(笑)。
You Tubeのヴィデオ、Elvis Costello“pump It Up”をどうぞ☆

ついでにYou TubeからSpecial AKA “Girlfriend”もみつけました。
かっこよくて笑えるPVです。

*8日〜11日未明にかけて、サーバーに障害が発生し、当サイトへのアクセスが不能になっておりました。ご迷惑をおかけいたしました。microjournalは健在です。これからもどうぞよろしく☆

投稿者 orangepeel : 10:52 PM | コメント (0)

April 09, 2006

助六

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浅草は浅草寺仲見世の江戸趣味小玩具『助六』にて購入したかわいい☆土鈴。
ちいさいわりに(ちいさいからこそ?)けっこうなお値段だったりするのですけれど、訪れるたびついお財布のひもをゆるめてしまいます。ちょこっとぜいたくな蒐集のひとつです。
本棚のすみにおいたり、玄関のくつばこにならべたり、そっとつまんで耳元で鳴らしてみたり。
包装紙までとっておいてます(笑)。

投稿者 orangepeel : 11:17 PM | コメント (0)

April 08, 2006

春雷

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おくればせながら、お花見がてら下北沢へぶらぶらお散歩。
春雷とどろく武蔵野風景のなごりを、カメラにおさめてみました。

VILLAGE/VANGUARDにて、蜂飼耳『孔雀の羽の目がみてる』(白水社)と佐藤春夫『田園の憂鬱』(新潮文庫)を購入。茶沢通りぞいの喫茶店でいただいたアイスコーヒーは、あたたかな季節のはじまりを告げてくれました。

投稿者 orangepeel : 09:56 PM | コメント (0)

April 07, 2006

Travel Sketches

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古書店よりもとめた外国のふるい観光ガイドが、てもとにちょこっとあつまりました。河を中心とした街のたのしい絵地図にこころがはやります。紙の粗悪感もまたいいですね。ボロボロになってやぶれかけた折り目に、だれか見知らぬたびびとの彷徨の記憶が、ここちよい手ざわりとなってきざまれています。

上から、ライン河(Cologne)、ロワール河(Loire)、アルノ河(Florence)、セーヌ河(Paris)。

そして、トルーマン・カポーティのきらきらまばゆいヨーロッパ旅行記をぱらぱらめくってみた午後。
「ぼくらは春とともにやって来た。ここへ来て四ヶ月のあいだに、夜は暖かく、海も穏やかになった。まだ冬ざれた三月の緑の海は、六月には紺碧に変わり、ねじれた枝に灰色もわびしくまつわっていたぶどうの蔦も、はじめての緑の房をたわわにぶら下げている。蝶も姿を見せ、山には蜜蜂のためのごちそうがあふれている。庭では雨の降ったあと、かすかに----そう、聞こえるのだ、あたらしく蕾の開く気配が」(トルーマン・カポーティ『イスキア』)

投稿者 orangepeel : 10:31 PM | コメント (0)

April 05, 2006

Passenger List

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英国豪華客船CUNARD LINE“AQUITANIA”<サウサンプトン発〜シェルブール経由〜ニューヨーク行き>の乗客名簿です。名前をひとつひとつひろってみても、とうぜん私の知る顔があるはずもなく。神田古書店でぐうぜん見つけた一冊のふるいリーフレットから、Mr.ブラウンやMrs.ジョーンズのありきたりな物語を勝手に創造してみるのです(笑)。

古絵葉書でみると、船内には広々としたダイニングサロンや温水プール、あかるい太陽が差し込むガーデンラウンジなどがあったりして、長旅もたいくつすることがなさそうですね。

ところで“AQUITANIA”は、先のふたつの大戦では、病院船、部隊輸送船としてかつやくしたそう。

となれば、冊子のとびらに印刷されている日付<Wednesday,11th FEBRUARY,1925>は、ある平和なひとときの航海日誌としてひもとくのがロマンチックです。

投稿者 orangepeel : 08:58 PM | コメント (0)

April 04, 2006

Shipbuilding

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わが家の窓の外では、8階建てのマンションが建設中です。
クレーンが夕陽にシルエットをのこしています。すこし前までは、豆腐屋や美容院などのふるいしもたやが軒をつらねていて、渋谷区とはおもえない空のひろさでした。

とはいえ、私のすむマンションも、どなたかの日差しや景観をうばっているのでしょう。ここは数年前まで某製菓工場の跡地だった。『ぽんぽこ』、といえばピンとくるかたもいらっしゃるでしょうか。『ひよこ』とならんで東京みやげとしておなじみでしたね。戦後高度経済成長期、幡ヶ谷工場地帯とよばれていた時代のまぼろし。

ふとおもいだした、Robert Wyatt『Shipbuilding』。
さびれた港町がこのところはなやいでいて、ひとびとの暮しもうるおっているよう。みんなうわさをしている、もうすぐ、造船の仕事がはじまるのだと。それは、あたらしい戦争のはじまりを意味するのだと。
物憂げなメロディと皮肉な歌詞、Elvis Costello提供による名曲です。

投稿者 orangepeel : 03:43 PM | コメント (0)

April 02, 2006

Clotted Cream

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リンゴ煮の甘くてすっぱい湯気が

雨がふりだしそうなゆうぐれのキッチンで、リンゴを2個くし切りにしてお鍋に入れてたっぷりのグラニュ糖でぐつぐつ煮ていたら、いつの間にか4月になっていた!!!きのう、ウソつくのわすれた!(笑)
新年度/新学期、はじまりのきせつですね。

出来たてのあったかいリンゴのシナモン煮は、スコーンに添えていただくのです。
ところで英国人にとって、アフターヌーンティーのスコーンに欠かせないのはクロテッド・クリーム。生クリームとクリームチーズのまんなかあたりのなめらかさ。日本製もなかなかおいしいですよ。


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TITLe 最新号の特集は「ロックで旅するイギリス。」です。ロンドンマップつき☆
どの記事もたのしいですけれど、とくにロバート・ワイアットのインタビュウがうれしかったです。意外(?)なことに、ジャネット・ジャクソンのアルバム『ダミタ・ジョー』が最近のお気に入りだそう。
「ヴォーカルが実に繊細で、ささやかでしょ。音楽のなかを密やかに流れていく感じ・・・」
ロンドン郊外の日当たりのよい部屋で、ジャネットに耳をかたむけながらじっくりと紅茶をのむのが朝の日課だという。

いえ、じつに(!)ロバート・ワイアットらしいとおもいました。

投稿者 orangepeel : 07:37 PM | コメント (0)