February 28, 2005

『西新宿』〜MY写真集 #03〜

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西新宿『十二社池』三業地のなごり。

7年前に渋谷区幡ヶ谷にうつり住み自分の居場所を確認するため(というか動物のマーキングみたいなもの?)、一眼レフのカメラにモノクロームのフィルムを入れて歩ける半径を網羅したことがございました。十二社池の花街(もちろんワタシの知らない時代のはなし)に30分でたどりつきましたが、ちょっとした旅のきもちになってしまいました。現在都庁をうしろにひかえたそのあたりは、江戸時代の景勝地で夏のリゾートだったそうです。ワタクシのコレクションの古地図(昭和33年)には西新宿4丁目15番地〜32番地に『十二社池』がのってます。

今日、観にいきました、西新宿オペラシティ・アートギャラリーの『森山・新宿・荒木』展。私事ですが、ショップ、ギャラリー5(こちらから展覧会のサイトにも入れます)においていただいてたカレンダーの精算もしなくてはいけなくて。お買い上げいただいたみなさま、どうもありがとうございました。

森山大道の黒々とプリントされた写真がかっこよくて、私もマネして街あるきのあとのモノクロフィルムは、地元笹塚のカメラ屋さんで「濃い目に」とお願いして焼いてもらいます、自分を森山小道とよんでます、ああ、さむいです(笑)。ところで、この写真展はふるくもあたらしくも、新宿の見慣れた風景が満載でたのしかった☆

あの・・。上のワタシの写真なんですが(ホテル「ニュー寿」のショットです)、天才アラーキーの写真をパクッてるわけじゃあないんです、ホント、偶然お散歩途中で撮ったんです・・・(汗、、、)。

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February 27, 2005

Bandage

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Bandage(包帯)のパッケージ。

デザインが気にいって用もないのに手にいれました。“Bondage”ではありません(笑)☆

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投稿者 orangepeel : 01:21 AM | コメント (0)

February 24, 2005

春つげ鳥

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渋谷区本町4丁目。神田川支流暗渠沿いの民家の壁にびっしりとからっぽの鳥かごが。そういえば、うぐいすは『春つげ鳥』とよばれているそう♪

昨日は春あらし、とおもいきや今宵はつめたい雨がふっております。窓の外のバス通りも今夜の工事は中止なのかな。ここのところガス管の補強工事でさわがしかったのですけど。以前夜中に、地中の水道管検査のモニターを(とおりすがりに)見せてもらったことがございましたっけ、あたたかな湯気をたてた排水がゆったりと土管の中に流れているリアルさに感動(笑)。

とりあえず、公言しております『暗渠好き』。この狭い路地はかつて川だったのかあ、と興奮する奇妙な趣味をご理解いただくのはむずかしいのですが・・。写真は我が家近辺でそんな暗渠散歩をしていてみつけたものです。

神田川支流暗渠は渋谷区がまだ農村だったころ、笹塚あたりから玉川上水を分水した農業用水だったそう。西新宿で神田川に合流してました。この暗渠をたどりますと昔日の武蔵野風景に出会えてホントたのしいですよ。みなさまもいかがですか。

春はもうすぐ☆

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投稿者 orangepeel : 11:44 PM | コメント (0)

February 23, 2005

Fetish

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紙フェチな私のコレクション。中味の図像は殿方のフェティシズムを刺激?

いくら紙モノ好きとはいえ、旅先で危険をおかしてまで(!:笑)エロティックなチラシをあつめる女とはどうかとおもいますが。

マンションのポストなどに投入されている日本の生なましい写真とはちがって、ロンドンの電話ボックスに貼られてるチラシはイラストレーションがほとんど、2色づかい(といってもカラーペーパーにスミ一色刷り)でなかなかキュートでおしゃれなんです。夕闇のソーホーで、電話ボックスをひとつひとつ開けてはチラシを剥がしていく行為はスリリング(かつエロティック!)でございました。現在、英国ではエロチラシは禁止されているとおもいますので、貴重な体験☆

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投稿者 orangepeel : 09:27 PM | コメント (0)

Southbound Excursion

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NHKラジオ『イタリア語講座』テキスト3月号がでました。表紙イラストレーションも今回が最後となります。1年間どうもありがとうございました。

連載のあいだ、1度はイタリアに行かなきゃ、とおもいつつ行かずじまいでした。いえ、それより、ヨーロッパのあちらこちら(フランスやオーストリア、チェコなどの中欧やドイツ、オランダや北欧、そしてそしてロシアなどなど)まだ行ったことのない国がたくさんあります。時間とお金と感性(!)がすりへってしまわぬうちにぜひ旅をしてみたいのです。

ところで、今日は春一番が吹きました。ふきとばされそうな強い風、でもほのかに南からのやさしいかおりをつれてきてましたね。風にのってちょっと近場にでもピクニックいたしましょうか?

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投稿者 orangepeel : 08:16 PM | コメント (0)

February 21, 2005

A Boy's Will

高校生時代などにきちんと青春をしてないと、夢見る年頃をすぎてから突然『青春』がぶり返してしまうことがあるようです。先週末に風邪をひいて以来、頭がぼうっ・・としているのは微熱のせいではなく何十年と潜伏していた菌がからだ中によみがえっているからなのでしょうか?
昨日、下北沢の古書店で購入した ロバート・フロストの第1詩集『少年の心』をひがないちにち眺めていたのです。

雨とともにやってこい ああ 騒がしき南西の風よ
うた歌う鳥を 連れてこい 巣作る鳥を 連れてこい
埋もれた花に 夢を与えてくれ
固くなった雪の吹き溜まりから 湯気を立たせておくれ
雪の下に眠る 茶色の地面を 露わにしてくれ
だが今宵ばかりは なんとしてでも
この僕の窓を 洗い 流して
氷が消えてゆくように 溶かしてくれ
この窓のガラスを溶かしてくれ ただし 隠者の十字架のような
窓の桟だけは 残しておいてくれ
この狭い厩舎の中に 吹き込んでこい
壁に掛かった絵を 揺すってくれ
かさかさ鳴るこの本のページの上を 吹き過ぎてゆけ
この床の上に 幾つもの詩を振り撒いてくれ
そして そして この詩人を 外の世界に連れ出してくれ

『雪解けの風に寄せて』Verse by Robert Frost(国文社刊「少年の心」藤本雅樹訳)

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投稿者 orangepeel : 01:44 AM | コメント (0)

February 18, 2005

My Library

Slyの曲に乗せて我が愛息子ホワイティが踊りながら(ほんの一瞬の動画)わたしの本棚をご案内。
(microjouranalに戻るときは、ブラウザからお戻りください)

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投稿者 orangepeel : 01:11 AM | コメント (0)

February 16, 2005

Robert Frank “The Americans”

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Robert Frank 写真集『The Americans』より。

Robert Frank は、1924年スイスのチューリヒ生まれ。1947年、23歳のときにアメリカに移民、アートディレクター、アレクセイ・ブロドヴィッチのもと“ハーパース・バザー”誌でコマーシャル写真家として活動。グッゲンハイム財団の奨学金を得て、アメリカの光と影を撮影したロードムーヴィーならぬ「ロード写真集」?ともいえる偉大なる作品がこの“The Americans(1958)”なのです。私の手元にございますのは、1993年宝島社刊。

ジャック・ケルアックの序文もイカしてます☆
「この写真集が気に入らないって人は、要するに詩が嫌いだってことなんだよな。詩の嫌いなやつは家に帰って、でっかい帽子のカウボーイたちが、優しい馬たちに我慢してもらってるテレビでも見てろよ。
ロバート・フランク、スイス人、慎み深く、親切、あの片手でひょいと取り出して撮る小さなカメラでもって、かれはアメリカから悲しい詩をモロに吸い上げてフィルムに焼きつけ、世界の悲しみの詩人たちと肩を並べた。
ロバート・フランクに、おれからのメッセージ:あんた、目があるよ。
それと一言:あのピンぼけどもでいっぱいのエレベータで、空を仰いでため息ついてるあの哀れな寂しいエレーベーターガール、あの娘の名前と住所、教えてくれよ!」

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投稿者 orangepeel : 11:55 PM | コメント (0)

談話番組〜トーク・ショウ〜

外は雨で、わたしはわたしの耳の使い途をもたないので、いまこうして談話の番組を聴いている。

『談話番組〜トーク・ショウ〜』 by Richard Brautigan (「芝生の復讐」より)

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投稿者 orangepeel : 11:46 PM | コメント (0)

February 15, 2005

MY写真集 #02

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私が幼い頃、父方の祖父母が荒川区町屋にすんでおりました。両親は共働きでしたので、平日の昼間はほとんど着物を縫う祖母のかたわらで絵を描いたり、歌をうたったりしてすごしていたようです。ひとり遊びはその頃から得意だったのでしょうか。

上の写真はまるでそんな時代のふるいアルバムをひもといたよう(笑)。いえ、じつは2000年の春、みんなでその長屋を捜し歩いてみたことがございまして。祖父母の家はべつのかたがまったく現代的なおうちに建て替えられてすんでおられましたし、こどもの頃にはとても広くかんじていた路地もこじんまりとしたもので、ちょっと拍子抜けいたしました。しかし、町屋自体はまだまだ古い住宅や銭湯、ガード下の一杯呑み屋など昭和が残るまちです。夕暮れの日差しのなかで川沿いの風景をモノクロームのフィルムにやきつけたら、こんなレトロなMY写真集ができあがってしまったのです。

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投稿者 orangepeel : 11:26 PM | コメント (0)

February 14, 2005

Love Letter

「ひろみさんのmj(microjournal の略です:笑)は、まるで特定の誰かにあてたラブレターみたい」とひとに言われたことがありまして。いえ、プロのイラストレーターとして仕事でつくっているものですし、そんなつもりはまったくないです、と申し上げましたが、じつは光栄なことかもしれない、あたっている部分もあるけどない(!)のですから。それは、どのような表現にたずさわっている方にもこころあたりがあることと存じます。取材能力(財力?)にとぼしい市井派の私は、なんでもないできごとを100万倍にもふくらませて創造(想像?妄想?)するのが好きなのです。

ずいぶん前に身近なひとに見せたら「これは誰のことを書いてるの?」とあらぬうたがいをかけられましたが光栄です☆ワタシの妄想力(創造力!)にそんなにリアリティがあるなんて。

階段最上階に行列する
見物者のポールポジションは
苦手な場所だと不平不満をもうしたてる老女たち
それは死刑台へのステップで
それはもう大袈裟なかっこうで
地上のスケート場は
少年や娘たちの無邪気なゲーム
娘たちがしかけたコーヒーとオレンジの季節
後悔と皮肉にみちた囚人が最期のスリッパをなげこむと
目の覚めるようなシトロンの香りに瞳を閉じて

ただ自然な横顔を撮ろうとカメラをむけたのに
ゲームにあけくれて惚けた横顔
うつむいて月桂冠をぶらさげた首すじ
しかし赤い絨毯に足をなげくつろぐわたしに
頬をよせレンズにわらう少年
抱きついてきた少年のにおい
においに無頓着なこどもの
放ちっぱなしの体臭にぎやかな邪悪
アルバイトニデカケナキャ・・・・・・・・・

おうむとのおしゃべりはつづく
ガラスの温室の中で緑がはじける
日曜の朝はじける空
まださめない地平線
贅沢な青が分断する
ここにはあってそこにはない場所

『楽園』Verse by 鈴木博美

みなさま、ヴァレンタインはいかがおすごしでしょうか☆

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投稿者 orangepeel : 08:30 PM | コメント (0)

February 13, 2005

Lily #03

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パリの街路灯。(「世界の街路灯」イナダ電工HPより)

笹塚『パンダ』街路灯は「バンブークリスタル灯」というタイプだそうです。私の予想はあたっていた?(笑)。
ちなみに、こちらのメーカーは、昭和39年に『東京街灯』という名で街路灯専門会社として創業。

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投稿者 orangepeel : 11:36 AM | コメント (0)

February 10, 2005

Lily#02

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写真 :渋谷区笹塚1丁目街路灯。“DAY &NIGHT”

今和次郎の考現学のつもりで、商店街の街路灯を『Lily』と勝手に名付けてデザイン調査(大げさ?)しております。おもに、渋谷区、中野区、杉並区など、とても身近な範囲でミクロ的に歩いております。

といっても、July 02, 2004のエントリ(右のARCHIVEで「July 2004」からご覧いただくか、サイト内検索で「Lily」のキーワードからお入りくださいませ)以来、UPしておりませんでした、きまぐれなので・・・。昨年末に、京王線笹塚駅前から甲州街道沿いにあたらしい街路灯が設置されました。よくみると、駅前交差点と中野通りとの交差点のLilyにはてっぺんにパンダがくっついています。写真のとおり、夕暮れにはパンダにも点灯します。「笹塚」→「笹」→「パンダ」という図式で制作されたとおもわれます。ということは、この街路灯は『Lily』ではなく『Bamboo』 ?

ヨーロッパのオレンジ色の街灯はロマンティックですね。パリ市役所には、街並みにあわせた街灯や建造物ライトアップの専門デザイナーのポストがあるそう。

ここは、国際都市(笑)東京都渋谷区です。白熱灯がものがなしくパンダを照らして、ああ、アジアなんだわ・・としみじみおもうのです(これはこれで、おもしろいんですけれど☆)。

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投稿者 orangepeel : 09:22 PM | コメント (0)

檸檬

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柑橘系果実の話題がつづいて思いだしたのですが、親戚の庭で実ったという檸檬をサラダにでも使おうかと、冷蔵庫からとりだしました。

透明な黄色がうつくしくて、それで私は、高村光太郎の「レモン哀歌」を諳んじてみたのです。精神を病んだ妻、智恵子が最期の床でレモンをがりりと齧る。トパーズ色の香気が立って、そのみずみずしい飛沫が智恵子を一瞬正気にもどします。眼がかすかに笑い、光太郎の手をにぎる力は健康そのもなのに・・・・。

『智恵子抄』は純愛をつづったものとされていますが、肉体も精神も一体となったふたりの日々の詩は、読んでいるとときとして胸が苦しくなりますね。

「レモン哀歌」は智恵子が天に旅立つ瞬間の詩なのに、レモンの清潔さがすくいになります。
その清冽な香りが私の鼻腔をもおそって、涙がとまらなくなるのです。

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投稿者 orangepeel : 07:04 PM | コメント (0)

名前の由来

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バスで新宿にでましたら、デパートではヴァレンタインのチョコレート売場が騒然となっておりました。

昨日エントリした『金柑』は、ビターなチョコレイトでコーティングしたらいかがでしょうか?手作りっぽくて素敵ですね(私自身ためしていないので、成功率は保証できませんけれど・・)。ほら、オレンジ・ピールとダークチョコをくみあわせた大人の味は人気ですしね。ドライフルーツは苦手なのですが、オレンジ・ピールのはいったお菓子は大好きです。マティーニの最後の仕上げにしぼるライムの皮とおなじく、ほのかに香りを残すかくれた主役といいますか・・・。わが社名ORANGEPEELは、そんなイラストレーションを描けたらなあ、という希望で名付けました。それと(以前にも申し上げましたが)、グラスゴーの果汁たっぷりみずみずしいバンド、ORANGEJUICE にもちなんでいるのです。上の写真はエドウィン・コリンズ初来日の際の直筆セットリストです。帰り際、前を歩いてた見知らぬ男の子が突然「これ、やるよ」ってくれたのをずーっと宝物にしてるのです(笑)。

名前の由来といえば、我が家から新宿にむかうバスに乗っていて気になるのが停留所の名前でした。『六号通り』とか『七号通り』とか。その数字の意味は何なのかしら・・・・?調べてみれば単純なことでした。

東京都民の水がめ、淀橋浄水場は1960年代まで現在の新宿中央公園のあたりにありました(その後東村山市に移転)。西新宿〜杉並区和泉まで、水道道路といわれているバス通りはその名のとおり、かつて新玉川上水だったのです。その水道にかけられた橋は、新宿から西にむかって『一号橋』、『二号橋』と順番に名付けられたとのこと。

私はよく、六号通り商店街と十号通り商店街を利用します。
それは、かつて橋の上にたった市のなごりなのでしょうか。

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投稿者 orangepeel : 01:46 AM | コメント (0)

February 08, 2005

金柑

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生まれてはじめて食べました、金柑。最近スーパーで安いから。どこかの健康番組(あるいは雑誌)で紹介されてるのかな。ウイルスに対する抵抗力があり、便秘解消にも効果があるそう。

しかし、そんなウンチクよりもこの柑橘系フルーツのせつなさ、みなさまはあじわったことがありますか?
マスカットひとつぶ大。ホロ苦くて甘いのです。マーマレードのような風味。皮ごと口にふくむたび目がさめるようなういういしさ。種にちかづくまんなかが、ちょっとすっぱいんです☆

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投稿者 orangepeel : 11:58 PM | コメント (0)

午前2時の孤独

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きのう、あたらしいテレビ(液晶じゃないです:笑)が我が家にやってまいりました。DVDプレイヤーもやってまいりました。テレビはBSチューナーつきです(あたりまえですね:笑)。

夜更けにさっそくBS2をつけましたら、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード主演“THE STING”が放送されていました。(BS2といえば、明日深夜の『華麗なるギャツビー』もおすすめです、ぜひぜひ胸を切なくして観てください、衣装も清潔でうつくしい、すべてラルフ・ローレンです)

アメリカン・ニュー・シネマは中学生のときから大好き。むしろ私にとっては、ヌーベルヴァーグよりも。映像しかり、衣装や音楽しかり・・・。

『スティング』は、かの軽妙なテーマ曲「ラグタイム」にのって繰り広げられる詐欺師たちの物語です。最後のドンデン返しも爽快です。そんな中いつわりのないホロ苦いエピソードとして、主人公たちの恋模様が織り込まれています。一世一代の大勝負の前の晩、ロバート・レッドフォード演じるジョニー・フッカーが意中の女性をたずねます。扉越しの口説き文句「午前2時にひとりでいるなんて」。

さて、このセリフはかけだしの新人詐欺師の不安と孤独、でもあるのです。

午前2時、あなたは今、ひとりですか?

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投稿者 orangepeel : 11:43 PM | コメント (0)

February 07, 2005

2005 New York Ateliers

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『ニューヨークのアトリエ(ギャップ・ジャパン)』を購入いたしました。アーティストのアトリエは気になってしまいますね。雑然としてればしてるほど見入ってしまう。本や画材や描き散らかしたスケッチ・・・・。体温や息づかいがかんじられる空間に惹かれます。

ひとが真剣に働いてる場所を拝見させていただくのが好きなのかもしれない。たとえば、クリーニング店のご主人が丹念にアイロンをかけているところ。喫茶店のマスターがサンドイッチにやさしく包丁を入れているところ。古書店のマダムがきれいな文字で値札をつけているところ。

ところで、ワタシが働いてるところは見られたくありません(笑)。背中をまるめて肩をいからせて筆をにぎっています。夢中になってて鼻水がたれてる(?)こともあります。まったく素敵じゃないのです・・・。

同じくギャップ出版からの『パリのアトリエ』もうっとりとながめています。

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投稿者 orangepeel : 09:27 PM | コメント (0)

February 06, 2005

Bizzare Love Triangle

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Devine & Statton “The Prince of Wales”

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Devine & Statton “Cardiffans”

New Orderの新曲 “krafty”を試聴できます。いつもどおりのニューオーダーですね(笑)。

もとYoung Marble Giants, そして、Weekend のアリスン・スタットンのユニット、Devine & Statton “The Prince of Wales ”は、スリーブデザインがとてもうつくしいコラージュで☆
何年か前のライブもとてもよかったですよ、きゅうっ・・・となりました(笑)。

ニューオーダーの“Bizzare Love Triangle”をどこかせつない歌声でアコースティックにカヴァーしてるのです。

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投稿者 orangepeel : 11:35 PM | コメント (0)

February 05, 2005

Biscuits & Balloony

Biscuits & Balloony

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投稿者 orangepeel : 12:54 AM | コメント (0)

February 04, 2005

西日探検隊

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我が家西側の窓より。陽が沈みかけた空にうかぶ富士山のシルエット。
西日探検隊隊長(隊員0名)のワタシは、こんな時間におもってみるのです。女の子はinnocenceにあこがれ装ってみますけど無意識に強かで、男の子は闇夜に焦がれるのにあたたかな陽だまりに愚弄!(笑)されてしまう。

中断された工事現場をとびたった鳩が
朝寝をむさぼる枕元に
雨にふやけた手帳を落としていく
私のうわさ話は書かれているかしら
鳩は嘴に唾をいっぱいため込んで首をかしげる
そのようなことは存じ上げません
それよりここに僕の名前を書いて頂きたいのです
示された結婚式の祝儀袋のうらも
もちろん嘘泣きにぬれている

ドライクリーニング屋に嫁いだ女主人は
西友で買ったブルーチーズを倹約しながら
まいばん六百四十回転の
レコードプレイヤーをかける
一緒にうたうことを恥じらい
灰皿に湿った鼻紙をあふれさせて
屋根裏の梁でねむる鳩は
それをわらうのだ

すねたふりをして
化粧室に立った可愛い恋人は
ニキビの跡にファンデーションをつめこんでいる
コンパクトごしに隣の女をみる
暮れかけた空に問うてみるが
最終便のジェット機が
あなたをさらっていきたいのですと
嘯くだけなのだ

『イノセンスの女王』 poetry by 鈴木博美
(「ユリイカ」1999年12月号入沢康夫氏選<今月の作品>掲載)

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February 03, 2005

机の上から・5

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トップページのイラストレーションをあたらしくしました。

2月ということで、ヴァレンタイン・ヴァージョンです。写真手前がいつも愛用の絵コンテ帖です。きたない机。女らしくなくてもうしわけありません(笑)。CDはよく聴くものを目の前にならべてますが、じつは足元にも大量に雑然とつみかさなっているのです。

ヴァレンタインといえばチョコレイトですが、シャンパンなんかも洒落てますね。といっても、ワインにもシャンパンにもくわしくないワタシ。ヴーヴクリコとか、モエ・エ・シャンドンしか名前が思い浮かびません。でもおもったほど高価なものではないようですね。いただいてみたいですわ〜☆

外国ではヴァレンタイン・デイって、「贈り物は女性→男性」とは決まってないんですよね(催促:笑)。

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投稿者 orangepeel : 09:42 PM | コメント (0)

February 02, 2005

A Postcard from Chinatown

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まだまだ冬は本番中で外気はつめたく肌をつきさしますけれど、日がながくなってまいりました。
5時ちかくになっても、リビングルームの壁にはあかるい西日が反射しています。

寒い日の
    野菜の
       匂いは
聖盃を求める騎士のように
あるいはありもしない農場を
さがして田舎道をたどる郵便配達のように
現実の一幕を忠実に演じている。
 にんじん、胡椒、いちご。
 ネルヴァル、ボードレール、ランボー。
 
『郵便配達』Verse by Richard Brautigan (サンリオ刊「チャイナタウンからの葉書」池澤夏樹訳)

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投稿者 orangepeel : 09:35 PM | コメント (0)