January 31, 2005

Sly & The Family stone

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Sly & The Family stone “The Essential Sly & Family Stone ”

今日はちょっと原稿料が振り込まれましたので、地元笹塚の駅前古書店によってみたら、灯台もと暗しでした、神田よりとてもリーズナブルに’60〜’70年代の“LIFE”が手にはいりました。創作意欲が湧く、というものです。

灯台もと暗し、というよりは・・・。いまさら気がつくなんてバカみたい、何年生きてきたのでしょう?!Sly & The Family stoneをあらためて聴いておもいました、なんてカッコいいんだろう☆もうダメ、へろへろになりました(笑)。

ワタシのテーマソング?といってもいいほど大好きな “RUNNIN’AWAY”は、The Raincoats や Colour Field のカヴァーでは知っていたのに、本家本元がスライだなんて・・・。「逃げ出し、かけだし、HA,HA,HA,HA,夜も昼もゆううつで、HI,HI,HI,HI・・・」って、ユーモラスで軽快ですけど、じつは借金取りに追われてる曲なんですね・・・・(笑)。

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投稿者 orangepeel : 11:44 PM | コメント (0)

Belle & Sebastian

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スコットランドの雑誌『The List』の歴代ベスト・スコティッシュ・バンドにえらばれた、Belle & Sebastianです。(orange juice がはいってないわ!wet wet wet、simple minds か・・・とほ:笑)

ここ数日凹むことがつづきましたが、現代のナイーヴポエット、DIY主義のベルセバを聴いて立ち直りました。単純な人間なんです。詩と曲のうつくしいとりあわせは、The Beatles やS&G、 The Smithsを彷彿とさせます、と申し上げるとほめすぎかもしれませんが、いいおとなが内気でもいいんだ・・・ってちょっとEXCUSEをいいただきました(笑)。

“Wrapped up in Books”(こちらでPVをご覧いただけます)「ぼくたちの間柄は夢のなかの恋。ぼくたち感情的にもならなかったし、そんな勇気もなかった。ふたりの野望は本のなかにしまわれている・・・・」ステュアートはバンド活動の合間に、本をかいたり写真を撮ったり、グラスゴーの不機嫌できままな天候にふりまわされたりして過ごしているそうです。

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投稿者 orangepeel : 08:17 PM | コメント (0)

murmur・・・・

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私はこのブログのような公の場でグチを書くのは避けてきたつもりです。でも自分への戒め☆

ひとのよさを通り越した行為はやめます(何度もそう決意したのに)。大様ではすまされないです。大様とは新明解によると『育ちがよかったりなどして、相手を疑う気持ちや競争心などをおよそ持っていない様子』らしいですが、とくにそれほど裕福な育ちではございません(きびしい家庭で『お嬢様もどき』には教育されましたけどね:笑)。競争や猜疑心をさけたい気持ちは私のわがままです。あるいは意識しすぎるきらいがあるかも。ひとをたのしませるのが私の仕事・・・というのをいいわけに不愉快になる時間に目をつぶっておりました。そして知らないうちにワタシはひとさまに愛(爆笑)のおしうりをしているのでしょうね。

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投稿者 orangepeel : 02:36 AM | コメント (0)

January 28, 2005

O嬢の物語

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先日ご紹介したギド・クレパクスの漫画『O嬢の物語』のエロティックなイラストレーションをもっとみたい!というリクエストがございましたので、ワタクシの手元にあるものを(こっそりと?)UPいたしました。

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☆★☆コードぎりぎりのカットはこちら☆★☆

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ギド・クレパクス『O嬢の物語 機↓供戞淵肇譽凜ル刊、1996)より

投稿者 orangepeel : 11:24 PM | コメント (0)

Farewell Dinner

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ドイツはブレーメン発着の豪華客船“Nord-deutscher Lloyd”のFarewell Dinner のメニュです(たぶんアメリカ〜ドイツ)。1934年5月のものとは、ずいぶんとはるかとおく時をこえて私の手元にとどいたものですね、ロマンティックです☆5,6年前に数点の外国の観光地図とともに、神田のアベノ・スタンプで購入しました。たくさん旅行はできないから、このような冊子でひとときの仮想トリップをたのしんでいるのです。ところで、これにインスパイアされたわけでもないのですが、こんなものをつづってみたのでした。

生簀がこわれたというだけで
新聞に載ってしまうレストランで
評判なのは炙った鴨の甘いオレンジ・ソース添え
メニューは食事の途中にでてくるのである
とても洒落たデザインなので
そっとカルトンにはさんでもちかえるのである

アパートはペット禁止なのに
時々毒ヘビがドアの隙間からはいってくる
私は他人のいないことをいいことに
おくびをして威嚇するのだが
ヘビはかえって挑発されたようである
歯ブラシと目覚し時計を丸のみしてしまった

十年前に卒業した有名女子大の
卒業アルバムが届けられた
製本会社が一冊いっさつ
一人ひとりに向けて編集しているので
やっと今
完成したのである
謝恩会の集合写真は
ひまわり柄やばら色のワンピースの同窓生たち
最後のページは
スキン・ヘッドのマッチョな帽子屋と
髪を長くした美形の双子とともにテーブルをかこんだ
白いウエディング・ドレスの私が爆笑しているぼやけたショット
ママはキモチワルイと言い
しかし美しかったとも

ママは今でも双子の兄を窓辺に待ち
早朝ワインをなめて仕事にでている
私は
おいしい魚が食べたくて
豪華客船で海にでた
手足をしばられて
シー・ジャックの犯人とピロー・トーク
彼は漁網を用意せよと言うが
私は鳥を撃ちたいと願う

『シーフード・レストラン』 poetry by 鈴木博美
(「ユリイカ」1999年9月号入沢康夫氏選<今月の作品>掲載)

写真は拡大してご覧ください。
上:最後の晩餐のメニュ表紙。伊勢丹クイーンズ・シェフで値引き(笑)のスペイン産のワインとともに撮影。
中:シーフードのカクテルとオックステールの澄んだコンソメをスターターにしたお食事も豪華です。七面鳥のロースト、クランベリー添えはおいしそう。シンプルなトマトときゅうりのサラダも初夏の香り。デザートはチョコレイト・タルト、ストロベリー・メルバのいずれかを選べます。最後にコーヒーとチーズって、ヨーロッパのひとびとは好きですね(ああ、くいしんぼうなワタシ:笑)。
下:生演奏の曲目リスト。

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投稿者 orangepeel : 10:07 PM | コメント (0)

January 27, 2005

Figments from the Real World

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Garry Winogrand New York 1961

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Garry Winogrand Park Avenue, New York 1959
© Estate of Garry Winogrand

写真は観るのも撮るのも好きです。撮る場合はほとんど風景か静物ですが。イラストレーションのお仕事では人物を描くことがとくいなのに、シャイな私(笑)はひとにカメラをむけるのが苦手なのです。カメラをとおして感情がでてしまうのも好きではないし。でも撮ってみたいなあ、人物写真。冬のこごえる海岸なんぞを漂流しながらモノクロームのフィルムで。いえ、写真はあくまでも趣味ですけど、ね☆

たとえばGarry Winograndのようにクールな写真。背景とひとが溶け合った即物的なポートレイト。写真集“Figments from the Real World ”はホントにかっこいいですね(私の手元にございますのは1990刊です)。

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投稿者 orangepeel : 09:27 PM | コメント (0)

January 25, 2005

大人になりましょう☆

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タバコは吸わないけれどなんとなく集まった灰皿と、あまり用のないペーパーウエイト。
ちょっと大人(オヤジ?)なコレクション。

明日からお天気がグズつくとか。関東はまた雪になるのかな。充分いい大人なのに大人になりきれない私はときどき自分がイヤになりますが、雨や雪ならどこへもでかけず、Virginia Astley(HaHa! じつは灰皿:Ash tray とかけてみました・・・オヤジ)を聴きながら内省的に仕事をしましょう。透明なうたごえがつめたい空気をふるわせます。彼女自ら演奏するピアノとオーボエの曲“Hiding in The Ha Ha(Rough Trade,2003)”をちょこっと試聴できます。ヴァージニア・アストレイは英国ミドルクラスの芸能・音楽一家の生まれで、義理の兄はあの The Whoのピート・タウンゼントだそう。

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投稿者 orangepeel : 10:01 PM | コメント (0)

January 24, 2005

戦争が終わり、世界の終わりが始まった

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“Confessions of a crap artist”by Philip K.Dick (アメリカ版)

夕方のお買物にむかう途中、部活が終わって下校中の女子中学生たちのにぎやかな会話に聞き耳をたててしまいました。「○○(男の子の名前)にさあ、『おまえのこと好きだけど嫌い』って言われたよ」「ハハ、それっておもいっきりフラれてるんじゃん!でも、『好きだけど嫌い』ってなんだよ!」つられて私も笑ってしまいましたよ。女の子はつよいなあ。その男の子の困惑が痛々しいなあ(笑)。

ふと思い出した小説フィリップ・K・ディック(1928−1982)『戦争が終わり、世界の終わりが始まった(1959)』なのでした。原題は、“Confessions of a crap artist”by Philip K.Dick です。ディックはSF小説作家ですけれども、この作品は戦後(第2次大戦後)のアメリカ郊外の裕福な住宅街を舞台にしております。私はたのしく読みましたが、殿方にはSF以上に戦慄の走る内容かも(笑)。宇宙人より、地震より、戦争より?女ってこわいなあ・・って。

ちなみにアメリカ郊外にかんしての評論は、大場正明氏『サバービアの憂鬱』(サイト版)もあわせてご確認いただくことをおすすめいたします。文学・映画・音楽・アートなどの戦後アメリカ(今現在はまたもや戦中ですが?)の“郊外”をテーマにした文化についてくわしいです。

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投稿者 orangepeel : 11:25 PM | コメント (0)

January 23, 2005

リアリズムの宿

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愛読書の漫画といえばつげ義春(女らしくないですわね:笑)の『リアリズムの宿』をもとにした映画をかりてみました。原作のなさけなさを踏襲しつつも、映画もまた日本版ロードムーヴィー『ストレンジャー・ザン・パラダイス』という誉め言葉をかかげてワタシのお気に入りです。冬の鳥取の海岸ロケもきゅうっ・・・ときます。さいごに流れる曲、くるり『家出娘』もぴったりです☆

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投稿者 orangepeel : 02:20 AM | コメント (0)

January 22, 2005

Histoire d'O

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“ Histoire d'O(1975)”Guido Crepaxイタリア版

『O嬢の物語 機↓供淵肇譽凜ル刊、1996)』は、あまりにも有名なポルノグラフィを完全コミック化したものです。原作はフランスの女性作家ポーリーヌ・レアージュ(じつは批評家ジャン・ポーランのペンネームといわれているそう)。日本では澁澤龍彦の翻訳などでしられており、その官能と愛のストーリーはすでに語る必要はございませんね(笑)。さて、そのエロティシズムを、アートといってもいいくらい美しいイラストレーションに昇華したのは、昨年70歳で亡くなったイタリアの漫画家ギド・クレパクスGuido Crepaxです。イタリア語のみのサイトですが、図版は多少あるのでおたのしみいただけます。

コミックは古書店などで実物をみつけたらぜひ、お部屋にもちかえってからエロスの世界をご堪能ください。
おひとりでごゆっくりと、ね☆

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valentina, subject of a poster 'la grande svolta anni '60' copyright © guido crepax
“Valentina”はクレパクスのオリジナルストーリーのシリーズ。これも読んでみたい。

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(Piccola biblioteca Ricordi 1958)
クレパクスはもともとはグラフィックデザイナーで、レコードやポスターなどのコマーシャルな仕事をしていました。(昨日ご紹介したデヴィッド・ストーン・マーティンを髣髴させますね)。

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投稿者 orangepeel : 08:03 PM | コメント (0)

January 21, 2005

David Stone Martin

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村上春樹の小説「トニー滝谷」では、主人公が中古盤屋を呼びつけて父親の古いジャズのレコードに値段をつけさせたら小型自動車が買える値がついた、というくだりがありました。

もちろん、私はまったく熱心なジャズのリスナーではないしコレクターでもありませんが、ふるいブルーノートなどのグラフィックデザインには目がありません(こういうものにかんしての買物依存症かも:笑)。以前、ロンドンに旅行した際、カムデンのヴィニルショップで大量のジャズグラフィックポスターを購入してしまいました(飛行機のなかでも、ずーっと大切にかかえておりました)。そのなかでも、タイム誌の表紙でもおなじみのイラストレーターDavid Stone Martin のポスターはたからもの(ヴィンテージ・ヴィニルのサイトで何点かカヴァーデザインをご覧いただけます)。

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投稿者 orangepeel : 11:30 PM | コメント (0)

トニー滝谷

村上春樹の小説「トニー滝谷」が映画化されましたね。

この短編は『レキシントンの幽霊(文藝春秋刊)』のなかの一篇です。ジャズ・トロンボーン奏者を父にもち外国人のような奇妙な名前を背負って、自分を閉ざして生きるイラストレーターが主人公。孤独癖は父親からの遺伝でしょうか。しかしある日突然(しばらく口がきけなくなるようなほどの)恋におちました。事務所に原稿を受け取りにきた15歳年下の女性を妻にします。妻には、お洋服をみるといてもたってもいられず購入してしまう買物依存症のきらいがございました。しかしそれを気にしなければ、とてもしあわせな日々だったのです(主人公は売れっ子のメカニカルイラストレーターで支払いにはこまらないのですから)。ところがある日唐突に、彼女は大量のうつくしい洋服をクローゼットにのこし、この世から去ってしまうのです。

小説を読み返してみました。妻のわすれがたみの洋服、そしてまもなく他界した父親のカビだらけの古いジャズのレコード。それらの「モノ」が主人公を置き去りにして処分されていく光景がかなしかった。そういうちいさな作業が、ひとを現実にひきもどすから。いったん孤独をわすれると、また孤独にひきもどされるのはつらいものですものね。

さて、映画はどうなるのでしょう☆

市川準監督の映画の詩情にあふれた映像、「東京夜曲」はくりかえし観ております。もう若くはない(しかし枯れてもいない)男女の、大人の恋の物語、せつないですよ。ああ、きゅうっ・・・・(笑)。

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投稿者 orangepeel : 10:57 PM | コメント (0)

January 20, 2005

軽さと重さ

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昨年の12月10日のエントリでご紹介したチェコの作家、クンデラの恋愛小説「存在の耐えられない軽さ」を仕事の合間にすこしづつ読んでいる日々なのです(あと3分の1、まだ読了できてないのです・・・)。主人公は愛する恋人がいながらつぎからつぎと女性遍歴を重ねる外科医です。しかし理想の女性を追い求める永遠のロマンティスト、ドンファンとは対極の人物。
たくさんの女性を追いかける男性にはふたつのカテゴリがあるそう。

 惱情的な夢中ぶり』
彼らは女性に自分自身の理想を探し求め、繰り返し裏切られている。なぜなら理想というものは、けっして見つけることができないから。女性から女性へと追いたてるその失望は彼らにロマンティックな言い訳をあたえるので、センチメンタルな女性たちはその男性が何人もの恋人をもつことに感動するのです。このパターンの男性はいつも同じタイプの女性と一緒にいるのでまわりの人たちは恋人が変わってもきづかないそう。

◆惱事的な夢中ぶり』
彼ら(主人公はここに入る)はうんざりする月並みな女性の美しさにはそっぽを向き、珍しいものの(珍しいって:笑)コレクターらしい。なので友人にはその恋人をかくしたがる傾向にあります。すべてにおいて女性を好奇心の対象とかんがえていて失望するということがない。しかし、失望することがないということは、なにか不愉快になるものを内蔵している。彼らには、失望による救いがないのです。

ああ、しかし女性はなぜか男性の存在の重さにあこがれますね、重い荷物が充実した人生、ということで。さて軽さと重さ、どちらを選ぶべきでしょうか?
う〜ん、ワタシはとりあえず軽さにします、逃げます。だって、私にはロマンのヒロインは似合わないですもの(笑)。

結末はどうなるか、たのしみです☆

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投稿者 orangepeel : 10:51 PM | コメント (0)

January 19, 2005

ST. VALENTINE'S DAY

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NHKラジオ「イタリア語講座」テキスト2月号がでました。表紙イラストレーションを描いております。今回は一ヶ月後にひかえたバレンタイン・デイをモチーフにしました。みなさまはどんな素敵な告白デートをするのかしら。バレンタイン・デイはイタリアが発祥の地ですね。3世紀頃のローマでは戦争に出たがらない若者たちの、その理由が恋人と離れたくないから、ということにきづいた皇帝が結婚を禁止してしまいました。しかし、イタリア中部の町テラモの司教バレンチノがかわいそうな兵士たちと恋人たちを神の愛のもと、こっそり結びのキューピッドの役目をはたしたのです。その行いがばれてしまったバレンチノは獄中に。そして2月14日に処刑されてしまったのです。かなしいエピソード。
日本では女性がチョコレイトをあげることになってますね。ワタシもいちどだけ、手作りのトリュフなんぞをつくってみた乙女な時代がございました(笑)。外国ではとくに女性から愛の告白をする日とは決まってなくて、親密な関係のひとにカードや花束を贈るちょっとしたコミュニケーションの機会ととらえているよう。そんなロマンチックな光景をワタクシの教科書“The New Yorker”の表紙イラストレーション、バレンタインヴァージョンでおたのしみくださいませ☆

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投稿者 orangepeel : 12:29 AM | コメント (0)

January 18, 2005

82歳の日記

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大型新刊書店をじっくり探索することをわすれていました。
『独り居の日記』を代表するメイ・サートン(1912−1995)の最後の日記『82歳の日記 AT EIGHTY-TWO a journal by May Sarton』(みすず書房刊)をすこしづついつくしんで読みたいとおもいます。サートンといえば、憧れのアメリカの女性詩人です。本がでればかかさず購入いたします。ああ、ワタシは今、やさしいひとびとにかこまれているし、まったくサートンのようなストイックな生活ではないかもしれません。嵐や雪にとざされて詩作に没頭する海辺の日々はたえられない弱い人間かもしれません・・・(まるでそんなライフスタイルが素敵みたいにちょっとおしゃれなひとたちにもてはやされているようですけど)。でも孤独の準備に最適な作家なのです。

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投稿者 orangepeel : 12:54 AM | コメント (0)

January 17, 2005

夢の番人

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雨、雨、雨。
でも、雨でも人生をポジティブにかんがえたいものです(笑)。ラングストン・ヒューズ(1902−1967)はジャズとブルーズを夢にかえたアメリカの黒人詩人。


雨に キスをさせておやり
雨に 銀の雫で頭を打たせておやり
雨に
子守り歌をうたわせておやり

雨は 歩道に 静かな池を作る
雨は 溝に 流れる池を作る
雨は 夜 うちの屋根で小さなおねんねの歌をかなでる

だから ぼくは雨が好き

『四月の雨の歌』Verse by Langston Hughes(国分社刊「夢の番人」斎藤忠利・寺山加代子訳)

詩人本人のリーディングはこちらで聴けます☆

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リーディングの“The Negro Speaks of Rivers” 翻訳は

ぼくは いろんな河を知っている
この世さながらの 昔からのいろんな河を 人の血管に流れている血よりも古い河を 知っている

ぼくの魂は 河のように深くなったのだ

夜明けが始まったばかりの頃 ぼくはユーフラテスで水浴びをした
小屋をコンゴ河の岸に建て 河の子守り歌で眠ったのだ
ナイル河をながめながら 河のうえ高く ピラミッドをたてたのだ
エイブ・リンカーンがニュー・オーリーンズに下ったとき ミシシッピ河の歌を聞き そのにごった河の面が 夕日を浴びて 黄金色に変わるのを 見たものだ

ぼくは いろんな河を知っている
昔からの ほの暗い いろんな河を

ぼくの魂は 河のように深くなったのだ

『ニグロは河について語る』Verse by Langston Hughes(国分社刊「夢の番人」斎藤忠利・寺山加代子訳)
*訳者おことわり・・・・最近「ニグロ」という言葉は差別的であるとされて、用いられなくなりました。しかし、ヒューズの作品では、ヒューズ自身が誇りをもって「ニグロ」という言葉を用いているので、「ニグロ」は、そのままにしてあります。

投稿者 orangepeel : 12:59 AM | コメント (0)

January 16, 2005

1:41

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雨は降り止みませんね。
ふるいアルバムをひもといてみた。あしたは晴れるかもしれないし、でもまだまだ雨でもいいかもしれない。

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投稿者 orangepeel : 01:41 AM | コメント (0)

January 14, 2005

テイタム・オニール

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じつは、スピッツの新譜『スーベニア』を胸をきゅうっ・・・・とさせて聴いてる昨日今日なのでした(笑)。歌詞とは関係ないような気がするタイトル『テイタム・オニール』は軽快なたのしい曲。テイタム・オニールといえばデビュー作のピーター・ボグダノビッチ監督映画『ペーパー・ムーン Paper Moon (1973)』はライアン・オニールとの親子競演です。10歳にして達者な演技、こまっしゃくれて生意気なかんじもいいですね。大切なものを箱にひそませて持ち歩いてる小物設定は『アメリ』へとつながっていくのです。ああ、草野マサムネのあこがれの女優なのかしら。そういえば父親がむかし映画雑誌のテイタムを見て「かあいいなあ☆」ってつぶやいてました。キュート、ってテイタム・オニールみたいな女の子のことなの?
ピーター・ボグダノビッチ監督は『ラスト・ショー The Last Picture Show(1971)』も胸がきゅうっ・・・となる映画なんです。

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投稿者 orangepeel : 11:19 PM | コメント (0)

ナタリー・ウッド

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数年前の昼さがり、テレビ東京でふと観た映画『草原の輝き Splendor in the Grass(1961)』で印象的だった清潔感のある女優です。ワーズワースの詩「草の輝くとき、花美しく咲くとき、再びそれは還らずとも嘆くなかれ...」をもとにしたうつくしくも哀しい映画。彼女があこがれる若き日のウォーレン・ビーティはとても輝いて眩しい存在でした。たしかナタリー本人、ボートの転覆事故で謎に満ちた死をとげたと聞いたような気がします。せつなくてこんなものをつづってみたのです(映画の内容とは異なります:笑)。

バスタブにオレンジが浮かんでいる
オレンジだけではなく
枯葉や枯枝、使用済みの切手
好まない色味のいろえんぴつ
古本を覆っていたパラフィン紙
カニの甲羅、刺繍針、むけた唇の皮

防波堤はいつも
虫歯のような波を抱えこんでいる
おやしらずは
恐れるほど複雑ではないのに
彼女は水を嫌っていて
泳ぎにさそっても
黙って首をふるだけで
ドライ・マティーニをなめてみたり
ほんの少しのダンスステップを覚えることを
愚かしいと感じるのだった

ターミナル駅で私鉄に乗り換えると
ホームから彼女がみえない
雑踏に沈んでゆく彼女とは
もう会うことはないだろう
オレンジは風下にむかって
もう朝をまたない

『ナタリー・ウッド』 poetry by 鈴木博美

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投稿者 orangepeel : 10:27 PM | コメント (0)

January 13, 2005

Lemon Jelly

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Lemon Jelly 『'64-'95』を購入しました。仕事場がロンドンのクラブにはやがわり♪なアルバムです。イラストレーター的には(笑)、ビジュアルセンスも気にいっておりまして。ってあたりまえですね、グラフィックデザイナーとしてもロンドンの広告業界で活躍してるのですから。1stアルバム『Lost Horizons』も牧歌的でキラキラ☆なかんじがおすすめです。おととしの夏、よくベッドサイドで聴きながら涼んでおりました。

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投稿者 orangepeel : 07:01 PM | コメント (2)

Le Rire

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神田で購入しました。フランスの風刺雑誌『Le Rire』は表紙のイラストレーションも中のモノクロームの漫画もしゃれてます。大人の漫画です。現在のフレンチコミック、バンドデシネの原点ですね。

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投稿者 orangepeel : 06:21 PM | コメント (0)

January 09, 2005

The Postal Service

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きのう、下北沢のクラブでかかっていたThe Postal Serviceに心をわしづかみにされました(笑)。ああ、もうダメ、胸がせつなくなるメロディなんです、そしてちょっとなつかしいきもちになるエレクトロ・ポップ。あしたさっそくアルバム買いにいこう。とりあえず、“Such Great Heights”を聴きましょう。ちなみにまぎらわしいユニット名、アメリカ郵政公社から訴えられているそう、許してあげて・・・・☆

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January 06, 2005

風間完・鈴木信太郎

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きょうは雨でひときわ寒かったですね。おもいたって神田神保町にいってまいりました。コラージュに使用するふるい洋雑誌を買い込み、たまたまみつけた風間完と鈴木信太郎の随筆集は掘り出し物。両氏はワタシにとって挿絵画家としての“超”先輩(しつこい:笑)、いえ尊敬申し上げている、と言うのでさえおこがましいので、ニュートラルに『ただただファンのひとり』ということにいたしましょう。シンプルで洒脱なカットはモノクロにもほのかに色香が漂うのです。目標にしたいとおもいます。
「絵を描く人は無口でよいのです。作品をつくることがひとつの表現、つまり言葉なのですから。時として私は人間というものは本当によく喋る動物だと思うことがあります。ある時は激しく、ある時は掻き口説き、喜んだり、悲しんだり酔っぱらったりして喋ります。みな、寂しがりやだからそうなるのだと思います。しかし、絵を描く仕事の世界では、これでは何もできないのです。喋るより、どれだけ描けたかということしかありません」(『日曜画家の鉛筆画入門』風間完著)

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January 05, 2005

L'ecume des jours # 06

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January 03, 2005

VACANT

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正月休業中のGAS STATION。渋谷区幡ヶ谷。
中野通りも車がとだえ心なしか空気がきれい。富士山もくっきりと見えてさわやかな冬の休暇でした。

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January 02, 2005

初詣

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みなさまは初詣に行かれましたか?カウントダウンのあと家で数時間ねむり、テンションの高いまま昨年同様、元旦の杉並妙法寺に詣でました。今年のワタシは12年にいちどの“超”ラッキーイヤーだそうなので、追い風をいただきに。『開運吉祥』をお祈りいたしました。クリスチャンなのに強欲(笑)。早めにいったせいか、おみやげがたくさんあって、お屠蘇もクイッと、いいきもち☆

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投稿者 orangepeel : 10:57 PM | コメント (0)

“超”先輩

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大晦日はここ数年、新宿ROLLING STONEでカウントダウンをたのしんでおります。DJ(20代男子)に「ひろみさんは“超”先輩」といわれウケてしまったワタシなのでした。“超”って。先輩を超越してるって・・・?ある意味年齢や性別さえ超越してるということなのかしら。微妙にかなしいような気がします。元旦からさっそく『2005年流行語大賞』が決定いたしました(笑)。
写真は顔見知りの女の子を撮ったら、幸福のあまり笑顔がバラの花になってしまいました。

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January 01, 2005

a happy new year!!

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