June 30, 2004

a wind has blown the rain away and blown

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今朝は雨がはげしくカミナリさえゴロゴロと。
昼過ぎには風が雨をふきとばし空はすっかり晴れわたり遠い西の方角に峰がくっきりと。
写真はマンション最上階の階段踊り場から撮りました。フォトジェニックではございませんですけれども。
渋谷区幡ヶ谷の空は意外に広くて(笑)。

ちょっと季節はずれですが、e.e.cummings「風は雨をふきとばし空」をくちずさんでみたのです。

風は雨をふきとばし空
をふきとばし木の葉を全部ふきとばした
そして木たちがのこっている ぼくはずいぶん
長く秋を
知っているのだと思うずいぶん

           (ところで風よ風よ風よ
言いたいことがあるのかね 誰か好きだったの
お前はどこかの花びらを
物を言わない夏からむしりとったの
            何とあきれた人だ
死の主人よ わたしのために残酷におどっておくれ
 空気の

最後の頭脳の中で最後の葉をまわりはじめさせよ
わたしたちが見たことのあるように滅亡の集まりを
見よう・・・・・・・・・・・・・風は雨をふきとばし

そうして木の葉と空と
木木がのこっている
   木木がのこっている 木木は
突如として月の顔を背景に待っているのさ

(藤富保男訳)

投稿者 orangepeel : 11:22 PM | コメント (0)

June 27, 2004

rain drops fallinig on my head

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PC関係のソフトを購入するため、大慌てで下北沢に。
途中、さりげなく窓を放ったフジ子・へミング邸からピアノが聴こえてきて。
ああ、生の本物だわ、得した気分だわと感激しつつ。

写真のキーホルダーは、新しくできた雑貨屋で買いました。

投稿者 orangepeel : 11:13 PM | コメント (0)

June 26, 2004

HAPPY MONDAYS

明日、返さなきゃいけないのにわすれていたビデオ24HOUR PARTY PEOPLE
大慌てで観ました。締め切りがせまっている仕事をかたわらに、気もそぞろで観たので、どこか予想していた感じとちがうような。
ひとりのTVマンの私的な話なのですね。ちょっと「ハイフィデリティ」みたい。
べズさんやニューオーダーのそっくりショーとしては、楽しめます。

投稿者 orangepeel : 12:37 AM | コメント (0)

June 24, 2004

みんなのうた

古書店のダンボールの掘り出しもの、といえば、こんな絵本はいかがでしょうか。

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“mon premier livre de chansons”EP盤の付録ありで、お得な気分。表紙絵は、JEAN COLINです。

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ミュージカル「王様と私」や「オクラホマ!」のスコアでおなじみのrodgers and
hammerstein
の楽譜。私はこのなかの“happy talk”をこっそり歌ってみるのです。といっても、「南太平洋」を観たことはなく、イギリスのパンクバンド,
the damnedのcaptain sensibleのソロアルバムで知ったのですが(笑)。
“song we sing”というタイトルの絵本。

投稿者 orangepeel : 12:23 AM | コメント (0)

June 23, 2004

HENRI'S WALK TO PARIS

PARIS IS COLOR PARIS IS SUNSHINE PARIS IS RAINDROPS・・・・・・・

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パリ近郊のちいさなまちに住むアンリは、パリに心からあこがれているのです。
ある日、おもいたって散策をこころみます、が。小鳥のいたずらでなぜかたどりつけない話。デザインは、SAUL BASS

この美しい絵本、10年くらい前かな、神田源喜堂書店の店先のダンボールのなかにみつけました。フフ、買い物じょうずなのです(自慢:笑)。

投稿者 orangepeel : 09:25 PM | コメント (7)

June 22, 2004

クチナシ

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台風がそれた今日の東京では、あちらこちらでクチナシが香ってましたね。
ベトナム大使館ちかくの渋谷区西原公園で花をおとしたのを拾ってきて。

投稿者 orangepeel : 11:29 PM | コメント (0)

June 20, 2004

夏の休暇

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ここのところ、かっこつけて(笑)フランス語のタイトルが続きましたが、わたくし、NHKラジオ「イタリア語講座」の表紙イラストをてがけております。7月号テキストがでました。

みなさんは、夏の休暇はどちらへ行かれますか?

投稿者 orangepeel : 10:56 PM | コメント (0)

June 18, 2004

portier

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夕方水やりをしたら、ごきげんな様子でつぼみがひらいておりました(ひときわ華やいで、フフ)。
しばらくは我が家の門番(笑)として愛想をふりまいてね、と声をかけ。

フランスの女流作家マルグリット・デュラスに「ドダン夫人」という小説がございまして。きむずかしい老女の門番と、若い道路清掃人の奇妙な愛の物語。

孤独な道路清掃人ガストンは、白ワインをひっかけて仕事をしています。陽気な歌声に道ゆく人や間借り人たちがわらいます。しかし、ドダン夫人は門番小屋にひっこんでしまいます。以下、一部引用させていただいて・・・・

****

 窓をあけるとドダン夫人は、水のいっぱいはいった鍋をとりあげ、テーブルをわきへ押しのけ、窓の片側の半身のうしろで待ちかまえる。ガストンは、いよいよ大きな声で笑いだす。何人かの通行人が、そんなふうに彼が笑うのを見、小学校の門番がおなじように笑うのを見て立ちどまる。道路清掃人が、いよいよぞんざいに通りを掃く。ドダン夫人は、依然として待ちかまえる。五番地の前に近づくと、ガストンは窓に近づく。ドダン夫人はなおも待つ。ガストンは上着を脱ぎ、身をかがめて、それを歩道の二メートルほどはなれたところに置き、今度は、両手を箒にしっかりかけたまま、じっと動かなくなる。
「さあこい」と、道路清掃人ガストンがいう。
 するとドダン夫人が、ひとこともいわずに彼の顔に、鍋の中身をまっこうからぶちまけるのである。
 するとガストンは笑いだして、サントゥラリー街の端から端まで聞こえるような大きな笑い声をたてる。ドダン夫人は、からっぽの鍋を置いて、外へ出る覚悟をきめる。見物しているみんなは無関心に、彼女はいつでもおなじ注意ぶかさをもって、じろじろとガストンを眺めはじめる。からだをふたつに折り曲げて、雫をぽたぽた垂らしながら、ガストンは腹をかかえて笑う。彼女は彼に、思うぞんぶん笑わせておく。腰に両手をあてて、彼女は、ほかのだれにも見せることのない目つきで、まるで母親が、それからまた恋に悩む女が、彼女たちの情熱と不安の対象を眺めるときみたいに、じっと彼を眺めるのである。ガストンがひと息入れると、彼女が落ち着きはらって通告する。
 「すこしはわかったろうよ。これで懲りなきゃ、今度は洗い桶だよ。」
 見物人たちは、ガストンに劣らずげらげら笑う。
 「なんにもわかるもんか」と、ガストンは答える、「おれはこいつが好きなのさ。」
 「じゃあほかの手を考えるからね」と、ドダン夫人はいう。「心配ご無用、ちゃんと考えだしてやるからね。」
 そうはいいながらも、いつとはなしに、哄笑が彼女にも伝染する。
 「そこのところがおれは好きなのさ」とガストンはいう、「あんたはそうやって、あらゆる手を考えだしては、これでもかこれでもかとみんなをこまらせるんだ。」

短編集「木立の中の日々Des journees entieres dans les arbres」(1954,Gallimard)にはいっています。

投稿者 orangepeel : 11:16 PM | コメント (0)

June 17, 2004

deracine

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玄関先のゼラニウムの鉢植えに、なぜか咲くはずのないキキョウ(?)がつぼみをつけているのです。
どこかから飛んできた種が根をはっているのでしょうか。
なにが不満なのか、ぱんぱんに頬をふくらませています、
居候のくせして、ね(笑)。

投稿者 orangepeel : 09:56 PM | コメント (0)

June 15, 2004

L'ecume des jours

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投稿者 orangepeel : 11:35 PM | コメント (0)

June 14, 2004

URASHIMA TARO

竜宮城Coral Palaceの入口のようなお寺。

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東京都中野区のとてもマイナー(失礼・・)なお寺ですが、映画「ロスト・イン・トランスレーション」のワンシーンにでてきたそうですよ(ああ、私はまだ観てないのです・・・・)。
丸の内線(あるいは、大江戸線)中野坂上駅、梅雨の晴れ間の途中下車です。

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June 12, 2004

LES BELLES IMAGES

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Eleanor Roosevelt

昨日観た映画で思い出したのは、ウディ・アレンの「インテリア」(1978)です。こちらは、インテリアデコレーターの完璧主義者の母親とそれをとりまく三人姉妹の物語ですけれども。父親に好きな女性ができてしまう、この設定が「阿修羅のごとく」とちょっと似たかんじで。一家は知識階級のスノッブですが、父親の愛人は音楽がかかると陽気に腰を振り出してしまうようなヴァンプ、母親とはまったく違うタイプで・・・・。

それで、また思い出したのが(笑)、シモーヌ・ド・ボーヴォワールの小説「美しい映像」LES BELLES IMAGES(editions Gallimard,1966)です。有能な夫とかわいい子供にめぐまれ、さらに広告代理店でコピーライターのキャリアをもつ主人公。完全な幸福にいる彼女はじつは、幼い頃から、知性とエネルギーにみちあふれた母親のイメージのなかで育てられてきていて。しかし、その母が父にすてられ取り乱し、現実が予想どおり(思い描いた美しい映像どおり)には行かないことが判明して。

母を評して、主人公の夫がそっと耳打ちするセリフ。
「君のお母さんは、ミス・ユニバースよりも頭がよく故ルーズベルト夫人より器量がよい、だから自分はすべての女性に優っていると信じているんだからな」

ところで、気になるルーズベルト夫人の器量のほどとは・・・
フランクリン・ルーズベルト第32代大統領ファーストレディというだけではなく、世界的な平和活動家としてアメリカでもっとも尊敬されている人物のひとりだそうです。

投稿者 orangepeel : 09:03 PM | コメント (0)

June 11, 2004

comme a la radio

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片付けなければいけない仕事がたまっているのに、こんな雨の日はついつい、ダラダラしてしまうのです。
それでも、大雨の中を用事をすませるために町にでて、ついでに新作ビデオを借りてまいりました。向田邦子原作「阿修羅のごとく」森田芳光監督です。今をときめく魅力的な(さまざまな世代の:笑)女優さんが四姉妹を演じてますね。四姉妹の物語といえば、谷崎潤一郎の「細雪」や金井美恵子「恋愛太平記」など、“女はうまれたときから死ぬまで女”というテーマが共通してます。そして、それを象徴するセリフは最終的に男性によって語られてますね、当惑と賛嘆をもって(笑)。

あ、私の大好きな地蔵のある二股に分かれる辻、さりげないキーワードのようにロケーションされてました。
テーマ曲は、ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」。ピエール・バルー作。

投稿者 orangepeel : 11:08 PM | コメント (1)

June 10, 2004

中野通り、24時

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street sweeper(イギリスcorgi社のミニチュアカー)

毎日23時30分〜24時頃に、東京都から委託された道路清掃車が窓の下の中野通りをゆっくりと過ぎてゆきます(すいません。もちろん、コーギー社のミニチュアカーのデザインとは異なります)。もしかしたら、朝方の4時頃にもくるのかな。ねむれなくて、ベッドをぬけだし日記などを綴っているときや徹夜仕事の夜明けに、しずかに水を吹いていたときもあったから。
イメージでは、アスピリンを溶かした石鹸水を撒いて、黎明のアルペジオをかなでる夢の車。
食欲のはげしい私は、道端に摘んだクレソンのサラダを朝食に妄想するのです。

投稿者 orangepeel : 11:27 PM | コメント (0)

June 09, 2004

あじさい通り

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上:あじさい。
下:バーバーの店先のゼラニウム。
いずれも中野区中央、丸の内線中野坂上ちかくの名もない小さな路地にて。

実家に向かう途中で撮りました。母の手料理をつまんでいるうち日も暮れ、また雨が降り出して。
雨を待つ花もあれば、夏の喧騒を期待する花もありますね。

投稿者 orangepeel : 11:36 PM | コメント (0)

神様・・・☆

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まじめで温厚、が私のパブリックイメージでしょうか、いえ、どうでしょう(?)。
ぬいぐるみの愛息子、クマのホワイティです。世の中の理不尽(笑)にブーブー言う私を、日々なぐさめてくれるのです。

投稿者 orangepeel : 02:15 AM | コメント (0)

June 07, 2004

Melody

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イギリス映画「小さな恋のメロディ」のサントラCDスリーブです。こどもの頃(笑)からの、わたくしの愛聴盤。ビージーズやクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのステキなソングライティングに満ちあふれています。

投稿者 orangepeel : 11:40 PM | コメント (0)

June 06, 2004

From my window

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朝からいちにち、雨にけむる日曜日。
霧のようなつめたい空気と、黄色いトランペットや用をなさない窓の日除けが対照的で。
どこか人恋しいかんじですね(笑)。

投稿者 orangepeel : 10:32 PM | コメント (0)

BOXER

金曜日はひさしぶりに街に繰り出して(笑)。週末というかんじでたのしかったです、けど。
新しい靴をおろしたら案の定、靴擦れになってしまいました。

土曜日はまたバスにのって郊外にでかけました。痛みにたえた、バンドエイドにまみれたボクサーの手指のような足指が、またまた新しい靴のなかで悲鳴を上げておりまして。でも、そのうち慣れてくるのです、なにごともなかったように、偏平足とオシャレなふり(笑)をした靴がなかよしになっていくのです。私の浅い経験からして。

カラッと晴れたスガスガシイ日。

投稿者 orangepeel : 02:49 AM | コメント (0)

June 03, 2004

ALEXANDER GIRARD

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(上)ブランドのバッグもステキですけれども、消費者としての私は実用主義のオヤジあるいはオバチャン。買い物の際に本やネギやスケッチブックなど、あらゆるものを突っ込めるユニクロのトート(alexander girardのプリント付き)を愛用しております。顔をのぞかせているのは英国ハロッズデパートで購入した、ドアマンを模した折りたたみ傘。こちらも長年愛用。もうすぐ雨が気になる季節ですね。
(下)alexander girard「designs for herman miller」(A Schiffer Design Book,1998刊)

*アレクサンダー・ジラード:ハーマン・ミラー社のもと、1950年代から60年代にかけてレストランや航空会社などの家具・ファブリック類で活躍したテキスタイルデザイナー。

投稿者 orangepeel : 11:14 PM | コメント (0)

June 01, 2004

地蔵&GAS

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まちのちいさなGAS STATIONシリーズ。
世田谷区松原の羽根木公園ちかくの住宅街です。
東京の区分地図などをながめていると(わたくし、地図マニア&プチ、コレクター・・でも方向音痴)、ガソリンスタンドは、その使用目的をかんがみて、二股にわかれてる道や三叉路〜五叉路のような場所の中洲につくられてますね。車の出入りがしやすいように。そして、かつてより田舎のそんな場所にあるもので、旅人の道しるべであるお地蔵様。写真は、現代と古代の生活の象徴が合体してます(笑)。だから、勝手におもしろがっているのです。

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井の頭線「東松原駅」南、大きめの緑色の部分が羽根木公園です。
手元にある古い世田谷区の地図を確認しますと、羽根木公園は昔はちょっとした山(笑)、ガススタンドがあるあたりは、雑木林のなかを川や古道が交差していた、今とかわらない複雑な道すじでした。

投稿者 orangepeel : 11:11 PM | コメント (0)