February 29, 2004

武田百合子

はじめてイギリスに旅行したとき、飛行機の中で、武田百合子「犬が星見た」を読んだのです。ひとり、大笑いをしながら・・・。「犬が星見た」は、ロシア旅行記ですが。

「富士日記」はたびたび読み返します、日記文学好きなものですから。
たんたんと、ユーモラスに、夏の別荘生活を綴っているのに、どこか、終末へのかおりがするのが印象的です。

文藝別冊「武田百合子」(河出書房新社)を、きょう、買いました。
武田泰淳が、百合子さんをモデルに書いた「もの喰う女」は何度読んでも、せつない。百合子さんの無邪気で、しかも妖しい魅力がいとおしいのです(私、信奉者ですからね)。

投稿者 orangepeel : 03:07 AM | コメント (2)

February 27, 2004

はっぴいえんど

そして、わたしは「風をあつめて」を聴きたくなるのです。
ポータブルプレイヤー(笑)の針をとりかえなきゃ・・・・。

投稿者 orangepeel : 10:29 PM | コメント (0)

タイトルで切なくなる

The Chang「DAY OFF 」を最近よくきいてるのですが。
CD自体は、もう、ずいぶん前のもの?

「春一番が吹いた日」とか、「今日の雨はいい雨だ」とか、好き。

投稿者 orangepeel : 12:02 AM | コメント (1)

February 25, 2004

Nipped in the bud

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きょうは、沈丁花がつよい香りを放ってましたね。

春が近づくと、くり返し聴きたくなるアルバムがあります。
「NIPPED IN THE BUD」、つぼみのうちに摘み取る?どこか皮肉なタイトルで。
YOUNG MARBLE GIANTS、THE GISTそして 、WEEKENDのコンピレーション(といっても、それぞれメンバーがかぶっている)です。昨日の続きではありませんが、私は、この中のTHE GIST「LOVE AT FIRST SIGHT」が大好き。列車からおりてくる見知らぬ女の子に、ふと、ひとめぼれしてしまう詞。心臓がとびだしそう。魂は、君にむかって走り出す。フィリップとスチュアートのモクサム兄弟がつぶやくように唄っています。なのに、最後のフレーズが「いんちきな心が血を流すことほど僕の好きなものはない」だなんて・・。何年か前にロンドンのクラブでスチュアート・モクサムの看板を見かけたので、今でも活動中なのですね。

写真は、ジャケットの一部です。
WENDY SMITH(PREFAB SPROUTのメンバーでもあり)のイラストレーションによるもの。どこかのどかな水彩の色味と、しかし春の陽気のうらにひそむ悪魔のささやき(!)をおもわせようなるカリカリとしたペンのタッチがたまらなく好きです。
ついつい、ひきこまれてしまうのです。

1983年、Rough Tradeから。

投稿者 orangepeel : 06:47 PM | コメント (0)

February 24, 2004

Love at first sight

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表紙を描かせていただいた本が今日、届きました。

さっそく、「本当の自分はどんな顔?(他人から見たあなたはこんな人)」をおそるおそる調べてみたのです。
私のパブリック・イメージとは、以下だそうです。

「あなたは、場の雰囲気を華やかにする素質をもっており、他人からは『明るく親しみやすい人』という印象をもたれているに違いありません。第一印象では、自分が思っている以上に好印象を与え、仮に相手が異性なら、一目ぼれされる可能性も大きいといえます。また、その性格からかもしだされる印象のよさは、あなたが不機嫌で怒っているようなときでも、まわりが気づかないことがあるほどです。」

ホントにぃ?ホントにぃ?!
(と問いかけても、まわりに誰もおらず・・・・)
とても、いい気分になりましたので、まるまる引用させていただきました(笑)。
私ほど、とっつきにくく気難しい頑固者はいない、と思っておりましたのに。

一目ぼれ(!)って、ワタクシがひとめぼれすることは、多々ございますが・・・・。

でも、ほら、帯には「気づかなかったもう一人の自分に出会う驚き・・・!!」のコピーが(喜)!

性格判断とか占いなどは、ひとに夢と希望をあたえてくれるものなのですね・・・。浅野八郎著「性格テスト」、河出書房新社から。KAWADE夢新書シリーズの新刊です。書店で見かけたら、ぜひ、手に取ってみてくださいませ。

投稿者 orangepeel : 08:44 PM | コメント (2)

February 22, 2004

ただいま、撮影中!

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写真は、本日行われた、CM撮影風景です。
私は、3パターンのキャラクターに扮する女優Mさんの背景を描きました。
(女優M、って、もったいぶって、すいません・・・、
ワタクシにも製作者のひとりとして、守秘義務がございまして・・)

実は、このCM、TVで放映されるものではなく、イベント会場で流されるものです。

投稿者 orangepeel : 11:31 PM | コメント (2)

撮影待ち

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投稿者 orangepeel : 11:00 PM | コメント (0)

風のにおい

このあいだの季節の変わり目は、あまり気がつきませんでした。

きょう、近所を散歩してたら、顔にあたる風が、春のにおいがしました。てくてく歩けば、ちょっと汗ばむ陽気でした。

風のにおいがわからなくなるのはいやなのです。
それは、とても、こわいことなのです。

投稿者 orangepeel : 12:28 AM | コメント (0)

February 20, 2004

フランソワ・トリュフォー

そういえば(唐突!)、結婚の誓いは、「死がふたりをわかつ」までですが、ほんとに愛し合っていれば、たとえばどちらかの不実によって生き別れるより、突然訪れる永遠の別れのほうがつらいのじゃないか、神様は勝手なこと決めてるわ、といい年をして甘酸っぱいことを考えているわけです(笑)。

本日付朝日新聞の「天声人語」によると、フランスでは、死者との結婚が認められているそう。先週、ロイターが伝えた、18ヶ月前に事故死した恋人と結婚した女性のコメント、「彼が死んでも、私は彼と分かち合った価値観を大切に思っている」。

記事では、「結婚こそは人間がなし得る最大の探検旅行・・」というキェルケゴールの言葉を引用していますが、愛の国(!)フランスの映画作家フランソワ・トリュフォーのアントワーヌ・ドワネル物なんか、まさに冒険をえがいていて、楽しい(?)シリーズですよね。そのもの、ずばり「家庭」というタイトルもあります。
オススメですわ!

投稿者 orangepeel : 08:17 PM | コメント (0)

February 17, 2004

春一番

先日、ガラス窓を揺らした風は、春一番だったのでしょうか。

風がつよい日には、詩をかかない、と言ってた詩人がいました。
「鎖骨がはずれ、関節が乾いた音をたて振動するから」だそう。

なんだ、詩人といわれる人も、霊感が天候に左右するんだ。

しかし、私は詩人ではないから、
気をふるいたたせ仕事にとりかからねばなりません。
今日は、徹夜になりそうです。

投稿者 orangepeel : 09:17 PM | コメント (0)

February 12, 2004

BEN NICHOLSON

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とても晴れていたので思い立って、ひさしぶりにちょっと遠出をいたしました。

昨年の10月にオープンしたばかりの神奈川県立近代美術館・葉山館へ、ベン・ニコルソン展を観に。
渋谷から横浜、はじめて「みなとみらい線」にのりました。車内アナウンス、うるさくないですか(笑)。英語バージョンなんか、すごい得意げだし、運転士さんまで、「機長は加藤、副機長は高橋です」的な、まるで異国へのフライトをご案内!みたいで、ちょっと笑った(けど、ちょっとワクワクした)。その後、横須賀線で逗子へ。逗子駅から、バスで葉山御用邸近くの美術館です。

ベン・ニコルソンは、20世紀イギリス絵画を代表する画家です。
半具象と抽象のはざまを行き交う作家、ということですが、今回、観て思ったのは、「近くでみると具象、遠くでみると抽象」(笑)、という感じでしょうか。もう、10年ほど前、東京で観て以来、カタログをながめる日々だったのですが、あらためて実物に接すると、「あー、ここ鉛筆でクリクリ塗ってるー」というのがわかったりして、ベン(呼び捨て!)の息づかいまで感じられるようで、やはり、生(!)はいいですねー。

お気に入りは、「moonrise(月の出)」、「ice−off−blue(氷−褪せた−青)」、「violet de mars(火星の紫)」etc。タイトルで気になられた方、絵の印象は人さまざまですし、私ごときの解説より、5月29日〜7月25日、東京ステーション・ギャラリーに巡回するそうです、ぜひぜひ足を運んでみてくださいませ。

海岸も、歩いてみました。ベンの描く風景に同化して。

海岸線を走るバスの窓に臨むのは、沈みかけた夕日が冬の海原にキラキラと輝く景色。うっとりと帰路についたのでした。

投稿者 orangepeel : 09:01 PM | コメント (0)

February 09, 2004

川沿いの風景

川のそばには、工場街や倉庫街があります。

川のむこうには、ポツンとサンドウィッチ屋があります。
魚肉ソーセージや湿気てそうなクラッカーの箱が埃まみれに棚に並んでいます。ガラスケースの中の売れ残ったチーズサンドやコンビーフサンドが、やけにボリューミーなのは、お昼に繰り出す労働者向けだからなのでしょうか。ちょっと裏に入ると、素敵な(笑)飲み屋がならんでいます。「やすらぎの店」「梨楽巣(リラックス、って読むの?)」、やる気のないメニューを見ると、お茶漬けやおにぎり等、炭水化物系のみで。でも、月に一度くらいは、ここで労働の後、ビール一杯でボヤいてみたいのかな。
中野区と杉並区の国境(?)あたりで、本日見かけた、ちょっと懐かしい感じのする川沿いの風景。

投稿者 orangepeel : 10:21 PM | コメント (0)

ROLLING STONE・・・

私は今日、地味ーに、近所のお寺や神社をめぐって散歩しました。
うちのまわりは、意外に、ここは東京?渋谷区?ってな古くさい町並みが多くてたのしめます。「東京人」で特集してた失われた風景、ここにございますわよ!!って感じです。
久しぶりに神田川を見に行ったのですが、堰で鴨がくつろいでいて、「当分、鴨つくねは食べられませんな」と思いつつ、澄んだ水の底をながめていたのです。ん?あの苔むした石、なんか猫のかたち?「ひゃーーーーっ」、私、叫びました。井の頭公園からの冬の冷たい湧き水ゆえ、冷蔵化して腐敗せずに石像となった、ねこ・・・・。
アーメン。

川底で、かたちをのこしたまま、不在となるのはいやですね。
私は、ものをつくるなかで、高揚したく存じます・・・・。
って、かっこいいこと言いたいですね。

投稿者 orangepeel : 12:12 AM | コメント (0)

February 08, 2004

ソースから入る。

豚肩ロースのかたまり肉を買ってきて、丸ごと煮豚にするのが好きです。

安い日本酒や、醤油、長ネギ、生姜などの凡庸な材料とともに、お鍋でコトコト煮るだけで、簡単ですし、非常においしい。火にかけながら、多少の作業(イラストにトレペをかけたり、宅急便の原稿の集荷を待ったり)もできるのです。

送られてきた掲載誌に、とてもおいしそうなソースのつくり方が(肉料理にも意外に合う・・)出ていたので、ソースをつくってみたいがために、煮豚にしました。

音楽の聴き方でも、そういうのって、ありませんか?
私が通っていた高校では、お昼休みにロックがかかったりしていたのですが、音楽好きの男子が「この曲、このあとのベースがかっこいいんだよ!ほら、ここ、ここ!」と興奮していて、まわりの誰の反応もなくて、おかしかった。私は、こっそり心の中で「うーん、そうそう」とうなずいていました。
そのベースが聴きたいがために、何度も耳をこらしてしまう。

私は、あるモチーフやキーワード(たとえば・・・・、たとえばですが「水差し」「蟹」とか・・)を勝手に設定してイラストや、ひそかに書きためている文章などで、マイワールドを構築するのを楽しんでいます。仕事にもいかされていますでしょうか。依頼されるイラストのテーマって、さまざまですものね。

ところで、そのソースなのですが、あまり、肉料理とは合わなかった(なんか、そういう予感はしました・・・)。むしろ、温野菜や野菜スティックのディップによろしいでしょう。
煮豚には、和からしや酢醤油をつけていただくのが大変おいしゅうございます。

投稿者 orangepeel : 07:02 PM | コメント (0)

(無題)

今、小沢健二を聴いてて、なんか、懐かしいというか、胸キュン?(死語?)な気持ちになって、思い出すのは、ジャンゴ・ラインハルトのギターです。明日、ウディ・アレンの「ギター弾きの恋」のビデオを借りてきます、何度も観てるのに。まあ、いいじゃないですか、ねー?

今日は、遅いので、ここまで。

投稿者 orangepeel : 03:11 AM | コメント (0)

February 06, 2004

タイムトンネル

地下鉄都営新宿線は、まだ古い車両を使っているのでしょうか?

今日、窓枠に年代物の落書きをみつけました。
カッターかシャープペンシルで、きりきりときざみつけてあった。
好きな子の名前?とか「YMO」とか「パンツ見える」(笑)などの文字が読めました。

かつて、これを悪戯した人(たぶん今は、充分いい大人)が、今、たまたまこの車両で、この窓際でこれを見つけたらおもしろいでしょうね。

ホロ苦い?気持ちに戻れるのかな。

投稿者 orangepeel : 07:48 PM | コメント (0)

February 05, 2004

ネオン看板

雑誌「東京人」200号記念で、東京の失われた風景の特集をしてましたね。アドバルーンとか、路地裏のポリバケツとか。

敗戦後から高度経済成長期にかけて、しだいに街頭をにぎわせはじめたネオンや看板。
東京(日本)の悪趣味を代表するイコンですが、私は、大好きです。亜細亜人の生命力というか、笑われても、ヘーキ!みたいなふてぶてしさというか。これはこれで、スタイルなのよ、って感じで。あこがれと不遜と、複雑な。

実は、当サイトのトップ・ページのイラストは、そんな昔懐かしい電飾看板をイメージしております。かつて、山手線の車窓から垣間見たものや、ビルの谷間で見上げたもの。勝手にそんなつもりでたのしんでいるのです。
こんなつたないFLASHも、カワイイ?自己満足ですが。

ちなみに今回は、ヴァレンタイン・ヴァージョンです。

いかがでしょうか?

投稿者 orangepeel : 10:55 PM | コメント (0)